2006/10/31(火)

『法人の設立』

快晴の朝です。

昨日は、現在個人事業で飲食店を経営されている方がこの度発展的に法人にしたいということで知人を通じて紹介いただいた方と、法人設立等についての打合せを実施。

役員の定数や監査役設置の有無及びどなたが役員及び株主になったらいいのか、さらには、決算日は業務の内容を見ていつが適切か等々について説明させていただいたところです。

会社の設立は1週間もあればできてしまいますが、設立後の運営に支障を来しては意味がありません。決定すべき事項を熟慮した上で設立をしたいものです。

2006/10/30(月)

『経営革新セミナー開催間近』

今月も残すところ、あと2日。

あと2ヶ月で新しい年であります。

来年に向けて、いろいろな計画をそろそろ立てなければならない時期となりました。

当事務所では、11月16日に、恒例の経営革新セミナーを開催いたします。

自社の現状を見つめ直し、今後どうあるべきか、また、どうしなければならないかということについて、一緒に考えていただくひとときとしたいと考えております。

講師は、長岡市の中小企業診断士の中村公哉先生と私がつとめさせていただきます。

中村先生は、県内企業の経営革新の承認に経営革新のシニアアドバイザーとして全面的にサポートされ、多くの実績を残されている方であります。いろいろな承認事例をご紹介いただき、自社でもやってみようというきっかけにしていただければ幸いと考えております。

大変評判の先生で、当事務所のお客様企業にも数多くサポートいただいております。

セミナー詳細は、上記のバナーをクリックして下さい。

昨日も、このバナーから、セミナーの申込をいただきました。

どなたでも、ご参加いただければ幸いです。

必ずや、貴社の業績の発展に貢献できるセミナーと革新いたします。

2006/10/29(日)

『この街に住んで本当に良かった』

昨夜、町内の集まりがあり会議。その後懇親の場がもたれました。

普段、顔を合わせることがあっても、なかなか地域の諸問題やこれからの街の将来について語り合うことは少ないものですが、昨夜は、いろいろ酒もてつだってか、貴重な意見交換の場となりました。

この街に住んで本当に良かった、と思いたいということが共通の願望です。

2006/10/28(土)

『色が伝える意味・・・』

昨日、とあるセミナーに参加した際、講師より、このセミナーの雰囲気を和らげるため参加者同士で名刺交換をしてくださいとのことで早速実施。10名弱の参加者同士でありましたが、予定した時間をオーバーしてしまうほどの盛り上がりとなり、その後のセミナーが和やかな雰囲気で開催されたことは言うまでもありません。

これも、講師のセミナーノウハウの一つだと痛感したところでありました。

その名刺交換させていただいた方の中で、カラーコーディネーターの方がおられました。

いろいろ、色について話しているうちに、私自身が緑にこだわり緑に愛着を持っているという話に・・・。

その方曰く、緑は、具体的には草原などを連想させ、平和・安全・新鮮などの意味もれんそうさせるとのこと。

何気なく無意識に緑色に愛着を持っていたわけですが、そういわれるとなるほどなあという感じでありました。

今、こうして書き込んでいる文字も緑色であります。

ちょっと気になり、ネットで色の意味について検索してみると、同じ緑系統でも、微妙に違うようです。

ちなみに、

黄緑・・・平和・青春・明快

白緑・・・希望・明快・清涼

深緑・・・森林・深遠・陰気

青緑・・・沈静・深遠・厳粛

今後、深緑と、青緑は避けた方がいいようです。

2006/10/27(金)

『なるべくしてなしえた業績』

昨日は、お客様企業へ訪問し、決算の報告を実施。

1年前に計画した通りの売上高の達成と共にその計画以上の利益の確保でありました。

なるべくしてなしえた業績であります。

それは、目標だけでなく、それを達成するための具体的行動を掲げ、着実に実施すれば自ずと結果はついてくるもの。

社長はじめ社員の皆さんの行動力は、素晴らしいの一言です。

今年度も、ぜひ、目標達成を・・・。

2006/10/26(木)

『スピード』

机の上を整理していたら、まだ定期配送のビニールの封も切られていない専門誌「日経ベンチャー」6月号を発見。おくればせながら開封し読み始めることに・・・。

その中で、“「待たせない」とここまで強い”という特集記事が目にとまり早速通読。

6事例ほど紹介されている中の一つが、岩手銀行。普通、銀行は待ち時間が長いというのが相場。この岩手銀行では、カウンター内では、スタッフが全員立ったまま対応しているとのこと。その結果、作業がおもしろいように流れるようになり、顧客の待ち時間が平均12分29秒から6分9秒に激減。そのため、お客様から便利になったと好評だとか。バックヤードのスタッフも立って業務。単純業務の効率化で時間のできた行員は、融資相談などの顧客と話す時間を増やし、ビジネスチャンスの拡大を図っているそうです。写真を見ると本当に椅子らしきものがどこにも見えません。

もう一つ。“客を待たせないタクシー会社、配車回数が10年で3倍強に”という神奈中ハイヤー。どう考えてもダメ会社でした、と栗崎社長は同時を振り返っています。「電話をかけても出ない」「予約したタクシーがいつまでたっても来ない」ということで、お客様の会社には「すぐ来ないタクシー会社」というリストの中にかかれているものをみつけ、恥ずかしい思いをしたこともあるとか。ところが、昨年の配車本数は187万本。93年に比べ3倍。営業地域のシェアも12%から20%上昇。不景気と規制緩和による逆風にさらされている業界では異例の成長ぶり。この成長の鍵は、徹底して客を待たせない仕組みを作り上げたことだとのこと。この会社の得意先として登録済みの顧客は、電話でタクシーを呼ぶときも、自分の名前ゃ住所を告げる必要はない。電話をかけるだけで、最も客の近くを走っているタクシーがすぐに駆けつける。このスピードか客の支持を集め、現在20万人を超える顧客が登録している。「3丁目の栗崎だ。一台頼む。」で、ガチャン。それですぐだれか分かって迎えに行ける。それがほんとうの サービスと考えているとか。顧客から電話を受けて行き先などのやりとりをしてその電話を切るまで一件あたりの平均通話時間も約3分から45秒に短縮したとか。

当事務所も、サービス業。サービス業の原点を学んだ気がいたします。

2006/10/25(水)

『損益と資金繰り』

企業は営利を目的にしているわけですから、当然利益を出さなければなりません。

すなわち、《売上−原価・販売費等の費用》が、プラスにならなければならないわけであります。

しかし、今月100万円利益が出たからと言って、その利益としての100万円が現金預金としてあるとは限りません。いや、ないケースの方が多いのではないでしょうか。

利益を出すと言うことは当然ですが、キャッシュフローを重視した心がけなければ企業の永続発展はあり得ないと言うことになります。

そこで、次の項目等を調べながら、自社の損益の仕組みとお金の流れを今一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。

@自社の年間売上はいくらか。A自社にとっての変動費は何か。B自社にとって固定費は平均いくらかかっているのか。Cその固定費のうち、人件費はいくらか。D毎月の月掛け預金はいくらか。E毎月の借入金の返済はいくらか。F売上代金の現金化までの平均日数は何日か。G仕入代金の現金支払いまでの平均日数は何日か。H在庫は今いくらあり、適正在庫はいくらが理想か等々。

上記は、今月新たにお客様となられた会社の社長に対して資金繰表作成についてのポイントを先日話させていただいた事項であります。

2006/10/24(火)

『サプライズ戦略』

今朝は雨の朝です。

昨夜発表された、ソフトバンクの孫社長の会見には本当にびっくりでありました。

ソフトバンク間の電話の通話は無料となるとのこと。基本料金も2880円。夕方6時30分の発表までは一切情報が漏れないようにされたとのこと。

サプライズ戦略の結果がどう出るか楽しみであります。

2006/10/23(月)

『心も、身体も、経済的にも・・・』

今朝は、大きな大きな太陽が山あいからゆっくりとゆっくりとのぼる景色を久しぶりに目の当たりにすることが出来ました。

というのも、昨日は、午後から、元氣会計人になろうということを提唱している福田茂夫先生を足利よりおいで頂き、先生のセミナー受講者のフォローアップセミナーを開催していただき、全員でホテルに宿泊しての今朝の元氣玉づくりの朝の散歩を実施したおかげであります。それにしても燕の大曲の河川公園での散歩は最高でありました。

そのセミナーは、三条のリサーチコアの会議室を借りての開催。参加者は過去福田先生のセミナーに過去参加した県内の会計事務所職員20名弱。

当時参加した際の思いがまたよみがえったようです。

http://www.genkidama.jp/tusin.html

社長が元氣になれば会社は良くなる。そのためには、我々も元氣会計人にならなければ・・・。

企業経営には、心も、身体も、経済的にも元氣が必要であります。

2006/10/22(日)

『心がきれいに・・・』

昨日は、日本を美しくする会・燕三条掃除に学ぶ会に参加。当事務所は事務局を担当。

昨日は、県立燕中等教育学校で実施。総勢86名の参加でありました。うち、生徒さんは21名であります。当事務所は私を含め5名での参加でした。

トイレ掃除を素手で行うのですが、掃除が目的ではなく、掃除に学ぶことが目的であります。そのため、ボランティアはありません。事故の心を磨くための会であります。

いつも楽しみにしていることは、掃除の終了後に行う各班からの代表の体験発表です。

昨日もかんどうの連続でありました。

次はある生徒の発表の一部です。「トイレ掃除をしたら心がきれいになった気がしました。」「トイレが本当にきれいになってかわいくなりました。そのトイレを自分だけのものにしたいと思いました。」「気持ちもすっきりしましたが、掃除前の荒れた手が逆にきれいになりました。」「最初、便器に手を入れるのは勇気がいりましたが、終わってみると、本当に楽しかった。」

次回は、11月19日の日曜日の午前、三条市の第二中学校で実施です。参加費は、ジュース代を含め300円。どなたでも大歓迎ですのでふるってご参加を。問い合わせは当事務所まで。

2006/10/21(土)

『意思判断を・・・』

自身が勤める会社の業績が良くなってほしいと思うのは、一人の例外もなく全ての社員が考えることです。

会議の場でも、ああすべきだ、こうすべきだ、というものの、言うだけで結果的にはおわり。

次回の会議でも、その繰り返し。

ぜひ、具体的提案内容を文書化し、形にしよう、そして、その提案に対してトップから会社としての判断を一定期限までにYESかNOの意思判断をしてもらおう・・・。

以上は、昨日訪問させていただいたお客様企業での話です。

2006/10/20(金)

『タクシー代行』

飲酒運転事故があれほど報道されても、不祥事が後をたちません。自分だけは大丈夫・・・という甘えがいまだにぬぐいきれない考えの結果なのでしょうか。

先日、普段とは違った場所で宴席を伴った会議の帰路、初めて使うタクシー代行に乗る機会があり、運転手さんと何気なく会話。その際、代行料金の話に。なんと、この会社の代行料金は、タクシー料金と全く同じだとか。人件費が2倍になるのに経営が成り立つのかと思っていたところ、昨日、市内のタクシー会社の状況をお聞きしたところ、なんとタクシー料金より安いとのこと(基本料金程度であれば割高)。

タクシー代行を使わない手はないというものですね。

2006/10/19(木)

『プラス発想』

先日、町内の会合があり、その際の参加者の一人の60歳代の方の話です。

その方は、昨年、突然の病で緊急入院されたのですが、奇跡的に助かり後遺症は残っていますが、元気になられた方であります。

ところが、先日の会話の中で、数ヶ月前にも他の病気で入院し手術をされたとのこと。

ご本人曰く、「歳を取って病気すると体力がなくなりなおるものもなおらなくなる。今の若いうちに病気になっておけということだろうから今回病気になって良かった」と。

普通であれば、何で立て続けに病気になるのかと落ち込むところでありますが、逆のプラス発想。なにごとも、この方のようにプラス発想思考で、とらえたいものです。

2006/10/18(水)

『電子申告の積極的推進』

現在、国税庁では、電子申告・納税システムを積極的に推進しています。

昨日の税理士会三条支部例会の際に三条税務署長じきじきに電子申告の積極的推進をお願いしたい旨の挨拶がありました。

かねてより、電子申告の推進普及のために現在の仕組みを改めるところは改めるという方針の中で、来年1月より納税者の電子証明を省略する(住基カードは取得しなくてもよくなる)との報道がなされていましたが、昨日、署長より、同様の話をいただいたところです。

ますます、電子申告がしやすくなるかたちとなります。

当事務所としては、現在、100%電子申告とする方針で進めています。

2006/10/17(火)

『金融機関との交流会』

今朝は、本当に寒いくらいの気温です。

おそらく、日中は最高の天気になるのでは。

昨日は、私どもTKC三条ブロックの会員とこのブロックエリアの第四銀行さんの融資担当者の方々との交流会を開催。

参加いただきました、第四銀行見附支店、今町支店、加茂支店、三条北支店、三条東支店、三条支店の各融資担当の皆様本当有り難うございました。

我々TKC会計人と、金融機関とは立場こそ違いますが、目指す目的は共に地域の中小企業の永続発展であります。

本音で意見交換が出来、意義ある交流会でありました。その後の懇親会でも意気投合(!?)し、熱く語りあったほどであります。参加いただいた皆様、本当におつかれさまでした。

2006/10/16(月)

『感性を磨く』

爽やかな朝です。

当事務所には、毎月「劇団四季」の月刊機関誌「ラ・フルプ」が毎月届きます。

10月号には、「異国の丘」の全国公演がいよいよスタートという特集記事がくまれています。

あらすじは、下のアドレスをクリックして見てもらえればと思います。

http://www.shiki.gr.jp/applause/ikoku/index.html

ぜひ、若い世代に見てほしいというミュージカルだとか。

アクロバティックな「エア・ステップ」は劇団四季のダンサーでなければおそらく出来ないと思われるスーパーな踊芸だとのこと。

ぜひ、本物のミュージカルを見て感性を磨きたいものです。

 

今週も、がんばりましょう!!

2006/10/15(日)

『自己ピーアール』

今朝の新聞折り込みチラシの中からなるほどなあと思ったチラシを発見しました。

美容院のチラシであります。

その美容院のコンセプトは、そのチラシに「髪に優しく人に優しく」をテーマにしていると書かれています。その説明書きがあり、「お釣りは常に新券でお返しいたします。お財布の中までピカピカに・・・」と。

髪だけでなく、財布の中もきれいにといううれしい心遣いですね。

さらに、10いないのスタイルも保証期間を設けていると書かれています。

いずれにしても自己ピーアールは、大事なことであります。

2006/10/14(土)

『よかれとしてしていること・・・』

企業経営にとって社長の仕事は、やることを「決定」すること。「やり方」によって会社の運命が決まるわけではなく、「決定」大事といわれます。そして、社員の一番大切な仕事はその決定に従って「実施」すること。

まさにその通りではないでしょうか。

会社のトップと社員が意思疎通をはかり日々の仕事を進めていかなければならないのは当然の話です。

昨日、あるお客様企業へ訪問。専務さんと幹部の方との会話を聞かせていただく時間があり、その際に新たな発見がありました。

会社としてトップが社員の仕事がしやすくなるようにと考えて行動していることが、逆に社員の行動がしにくくなっているという事柄がその会話の中であったしいあことにお互いが気づいたことであります。

いかにコミュニケーションが大事かということでしようか。

時には、ノミニュケーション(宴席を伴った懇親)も必要のようですね。

2006/10/13(金)

『役員の退職金の準備方法』

次も先日のお客様企業(有限会社)からの相談です。

近い将来(5〜6年後位)に、長男に社長をバトンタッチしたいがとの相談。その後、非常勤取締役として代表権のない役員として関わられればいいのだがとの相談です。

そこで、「それはいいことですね。とろで、退職金ですが、社長が退任する際に退職金の支給はどうされますか。従業員は、中小企業退職金共済制度に加入して、毎月最低5000円からの掛金を支払い、経費として準備していますが、この共済は役員は加入できないので役員に対する月々の積立は行っていないようですが。」と質問したところ、出来れば、支払ってもらえるものであれば、役員退職金も過去の役員就任年数や業績を考慮して支払ってもらえればと思うのだがという返事。

これを受けて、提案したのが次のプランです。

役員も中小企業退職金制度と同じように、毎月、生命保険料として、保険会社に一定の保険料を払うことを提案。

契約する保険種類は、保険料の全額が経費となる保険で、かつ、中途解約すると最高で90%前後の解約返戻金が確約されているもの。

仮に55歳の社長さんが、5年後に退職し、その際退職金を2000万円の支給を考えている場合、A保険会社に毎月37万円の生命保険料を支払い経費として処理。5年かけ続けると累計で2220万円の支払総額となり、その時点で退職と同時にこの生命保険契約を解約すると、返戻率が90%前後となり、仮に90%の場合は1998万円の解約返戻金が支払われることになります。

解約返戻金は、雑収入として収入としての処理となりますが、それに見合った退職金を支給すれば、収入と経費がほぼ同額となり、会社の業績に一切左右されないかたちで決算をくむことになります。

また、企業経営にとっては、社長個人が、会社の借入に対して個人保障しているケースがほとんどのため、会社受取となる死亡保障を付保するとは当然大事なことでありますので一石二鳥いや一石三鳥といったところでしようか(節税・退職金確保・死亡保障)。

なお、今回提案した保険は、外資系生保中心に10社前後が発売していますが、各社返戻率は多少前後しています。

また、保障額についても、その会社の借入金の多寡、運転資金の多寡、将来必要な役員退職金の額等々をもとに,要必要保障額を算定する必要があります(算定についてもお気軽に当事務所へ問い合わせ下さい)。

ただ、返戻率が一番いい生保であっても、加入後の取扱い(コンバージョンが出来る出来ないの確認や契約者貸し付けの金利等)も含めて総合的に選択する必要がありますので、詳しくは当事務所に問い合わせ下さい(当事務所スタッフが生保各社商品についての比較をわかりやすく説明させていただきます)。

当事務所のスタッフは、最新の情報で生命保険等について最善の提案をすべく普段から研鑽を積み重ねていますので気がねなく問い合わせをいただけば幸いです。

企業の永続発展のためには、生命保険も上手に活用いたしましょう。

2006/10/12(木)

『将来の相続をみつめてみませんか・・・』

昨日の問い合わせからです。

ある程度の不動産や預貯金を持っておられる人は、将来発生する際の相続において、遺産の分割のみならず相続人が負担すべき相続税がいくらぐらいになるかということが不安という方が多くおられます。

当事務所では、低料金で簡易な相続税の試算を実施していますのでお気軽に問い合わせ下さい。

相続税は、一定以上の財産を持っていて亡くなった場合にその財産を相続した人にかかる税金ですが、一定の金額までの財産なら課税されません。

その課税されない額は、5000万円に民法上の相続件のある人(法定相続人)の人数に1000万円を乗じた金額です。

仮にご夫婦と子供3人の場合でお父さんが亡くなった場合、お父さんの財産が9000万円以下であれば課税されないことになります。

5000万円+1000万円×4人(お母さんと子供3人)=9000万円

この4人は、相続時に財産をもらうかもらわないかは関係ありません。

最近、お孫さんを養子縁組して、法定相続人を増やす方が見られます。そうすることにより、

基礎控除が、5000万円+1000万円×5人=1億円となり、1億円以下であれば課税されないこととなります。

さらに、財産の一部または全部をお孫さんが相続することになれば、相続過程が一世代とばすことが出来、相続税の課税も同様一回とばすことになり結果的に税負担の軽減がはかれることになります。

ただし、養子が相続した場合はその養子に対する税額は20%になります。

いずれにしても、事前に将来発生するであろう相続について前向きに見つめて見てはいかがでしょうか。

2006/10/11(水)

『サービス業のあり方』

サービス業のあり方について、最近考えさせられることが続いています。

昨日に続き、タクシーの話です。

先日、とある場所で、タクシーに乗ったときの話です。

○○までお願いしますと、行き先を伝えたところ、そこはどこですかという運転手さん。

何丁目何番地の○○というところですがと、地図を見せる私。

駅から車で5分くらいの公的施設です、隣に商工会議所がありますが、と伝えても、どこですかねえとの返事。

会議にもう時間が無いので、本社へ無線で聞いてもらえませんか、私。

ようやく無線で本社に聞く運転手さん。本社から△△の隣ですという回答についてもその△△がわからない様子。

逆に私が知らない土地であるにも関わらず右へ左へと道案内をし、ようやくたどり着いた次第。

やっとついたという安堵感で一杯。

メーターの料金を払おうとしたら、ワンメーター引いて□□でいいですよ、一言。

料金をまけてもらっても、その時刻に到着できなければなんなもならないわけであります。

しかし、運転手さんなりに誠意を尽くしてくれたのかなあと思いながら、急いで下車しぎりぎりセーフで目的の場所に向かうことができたところでありました。

場所がわからなければ降ろしてほしいとすら思った位であります。運転手さんもプライドがあるでしょうからなかなか出来ることではないのでしょうが。

たった10分ほどの出来事で、4〜5つもの気づきを得させていただいたところです。本当にいろいろと学ばせていただいた運転手さん、有り難うございました。

2006/10/10(火)

『業績アップのために具体的行動を・・・』

本当に気持ちがいい連休明けの朝です。

気分を切り替え今週も頑張りましょう。

今日は、子供の話によると焼き肉の日だとか。10月10日だから。じゅう、じゅう。そうです。焼き肉ジュウ(10)ジュウ(10)。

さて、当事務所では、本年も、来る11月16日に経営革新セミナーを開催します。

自社の今の姿を知り、将来のあるべき姿を描き、その姿へ進むことが企業の大小に関係なく企業経営の根源ではないでしょうか。

そのためにはたくさん抱えている経営課題のうち自社のレベルや強みなどを生かせる2.3の重要な経営課題に絞り込むことだと考えます。

そのためには、まず自社の経営環境を知ることが重要です。

ご自身がどんなにもがいてもどうすることもできない外部環境とご自身の会社自体の内部環境を知ることが大事なのです。

外部環境とは、政治、経済、社会などを言い、内部環境とは、自社の強みや弱みです。

今期の売上目標や利益目標を定めていない企業は皆無に等しいと思いますが、では、その目標を達成するためには具体的に何をどのようにいつまでにという具体的客観的な戦略を全社員に明らかにされている企業がどれくらいあるでしょうか。

とかく「頑張ろう、一生懸命やろう」と言っても、気持ちはそうなったとしても具体的結果(目標利益)が現れるはずはありません。

人間は頭でわかってもなかなか行動できないものです。

その行動の第一歩を踏み出すきっかけにしていただくために、11月16日に経営革新セミナーを開催いたします。

今回は、県内企業の経営革新計画取得について多くのアドバイスを実際に手がけられている中小企業診断士の経営革新シニアアドバイザーである中村公哉先生を講師にお招きして具体的な実際の経営革新承認事例を数多く話していただく予定です。

ぜひ、経営革新計画の承認を勝ち取った暁には、@トップのの意図が社員へ伝わり、目標を共有し、行動できるようになるA経営者自身の経営活動改善への意識強化と自信ができるB・経営施策に対する活動の良否が可視化でき、何をなすべきかの対処が早くなることによってC売上や利益が計画により近づく事が出来るというのは間違いありません。

当日のセミナーは参加無料です。どなたでもお気軽にご参加下さい・・・。

 

話は変わります。今朝のテレビニュースで、埼玉県内のタクシー会社が、車の運転免許証を自主的に返還した人についてはタクシー料金を10%引きにするサービスを開始したと伝えています。

高齢者の車の運転が問題になっていますが、社会的な問題をクリアするために民間企業が知恵を出し協力しかつ自社の売上アップにつなげようとする画期的な取り組みだと思ったところです。

2006/10/ 9(月)

『運も見方に』

三連休の最終日です。

天候はようやく回復傾向。

昨日、とある商店街を歩いていると、「オータムジャンボ宝くじ発売中です」という甲高い声が耳に。

買わなきゃあたらないわけだから、バラ10枚でもと決意し購入。1万円を店員さんに渡したところ、その店員さんが宝くじ10枚とおつり7000円プラス領収書となるレシートを私に。その際、その店員さんが「後ろのコーナーで抽選が一回できます」との一言。

後ろを振り向くと、この商店街は売り出し期間中で3000円の買い物につき、1回の抽選が出来ると書いてあるではありませんか。

早速、その抽選会場で、今もらったレシートを見せると、1回抽選できますと言われ、れいの抽選器を一回わざとゆっくりゆっくりと一回まわしたところ玉が一つポツンと皿の上に落下。

「カランカラン」とかねをならされ「おめでとうございます」という一言とともに、なんと1000円の商品券を手渡され・・・。

3000円分の宝くじを買って1000円の商品券を取得した次第でありました。

ひょっとしたら宝くじもあたるのでは・・・。

運も実力のうちといいますが、しかし、「運を引きつける力」、「運を継続する力」、これを実力と呼ぶのだとか。

いずれにしても、運も味方に付けるくらいのパワーで何事も取り組みたいものですね・・・。

2006/10/ 8(日)

『何事もトライあるのみ』

1980年にNHK連続テレビ小説「なっちゃんの写真館」で主演デビューした女優。

そうです、あの長岡市出身の星野知子さんです。その星野知子さんの講演を昨日三条市の地場産センターで聴くことが出来ました。

1200人を前にあの優しい語り口での語り口で「世界を旅して」というテーマでの90分でありました。

ニュースキャスターを2年間務めた後の仕事にアマゾンの秘境へ1ヶ月半もの旅する仕事がきて快諾したとか。

ニュース番組で、秒単位の世界にストレスがたまりきっていたというタイミングに「アマゾンへ行きませんか」と言われ、「これだ!」と運命を感じて決断したとのこと。プロデューサーからは「現地はトイレもなく不便なところだから、もっとよく考えて返事して」といわれたほどの潔い返事だったそうです。

渡航前に黄熱病や狂犬病などの予防注射を7〜8本打っていざ出発。

ピラニアのいるアマゾン川を毎日スイスイ泳いだり、ジャングルのなかで『今日のトイレ』を探したり、 また川で顔を洗うときも、川のどのあたりが一番水が澄んでいて安全かなと探したり・・・と。

誰も住んでいない原生林で何も人間が手を付けていない自然に体験。

1ヶ月半後、成田に到着し、そのギャップを感じたとのこと。それは、今の社会はあまりにも何でも作られすぎていてテレビや新聞、電話など何でもありすぎるから。

何もない孤独な時間を体験することの貴重さや、普段の生活を離れ意外な自分本当の自分に出会えるから、旅っておもしろいと結んでいました。

すでに渡航した国は45カ国以上だそうで早く50カ国にしたいとのこと。

星野知子さんは、なんと私と同じ昭和32年生まれのO型。小さい頃は、数分間車に乗っただけででも酔ってしまうほどの体質だったとか。そんな方が世界を飛び回るようなドキュメンタリー番組のレポーターになるとは・・・。

連ドラの主役抜擢も、女優業をやっていたわけではなく、ただ、原作の主人公に雰囲気がにているからという理由で選ばれたのだとか。

何がきっかけで人生が変わるか分からないものですね。

何事もトライあるのみ。

2006/10/ 7(土)

『幻の松本城』

昨日は、朝一番の上越新幹線、長野新幹線、特急 ワイドビューしなのを乗り継ぎ松本へ。

長男が通う高校のPTAの用務のためでの日帰りの旅でありました。

松本は、おそらく初めて降り立った地。晴れていれば、北アルプスもきれいに見えるとのことでしたが、あいにくの雨模様。帰りに松本城でも立ち寄って来ようと思っていましたが、天候もあれているため断念して帰ることに・・・。

ほんの1日の列車の旅でしたが、ほのぼのとした転換にとなったところでありました。

2006/10/ 6(金)

『人間は教育によって人となる』

台風と秋雨前線の影響で雨の朝です。

一昨日は、ハートランド総研の佐々木直先生より、「王陽明と儒教」というテーマで古典を学ばせていただいたところです。

参加いただいた皆様有り難うございました。

当日のレジュメの骨子は次の通りです。

1.王陽明の登場 2.安岡正篤のいう陽明学とは何か 3.大塩平八郎の陽明学 4.陽明学と心の哲学

その中で、安岡正篤は陽明学を「両親に生きる、心身を修める、その絶対的根底に立って経世する」と述べていると紹介。

「経世」とは織物の縦糸の意味。そこから「すじ道」、転じて、「つね(常)」とか「おさめる(治)」の意があるのだとか。

また、「絶対的根底」とは、簡単に言えば、みずから依って立つ、なにものかを持っていること。

人は何かに余って(たよって)生きている。ある人は財産や地位や肩書きかもしれない。ある人は妻や子供かもしれない。また、ある人は親兄弟、友人かもしれない。そうした財産や地位や肩書きや、夫や妻や兄弟等、一切がっさいをはぎとって、その後何が残るのか。その残ったものにみずから依って立つ、安心立命するところのものがあるかどうか。絶対的根底とは、そうした最後の最後に残った、みずから依ってたてる心である・・・・と解説いただいたところです。

経営で考えるべきことの「志」の有りよう、実践上、常に心掛けるべきこと等々いろいろ気づかされる90分でありました。

なお、今回のセミナーに興味のある方は、当日の講演のテープをダビングして差し上げますので遠慮無く申し出下さい。

 

次は、昨日訪問させていただいたお客様企業(新規に紹介いただいた企業です)の事務室内の壁に、張られていた言葉です。

植物は栽培により成育し、人間は教育によって人となる。」

まさにその通りと痛感した次第です。

2006/10/ 5(木)

『監査役の設置の有無』

今朝もさわやかな朝です。

昨日、新会社法で監査役を置かなくても良くなったから当社は設置しない方向でいきたいのですがとの質問をいただきました。

結論としては、「NO」とお答え致しました。

新会社法では、非公開会社の場合で取締役会を設置していない会社には監査役はあえて選任しなくてもいいことになりました。

新会社法施行前の法律では、監査役の権限は

@大会社・中会社の監査役・・・会計監査権限と業務監査権限

A小会社の監査役・・・会計監査権限のみ

となっていました。

これに対し、新会社法では、監査権限強化の必要性から次の見直しがなされました。

@会社の規模に関係なく、監査役は原則として、業務監査権限を有するものとしました。

A大会社以外の非公開会社は、定款で監査役の権限を会計監査権限に限定することができるものとしたうえで、「株主の違法行為指止めが容易になる」「一定の場合には株主に取締役会の召集請求権・出席権が認められる」等株主による監督権限が大幅に強化されました。

「今までは、形だけの監査役だったからこれを機会に廃止してしまおう」と考えがちです。しかし、ちょっと待ってください。

今回の新会社法は、少数株主の権限を強化するというねらいがあり、監査役を設置しない場合には、株主が監査役の権限を持つことになりました。仮に、退職した従業員や遠い親戚がいまだに5%の株式を持ったままの場合でなかなか買い取れないケースでは、従来どおり監査役をおいたほうがいいといえます。

なぜなら、監査役がいない会社の場合、各株主が単独でできる権利として

@取締役の会議の議事録閲覧を裁判所の許可なくできる

A取締役が違法行為を行うおそれがある場合には、取締役を収集し会議を招集できる

B一定の場合自ら取締役会の招集も可能

Cさらに、これらの取締役会に出席して意見を述べることができる

等があるからです。

だからといって、従来どおり監査役を設置することにし、その権限を会計監査権限のみに限定すると、少数株主にこの権利を与えてしまうことなってしまうので、注意が必要です。

一般的には、少数株主のほうが脅威と考えられるので、これらの危険を除去するためにも監査役を設置し、その監査役の権限も限定しない方が会社運営にはベターと考えております。

2006/10/ 4(水)

『本日は研修会が2つ』

心地よい風が吹いている爽やかな朝です。

@今日は午後から恒例の「新潟活学塾」の開催。

毎年春と秋の年2回、東京からハートランド総研の佐々木直先生からおいで頂き、明日からの経営の糧とするための古典に学ぶ経営者講座として講演していただいております。

今回のテーマは「王陽明と儒教・その2」です。

午後1時30分〜当事務所2階大研修室での開催です。まだ、関には余裕があります。どなたでも大歓迎です。ちなみに参加費は無料となっています。

Aさらに今日は夕方6時30分より、静岡からアイリンクコンサルタントの加藤忠宏先生をお招きしての「IT塾」の開催です。

売上に結びつくホームページをどう作って運営していくかということを中心のセミナーです。

また、新しい情報も披露していただく予定です。こちらも会場は士宇事務所2階大研修室でか。なお、参加費5000円となっております。お気軽にご参加いただければ幸いです。

2006/10/ 3(火)

『欲にとらわれドブに金を捨てる』

・・・・・「借入が多いですね。金利だけでも大変でしょう。デフレのときは、借金を減らして金利コストを下げる必要があります。この土地を売って借金を返しませんか。」

「その土地はバブルのときに買った物で、いま売ったら半値以下です。もったいなくてとても売る気にはなりません。」

「では、この土地はどうですか。」

「その土地は売れないんです。」

「どうしてですか。」

「そこは、先代が創業したところなんです。いわばわが社創業の地です。いずれそこに本社ビルを建てたいんです。」

「しかし、この経営内容じゃいつ潰れてもおかしくありませんよ。潰れたら本社ビルどころじゃないでしょう。いまは減量経営に徹すべきじゃないですか。」

「減量と言われても、もはや減量するものがないんです。」

「ゴルフ会員権が3つもあるじゃありませんか。1つあれば十分でしょう。あとの2つ、処分してはいかがですか。」

「その3つはどれを処分しても、いまは買い値の10の1にしかなりません。ドブに捨てるようなものです。」

「あなたねぇ、それを欲というものですよ。昔はいくらだった、いくらで買った、そんなことは意味がありません。価値はすべて現在価値です。あなたが抱えている欲には大変なコストがかかっているんですよ。それが金利コストです。何も生み出さないコストです。それこそドブに捨てているようなものじゃありませんか。」

「私だってコスト意識は持っています。ゴルフも接待も切り詰め、1円だって無駄にしていませんよ。」

結局、私の提案は何一つ容れられなかった。彼は本当に経営相談にきたのだろうか。何一つ手放さず経営が上向く「魔法」でもあると思っていたのだろうか。いかに後ろ向きとはいえ、彼には三力が決定的にかけていた・・・・・

以上は、今月お客様企業にお送りする「経営者の四季」からです。

上記の三力とは、「判断力・決断力・実行力」のことであります。

この三力の欠如は命取りとのこと。身につけたいものです。

2006/10/ 2(月)

『お気に入り2店』

梅雨のような雨の朝です。

昨日は、日曜日。家族でお気に入りの回転寿司店へ。今回も期待を裏切らない味と従業員の応対でありました。ネタが新鮮で、臭みもなく、店内は明るく清潔。従業員が全員気持ちのいい対応をしてくれるのが最高です。

いすに座ると同時に、アンケート用紙を配布。忌憚のない意見を今後の店の営業に生かしていきたい胸の趣旨が書かれてありました。

その帰路、先日テレビで紹介された旧亀田町の万平菓子舗の和風ティラミス大福をようやく昨日購入。

早速食べてみたところ、口の中でとろけるような感触で何とも言えない絶妙の味でありました。ぜひ、一度食してみては・・・。

2006/10/ 1(日)

『夢の実現』

秋晴れの空の下で身体を動かすのは最高の気分であります。

昨日は、三条燕総合グランドで、県の税理士会連合会主催のソフトボール大会が開催され参加。惜しくも三条支部は最下位でありましたが親睦を目的にしたこの大会はその目的を達成したようです。それにしても長岡クラブのチームワークは素晴らしいの一言でした。

今朝の三条新聞に、国際協力機構の「シニア海外ボランティア」に参加し、ドミニカ共和国で品質システムを指導するため、県内の職場の定年退職を4年後に控えて9月30日に退職し、10月4日からドミニカへ旅立つという記事が紹介されています。

このボランティアは、今年の春に選考試験があり応募総数558人に対し、合格者数は142人。新潟県ではわずか4人のみだったとか。

実は、この方は武石さんという方で、私が今の税理士事務所を開業する前までつとめていたところの直属の上司でありました。いろいろとお世話になった方であります。

先々月、ご本人より今回の件でメールを頂き、びっくりしたところでありました。とりあえず、単身で出向き、来春には奥様も職場を退職しご主人のもとへ行かれるとのこと。

夢を夫婦で実現できるなんて本当に素晴らしいの一言です。成功をお祈りいたします。