2003/11/30(日)小雨

『確定申告、日曜も受付』

今年もあと一ヶ月。

年をあければ所得税の確定申告時期突入です。

なんと、国税庁は来年2月16日からはじまる平成15年分の確定申告について、月曜日から金曜日の平日以外の閉庁日でも、一部の税務署においては、2月22日と29日の日曜日に限り、確定申告の相談と申告書の受付けを行う方針を明らかにしました。

画期的なことであります。

この確定申告期間中の閉庁日対応は全国524署のうちの248署で実施されるそうで、閉庁日対応する税務署は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県の都府県内にあるすべての税務署と、それ以外の県・道については、県庁(道庁)所在地にある税務署と政令指定都市にある税務署とか。

新潟県の場合は、新潟税務署のみが対象になります。

閉庁日対応については、以前から確定申告の初日が土日等であった際にも指摘されていたところですが、今回、確定申告期の納税者サービス向上の一環として行われるもので、確定申告書早期提出の促進にも効果が期待できるものといえるようです。

 

話は変わります。

昨夜、テレビ番組中にテロップで足利銀行の国有化というニュース速報が流れ、またも公的資金の導入かと・・・。

9月末で1023億円の債務超過(自己資本比率マイナス3・72%)に陥ったとして、預金保険法102条に基づいて、金融危機対応会議を首相官邸で開き、一時国有化(特別危機管理)することを決めたとのこと。

今回も成り行きを決めたのは監査法人(中央青山監査法人)の決断のようです。水面下で足利銀行と距離を置き始め、直前には押しかけた担当者との面談を幹部が拒否したとのこと。結局、これまで5年分を計上していた繰り延べ税金資産を認めない方針を固めたのが主たる原因のようであります。

この破綻処理で地域経済に与える影響ははかりしれないものが・・・。

2003/11/29(土)小雨

『永続発展とは』

先日、企業永続をさせるにはという内容の本を読んでいてのことです。

目先の利益より、これからの利益を・・・というような内容です。

当然、今があるからこそ、未来がある。未来だけ望んでも現在を生きのびられなければ何にもならないわけでありますが。

おそらくこの筆者が言いたいのは、現在の利益も大事だが、現在は最低限の利益を計上をし、それと同時に今後将来継続して企業が存続するための努力に最大の努力をし続けなければならないと言うことを言いたいのではと、私ながら感じた次第です。

これを、読んで以前このコーナーで紹介した「伊那食品」の社長の話を思い出しました。

過去のこのコーナーをさかのぼってみたところ、ようやく見つけました。

次は4月20日のこのコーナーの内容です。

『45年連続増収の秘訣』

昨日、19日の夜のNHKのテレビ番組「21世紀ビジネス塾」で長野県伊那市の寒天メーカーの「伊那食品工業株式会社」が取り上げられておりました。

タイトルは、「無理をしないで成長経営・45年連続増収の秘訣」。

何と1959年の創業以来、一度もリストラを行わず、実に45期連続増収を達成。その秘訣は、「決して無理ししないこと」と言い切っていました。決して急成長はせず、営業にもノルマを設けず、従業員が無理をしない作業環境を作り上げる、会社に関わる全てが無理をしないで働ける仕組みを作り上げることが、利益を生む体質を作るといっておりました。

いくつか私なりにメモった項目を列記しますと・・・

@カギは、市場創造。

崩れない寒天、柔らかい寒天、固まらない寒天(固まらないものは不良品ですが、その不良品話量産する技術を開発)。寒天は、口紅・ヨーグルト・チーズ・焼き肉の缶詰などなどに使われている。

A景気は自らつくるもの。

B市場は創り続けること。

C製品を売るのではなく、技術・アイディアを提案営業する(売れるものを売るのではなく技術をかってもらう)。

D新商品は小出しにする(企業の価値は永続することだから)。

E10年先を見据えたガマンの経営。

F新しい価値は人が生み出す(人財)。

企業の価値は最終的には永続することと言いきっておられました。そのためには利益を出すことですが、新製品を一気に出してしまって一時に利益を出し切るのではなく、小出しにし、業績を末広がりにする。そうすることによってみんなが幸せになる・・・。その裏には、「本物はいつでも売れる」という自身があると言うことであります。

何でも「本物」を見極めたいものですね・・・。

http://www.kantenpp.co.jp/

http://www.kantenpp.co.jp/corpinfo/index.html

 

企業経営の目的は永続発展。

そのためには今年の利益も大事ですが、今年の利益計上だけに振り回されてしまうのではなく、来年以降将来の利益をいかに出し続けるかが大事と言うことでしょうか。

微力ながら当事務所はお客様企業の永続発展のためにのご支援をさせて頂く所存です。

来週から12月、月日の過ぎるのは早いものです。やり残すことのないよう段取りよく仕事を進めたいものです。

2003/11/28(金)曇り

『段取り八分なのに・・・』

またもや、私の段取りの遅れからスタッフの皆さんにご迷惑をかけてしまった次第。

それは、昨日の相続税・贈与税セミナーの資料作成について。

間際までセミナー時に使用するテキストの現行が出来ず、開始ぎりぎりに印刷が終了するといった段取りの悪さ。昼食も満足に取らずに資料作りをしていただいたスタッフの皆さん、ありがとうございました。

今後は、締め切り日時・時間を定めて明確な指示を出すと決意したところです。

まさに、なにごとも段取り八分であります。

しかし、昨日は40名弱もの方々においでいただき改正事項・相続対策等を私なりにお伝えできて実施したかいがあったというのが現在の思いです。

お一人に話すのも、複数の方に話すのも同じ時間等で出来るのであれば、一人でも多くの方からお聞き頂ければという考えのもとでの開催でありました。

人から喜んで頂けるのがすべてでやりがい・・・・というのは、18年前の開業当初からの思いです。

 

そのセミナーの内容でありますが、今回新設された「相続時精算課税制度」は、将来相続税の負担が発生する予定の人も発生しない人も、利用することを検討する価値がある制度です。

詳しくは、私または担当スタッフが訪問させて頂いた際にご説明させて頂きます。

 

話は変わります。

桃知先生、先日は本当にありがとうございました。また、11/27付けの「店主戯言コーナー」で紹介頂いて驚くやら恥ずかしいやらであります。今後ともご指導よろしくお願い致します。

2003/11/27(木)曇り

『コミュニケーションと雰囲気』

当事務所のお客様の話(担当スタッフからの報告)です。

サービス業であるN社は、社長と専務が社員に対して挨拶やお客様に対する対応が厳しいとの報告。

そのせいか、N社のお客様ではない方が市役所に出向いた際に、現在お願いしている会社は対応が悪いのでどこか紹介してほしいと言うと、このN社の評判はいいですよと紹介してくれているとのこと。

そのせいか、順調に売上を伸ばしているところです。

 

次は、昨日届いたあるコンサルタントからのメールです。

・・・先日ある石油元売会社傘下のサービスステーション(SS)の
店長さんとの会話の内容です。

店長さんの一人に、油外商品(オイル交換や、洗車)において
全国トップ、毎月平均で他店の2倍の売上を上げている方がいました。
研修の途中でこのことを知り、その店長さんに前に出てきていただき、
どのようにスタッフを育成しているのかヒアリングしました。

他の店長さんのほとんどが40代の中、彼は26歳です。
髪は茶色に染め、スーツを着てはいましたが、
いかにもたまに着ましたという感じで、あまり体にフィットしていません。
足には白靴下を履いています。どこにでもいそうな今時の若者です。

その彼に質問をしました。

「業績を上げるために一番大事なことは何ですか?」

彼は間髪入れずに答えました。

「コミュニケーションと雰囲気です。」

正直驚きました。売上トップの店長とはいえ、茶髪で白靴下の若者が
そのような言葉を返してくるとは全く予想していませんでした。

一瞬間をおいて、彼に再び質問をしました。
「雰囲気を良くするためにやっていること教えてもらえますか?」

彼は答えました。

「とにかく一歩離れてスタッフの表情をよく見ています。
ほんのちょっとでも、何かいつもと違うなと感じると、すぐにそのスタッフのところに行きます。
『なんかあった?』と聞くときもあれば、
『悩んでるだろ。』ってストレートに言っちゃうときもあります。
いずれにしても、気になることは先延ばししない。その場でなんとかするって決めてます。」

あまりに自信に満ち溢れた言い回しに、私も他の店長さんたちも圧倒されました。

人を動かすことができる人は、決して「対話」を先延ばしにしない。
いつでも向かいあって、自分が相手に対して思っていることを
伝える準備がある。それは年かさが増したからできるというものではなく、
「やると決めた人」がやるんだということを実感しました。

そう言えば、先日のサッカー日本代表のルーマニア戦でも、
キャプテンを務めた中田英寿選手が、自分より年上の選手を大きな声で叱咤していました。

試合の次の日の新聞に載っていた彼のコメント。
「今言っておかないと後で大きな問題になりますから。」・・・

 

N社の業績良好の根底には、このコミュニケーションがきちんとなされているとからということですね。

2003/11/26(水)曇り

『明日は相続税セミナー開催』

明日は、いよいよ当事務所主催による相続税・贈与税セミナーの開催。

生前の相続税対策の基本は相続時精算課税制度をうまく利用しながら次の5つです。

@相続人を増やして、税率区分を下げること。

A所有財産の評価額を下げること。

B返済可能な借金を多く作っておくこと

C財産を生前贈与して減らしておくこと

D納税資金として生命保険を活用すること

いずれにしても、22日のこのコーナーで書いたとおり、次世代への思いやりのためにやるべき事はやりつくすことが大事ということです。

明日はそのための、知識補給の90分とする予定です。

2003/11/25(火)雨

『カネ回りのよい経営』

昨日、メールにて、書きの出版案内(日本経営合理化協会)が届きました。日本経営合理化協会日本経営合理化協会

タイトルは「カネ回りのよい経営」。

この本は、「会社のおカネを高速で回し最大利益を獲得する」具体的な手法を明示した実務の書とのこと。

この書籍の案内の言葉として、

・・・いま経営者の急務は、事業資金の使い方を「より儲かるように変える」ことです。

一部に景気回復の兆しが見えはじめたとはいえ、デフレ不況による収益圧迫の要因がなくなったわけではなく、経営者として油断できない状況がつづきます。

ご承知のように、大はトヨタから中小の下請企業まで、いまどき儲かって業績を伸ばしている会社は、多くの資産を抱え込むストック経営を抜本から改め、たとえ売上が減っても増益できるフロー経営にぬかりなく切り替えています。

本書では、はやくから「資金の最小化と利益の最大化」を実戦指導してきた著者が、自ら手がけた外食チェーン、中小鉄工所、繊維下請け加工会社、中小土木建設会社の高収益会社への変貌事例をまじえ、稼ぐ資産のそろえ方、使えるカネの増やし方から税理士・銀行との付き合い方まで、最大利益を生むための「事業活動にまつわるおカネの扱い方」をわかりやすく説いています。・・・

とのこと。

早速購入してみたいと思います。

ぜひ、「カネ回りのよい経営」を目指したいものですね。

http://www.jmca.net/book.html

ちょうど明日は、一日、三条市の中小企業大学校三条校にて、「キャッシュフロー」についての講義を行なわせていただきます。私なりの言葉でどの程度伝えられるか楽しみであります。

2003/11/24(月)曇り

『アルビ優勝J1昇格』

昨日、アルビレックス新潟がついにJ2優勝と共にJ1昇格決定。それも何と最終戦で・・・。

一昨年は、4位、昨年は3位で、今年は1位。着実にJ1にのぼりつけたという感じであります。

それにしても過去最高の42223人の観客。サポーターの力が大と言うことでしょうか。

アルビレックス新潟というチーム名が白鳥座の二重星「アルビレオ」と、ラテン語で王を表す「レックス」を合わせた造語だったと知ったのはつい最近のことであります。

プロバスケットボールの新潟アルビレックスも語源は同様なのでしょうか。

2003/11/23(日)曇り

『冬到来』

昨日の新潟は、あの冬独特の灰色の低い雲がたれ込め、寒い一日でありました。また、あの冬が来るんだなあという感じであります。

今日はあのアルビレックス新潟が、三度目の正直でJ1に昇格できるかどうかの日であります。

今度こそ夢を実現してもらいたいものりです。

 

話は変わりますが、県内の小学校の太夫浜小が全日本小学校ホームページ大賞の優秀を受賞したとのこと。おめでとうございます。

http://www.niigata-inet.or.jp/tayuhama-e/13top.htm

ちなみに大賞は、千葉県代表印西市立大森小学校でした。

http://academic2.plala.or.jp/omori/

すばらしい内容ですね。ぜひ、地元の小学校もチャレンジしてもらいたいものです。

2003/11/22(土)小雨

『次世代への思いやり!?』

相続対策をするには、先ずご自分の財産がどれくらいあるのか、また、相続税がかかる場合、いくらぐらいかかるのかを知ることが必要です。すなわち、資産分析することが相続税対策の出発点になります。

@あなたは自分の財産が一体いくらあるか知っていますか。

Aそのためには、種類別に財産の内容を把握する必要があります。

B財産把握のための書類を用意します。

Cそのうえで財産評価し、現状を把握。

D節税の対策案を作成したら、最適な方法を実行。

E自分には関係ない、後の者がやればいいではすまされません。

相続対策とは、「次世代への思いやり」ではないでしょうか。

ということで、来る27日に、当事務所主催の相続税・贈与税セミナーを開催致します。

 

よろしかったらご出席を(詳しくはこのページ左側の「相続税・贈与税セミナー」をクリックしてください。)・・・・・。

2003/11/21(金)小雨

『生き残りセミナーへの出席』

一昨日の19日午後から、昨日20日、そして今日21日とまる2日半、建設業の生き残り経営についてのセミナーに出席しております。

お客様にフィードバックすべくと思っての2日半でありますが、本当に価値ある内容であります。

最後の1日ですが、もう一踏ん張りしたいと思っております。

 

話は変わります。

いろんな場面で、最近特に気づかされることが多々あります。自分自身がどうあるべきか、たとえば@事務所経営を行うにあたってお客様と接するスタンスとしてどうあるべきなのか、A事務所スタッフに対して、B家庭においての家族に対してなどです。

私自身すべてが仕事を中心として回っているわけですが、その仕事においてそのお客様の発展(お客様企業の永続発展を願い行動することがは当事務所の所是です)とは改めてどういうことなのか、それに対して自分自身はどう行動すればいいのか、またすべきなのかをお客様に対してどこまで発信しているのかであります。思っていても、行動に表さなければ始まりません。今考えているのは、今まで以上にもっともっとその考えを行動に表すべきだということは今改めて感ずるところであります。

抽象的な話でご理解いただけたかどうか分かりませんが、要は、お客様の発展を考えるとこうあるべきだという関わりを今まで以上にさせていく所存ということであります。自分自身に置き換えて・・・。

 

では、これからセミナーに出席してきま〜す。

2003/11/20(木)晴れ

『強運になる・・・』

今朝は、久しぶりのモーニングセミナー(6時から7時まで)に出席。

講師は、川越市の三光物産株式会社代表取締役木所勝邦氏。

テーマは「勝ち組経営の実践」でありました。

主な内容は次の通りです。

1.含み資産経営の実践からキャッシュフロー経営へ

2.銀行を頼った経営の実践から銀行を頼らない経営

3.過信信念経営の実践から確信経営の実践

4.放漫経営の実践から純粋素直の経営

5.唯我独尊経営の実践から報恩感謝の経営

最後に今「運が良い経営者の共通点」として@お客様第一主義A夢、ロマン、我慢、そろばんB継続は力C明朗、愛和、喜働D日銭現金経営E運命自招F強運になるおまじない等々

強運になるためには、ほしいものを明確に肯定的に決めることであると言い切っておられました。

大変有意義な1時間でありました。詳しくは、あらためて・・・・。

2003/11/19(水)曇り

キムタガ伝染病?!

昨日届いた、あるメールの一部を紹介します。

 

・・・・・・・あるセミナーがありまして、その講義中のお話です。

最近、多くの会社に、キムタガ君なる人が急増中だとのこと…。 なにそれ?と思っておりましたら、問題社員の代表例とのこと。

気にしない、ムリしない、対立・対話しない、我慢しない -----の頭文字で、キムタガ…。

エラくやっかいな人が増えてきたものだなぁ〜と思ってますと…

「みなさん、こんな若い人が増えてきて困ってなぁ〜っと思ってるかもしれませんけど、これ、年取ってる人に多いんですよ」

んん? 若い人だけのことじゃなかったんだ。。と思ってさらに聞いておりますと…

「特に、定年前の部長さん連中、これキムタガがえらく多いですなぁ。もう定年が見えてるから、とにかく余計なことをしないようにと…」

「指導先に行って、幹部の方々に今期必要な売上利益はいくらですか?と質問しても、ほとんど答えられない。それで、どうしたら売上利益があがりますか? 黒板に書いてみてくださいと言ってはじめて、ようやく案を考えて書き始める…。とにかく考えない、行動しない。」

「赤字が出てても売上減ってても気にしない。もうちょっとがんばったら売上伸びるのにムリしない。取引先含めて社内でも交渉ごとが発生する対立・ 対話しない。そのくせヘンに昔の自慢話と権利主張で自分に不利があることには全然、我慢しない…。もう、完全に守りの人ですな。こういう方々には全員、辞表書いてもらうほうがいいですなぁ」

「それで指導先でそういう部長さんとかに会うと、きまって社長さんが、いや、先生、それで困ってるんですよって。何を言っているんだかって感じですわね、これ。ご自身に経営理念も実行力もなくて、それで若い世代に発破かけてるそうで…。ムリな話ですわね、これ。ダメなものは取り除かないと社内全部ダメになりますよ」

「第一、経営理念といっても、全然、理念でもなんでもないのが多すぎですな〜。社長の単なる我欲だったり、店舗数だったり、売上数字だったり… こんなん理念とは言いません。単なる目標と言います」

うーん、厳しいお言葉…。。

そういえば隔離が遅れてコイヘルペスウイルスが猛威を振るったり、昨年のSARSも、初期の隔離が遅れて大被害になったり…怖いものです。

社内のキムタガ伝染病に勝つには、トップの理念と実行力、それと現実的な手段としての隔離…ということでしょうか…。。。夢と現実の両輪というような、妙に考えさせられるお話でした。・・・・・・・

 

これを読んで「腐ったみかん」の話を思い出しました。みかんは腐り始めると他のみかんもその影響で次からつぎへと腐り、最後に全部のみかんが腐ってしまうという話。

腐ったみかんを見つけたらすぐに取り除かなければならないということです。

 

話は変わります。

昨夜は月に1度の寄i塾に出席。講師は、今年の8月に内科医院を開業(加茂市柳町に開業)したばかりの吉田英春先生。

生活習慣病・消化器系の癌の現状と予防についての貴重な話でありました。

なかでも、ヘリコバクターピロリー菌の除菌の話は大変興味深いものがありました。たまたま、先生より寄り合い塾の田沢塾生の事例をお話いただき、より具体的なかつ身近な内容で大変参考になりました。この菌は胃に常在すると慢性炎症をおこし胃粘膜が病変し、出血性胃炎になるそうであります。

そのため、このピロリー菌を除菌することによって疾患を治癒させられるとのこと。

田沢塾生の貴重な体験本当にありがとうございました!!

2003/11/18(火)曇り

『繰越控除7年に延長・年金制度改革案』

本日の日経新聞によると、政府税制調査会は、決算で生じた欠損金を翌期以降繰越して利益と相殺出来る期間を現行の5年から7年に延長する方針と伝えています。この内容は来年度の税制改正答申に盛り込むとのことで、対象企業は全企業とのことです。

7年というのは法人の帳簿保存期間が7年のため、その欠損が適切かどうかの確認が出来る範囲という理由から。

先進諸外国は、記憶は定かではありませんが、繰越控除の期間制限は設けていないとのことですが・・・。

いずれにしても、企業にとっては歓迎する改正です。

ただ、この背景には、またもや金融機関の不良債権処理の支援措置を拡充するという方針からのもので、今回の7年延長を金融機関だけに限ると課税の不公平が発生するとの配慮で全企業対象となったようです。

 

話は変わります。

厚生労働省は17日、来年からの年金制度改革案を発表しました。

それによると会社員の厚生年金保険料は年収の13.58%(労使折半)からなんと20%まで毎年引き上げるとのこと。その一方で、高齢化などに応じて給付水準を自動的に下げる仕組みも導入するが、現役世代の手取り収入の5割(現在59%)の給付は確保する・・・・。

踏んだり蹴ったりの改革案です。

江角マキコが、テレビコマーシャルしている国民年金のテレビコマーシャルに出て次のように言っています。

払った掛け金は将来年金として「きちっと」もらえる・・・と。

法律で定められていない将来の年金受給額なのに、「きちっと」とはどういう意味なのでしょうか。

2003/11/17(月)曇り

会社法で創設の「有限責任会社」原案

次は、本日の読売新聞の記事からであります。

経済産業省は15日、2005年の法案成立を目指す会社法で新たに創設する会社制度「日本版LLC(有限責任会社)」の原案をまとめたと報じています。

LLCは、事業に失敗しても出資額以上に責任を問われない株式会社のメリットと、出資額に関係なく利益を配分できる組合組織などのメリットを併せ持つ会社制度で、米国では1990年代前半から急速に普及し、現在、全会社数の約1割を占めているそうです。

原案は

@会社財産の開示は現在の有限会社並みにする

A最低資本金の規制は課さない

B債権者などの第三者に対しては、業務執行者が株式会社の取締役と同様の責任を持つなど。

これにより、法務や教育、医療、研究開発、情報、金融などの分野で、専門知識を持った個人が会社を設立した際に、自らの出資比率が低くても、経営の主導権を取ったり、多くの利益配分を受けたりすることができることになるようです。

本日17日から経済産業省のホームページなどで公表し、広く意見を募集するそうであります。

ますます、会社の設立がしやすくなるということでしようか。

2003/11/16(日)曇り

『人間ドックに行ってきました。』

昨日は、年に一度の人間ドックに・・・。

受診に行くたびに感心させられるのは、人間ドックのやり方や対応が毎回どこかが改善されているということです。

どうしたらよりスムーズに、また受診する者にとって気持ちよく応対できるかを考えているあらわれと思いますが。

受診後にアンケートを書かせていることが業務品質の向上になっている最大の要因のようです。

昨日も、人間ドックがすべて終わり記入したアンケート用紙を最後の会計窓口に提出し、料金を支払おうとしたところ毎年この場で支払っているのに後日支払いの扱いになっていますと窓口の女性・・・。今支払います、とわたくがいったところ、しばらくお待ちください。3.4度のやりとりがあり、なんだかんだで20〜30分も待たせられやっと支払ってきたところでありました。対応の悪さにがっかりした次第でありました。

アンケートは、すべてのサービスが終わったところで書くもものだと痛感した次第です。この窓口対応の悪さは、いくらドックの受診時の対応が良くてもすべて台無し。

終わり良ければすべて良しなのにと思いつつの帰路でありました。

人のふり見てではありませんが、いい教訓になったような気がたいします。当事務所のお客様の対応についても今一度、徹底したいものです。

そうそう、おかげさまで人間ドックの結果は、すべてAで問題なしでありました。また、1年間、健康管理に気をつけていきたいものです。

スタッフは、すでに先月全員でこの人間ドックを受診済みですが、結果はそういえばまだ、はっきりと報告を受けていないことに気がつきました。

2003/11/15(土)曇り

『相続税・贈与税セミナーを開催します』

来る27日に平成15年に大幅改正された相続税・贈与税セミナーを開催致します。当事務所主催で講師は私。

相続税がかかるほど財産はないという方でも、役立つセミナーです。

3時より加茂市産業センター会議室をお借りしての開催です。

参加費は無料、どなたでも歓迎致します。

昨日14日、創業塾のセミナー講師として、話させて頂きましたが、税法を知っていると知っていないとでは雲泥の差。最低限の事前知識を習得する必要が事業者だけでなく一般の方についても言えることです。

思いもよらない税金を後から支払うことにもなりかねません。ふるってご参加を。

2003/11/14(金)晴れ

『老人と乳幼児は守られている・・・』

昨日は、三条税務署並びに管内税務団体協議会の表彰式に出席。

その中で、中学生の「税についての作文」の入賞作品の表彰があり、受賞者本人の朗読がなされました。

大変感銘を受ける内容でありました。

受賞者は次の通り。本当におめでとうございました。

見附市立西中学3年 森澤桃子さん

三条市立第三中3年 名古屋瞳さん

見附市立南中2年  星野愛実さん

下田村立下田中3年 大港彩夏さん

見附市立今町中3年 荒木香奈さん

残念ながら加茂市内からの受賞者は今年はなし。

森澤さんの作品の要旨は次のとおり。

ある日3歳になる妹が「ばたーん」という音とともに倒れ、呼びかけても意識が無い状態になり長岡の病院に入院。点滴等の治療の日々が続き、ようやく退院。さて医療費はいくらかと思っていたところ、1日に付き1200円という安さ。先日、本人が皮膚科にかかった時より安い。

「何で?」と母に聞くと、幼児医療費と医療費というもので見附市では4歳の誕生日まで医療費の補助が受けられるのだと聞かせてくれたとか。幼児医療費は通院で530円、入院で1200円とのこと。近所に住んでいる祖母が、70歳になると、お医者様にかかるとき、安くなるんだよと話してもらったことも・・・。

そうか「老人と乳幼児は守られているんだ」と強く感じたそうでいす。

ところで、この補助されたお金はどこから出るのでしょうか。それはズバリ税金です。誰かが誰かを支えている。自分も誰かに支えてられているのです。税金は福祉や教育を平等に保証するのに大切な源だといえます。みんなが誰かを支えて生きている、そんな優しい世の中であってほしいと強く思います・・・・・・・・・という言葉で締めくくられています。

この作品は、今月末、BSNテレビで、本人の朗読で放送されるそうです。

すばらしい作品であります。

 

いずれにしても、日本の租税教育が、義務教育の中でまだまだであります。

今後、もっともっと時間を割いて教育してもらいたいものですね。

感動を体験できた1日でありました。

2003/11/13(木)曇り

『へぇボタン』

フジテレビ系列で放送されているあの「トレビアの泉」の「へぇボタン」が発売され、大ヒット中とのことです。

今朝のテレビで紹介されておりましたが、多い人で5個10個と買っていくところが映し出されておりました。

レポーターが10個購入した人に追跡取材したところ、会社の企画会議に参加者している全員に配布し、そのメンバーのある1人が提案を発表したことに対して他のメンバーが「へぇボタン」を押し、そのボタンの得点が高い低いで企画内容を評価するという使い方が放映されていました。

また、あるサラリーマンは、食卓のテーブルに置き、子供とのコミュニケーションの道具として活用しておりました。

寸分違わぬ完璧なレプリカだとかで、バンダイから発売(1980円)されているとのこと。

当事務所での企画会議にも導入をしてみたいものですね。その結果、思いもよらぬ提案が出され、大きな成果に・・・。

http://www.fujitv.co.jp/trivia/index.html

2003/11/12(水)曇り

『資金繰りセミナーを実施しました』

昨夜は、当事務所主催の第4回経営塾の開催でありました。会場は加茂市産業センターで講師は前回に続き私が務めさせていただきました。

テーマは、「資金繰りについて」。

内容は次の通り。

1.勘定あって銭足らずのおこる仕組みを具体的な事例から再確認

2.キャッシュフロー計算書の意味及びその仕組み

3.資金管理・資金繰りの目的

4.説例により必要運転資金の具体的計算演習の実施

5.正確な資金繰りを組むための16の質問事項について

6.説例による向こう6ヶ月間の資金繰り予定表の作成演習の実施

等々盛りだくさんの3時間でありました。

参加いただいた10数名の皆さん、本当にお疲れ様でした。

 

いずれにしても、資金調達には順序があり、それを徹底することが重要であります。その順序とは

第1番目・・・売掛金の徹底回収

第2番目・・・在庫、仕掛工事の圧縮

第3番目・・・長期工事・受注製造の前受け交渉

第4番目・・・債務支払方法の変更交渉

第5番目・・・商業手形の割引実施

第6番目・・・制度融資の導入

第7番目・・・銀行からの運転資金の借入

であります。

第5回目の経営塾は1月の予定です。

どなたでも参加大歓迎です。参加費は、1回500円(実質)です。

2003/11/11(火)曇り

『東京三菱銀行』

東京三菱銀行が住宅ローンに力を入れています。

昨日の日経新聞14ページの全面を使っての東京三菱銀行の住宅ローン広告はすごいなあと思っていたところ、本日の新潟日報朝刊の21ページにも全面を使っての広告・・・。

内容も、金利が当初3年固定で年1%。住宅ローン減税を使うと1%の減税となるので、3年間は実質金利負担ゼロというのがセールスポイントであります。

当然、新潟県も対象で、平成16年3月31日までに申し込みし、平成16年4月30日までに借入れの人が対象で、他行よりも有利な条件であります。

キャッチフレーズがいいですね。

「金利の動向を考えたら、住宅ローンは今だと思う。」

「夢に向かって、具体的。商品力でも、東京三菱。」

http://www.btm.co.jp/cam_info/0207_lifedesign/index.htm

 

ちなみに、私どもTKC会員と、東京三菱銀行は提携し、戦略経営者ローンを開発販売しております。何と5000万円まで無担保・無保証で最長5年という魅力的な融資であります。それも審査結果も申し込みから5日以内という超スピード。これも私どもTKC会員の作成する決算書データ等の信憑性を高く評価いただいている結果であります。

■東京三菱のTKC戦略経営者ローン

 東京三菱銀行では、TKC戦略経営者ローンの融資条件を大幅に見直し、最高貸出金額 5,000万円、最優遇金利 1.5%でご融資します。最長返済期間は5年(60か月)です。
 東京三菱銀行は、今後も資金提供の面から企業経営者の皆様をご支援して参ります。

 金 利

(1) レギュラーで返済期間が1年以下の場合 :1.625%〜
(2)  レギュラーで返済期間が1年超の場合 :1.825%〜
(3)  ワイドで返済期間が1年以下の場合 :1.875%〜
(4)  ワイドで返済期間が1年超の場合 :2.075%〜
 ※ レギュラーで、書面添付を実践している場合は金利を0.125%優遇します。
 ※ ワイドの場合、K、F、Sの1項目を実施するごとに金利を0.125%優遇します。
(ただし、最大優遇は0.25%)

当事務所のお客様数社に対してすでにこのTKC戦略経営者ローンを実行していただいております。

このローンを資金調達の一つの手段してとらえると資金繰り安定のためにはよいことだと考えております。

詳しくは、当事務所まで。

2003/11/10(月)曇り

『健康管理』

急に朝晩が寒くなりました。カゼを引き始めている方も見かけるようになりました。

これから年末にかけて、超多忙の日々をおくる方が多いと思いますが、体調には、十分注意したいものですね。

ちなみに、明日、当事務所ではスタッフ全員がインフルエンザの予防注射をいたします。これで3年目になりますが、カゼで大きく体調をくずす人は減ったように思います。

ちなみに、予防注射は一人1500円です。

いずれにしても気のゆるみが一番の原因と思いますので、充実した日々をおくりたいものです。

それにしても、当加茂市出身の菊田真紀子さんが、衆議院議員当選。34歳の若さであります。25歳で市議当選した時もびっくりしたわけですが・・・。「まきこ」と「まっきいろ」をかけての、イメージカラーがイエローとはさわやかさでした。いずれにしても、チャレンジ精神でその若さをバネに活躍してもらいたいものです。

2003/11/ 9(日)小雨

『一緒に感動を体験しませんか』

1週間後の16日の日曜日は、当事務所スタッフと共に心を磨く研修に参加であります。

これは日本を美しくする会の「燕・三条掃除に学ぶ会」です。

「日本を美しくする会」が発足したのは平成5年11月。

(株)イエローハットの創業者・鍵山秀三郎さんの掃除哲学に学ぼうという有志の集まりとして結成されました。

「日本を美しくする会」の推進する「掃除に学ぶ会」が、最初に開催されたのは岐阜県恵那郡明智町の日本大正村。その時の参加者はわずかに35名。


以来、「掃除に学ぶ会」の運動は各地に広がり、平成13年9月29日、徳島県阿南市の設立をもって、日本全国47都道府県で開催されるまでになりました。外国ではブラジル、中国にもそれぞれ設立され、現在も定期的に開催されております。

平成14年5月現在「各地の掃除に学ぶ会」の数は、登録されているだけでも国内87、外国2、合計すると89か所。参加される人々の年齢・性別・職業もさまざまで、老若男女あらゆる分野にまたがっています。

開催するたびにその輪は広がり、1年間でこの会に参加される人の数は延べにして、すでに10万人以上に達しております。

ここ県央地区では、3年ほど前に、鍵山秀三郎さんから講演いただき、鍵山さん直々のトイレ掃除の指導をいただきながら始めたのが第1回目でありました。

以後2ヶ月に1回ほどのペースで三条・加茂・燕を中心に開催しているところです。


なぜ、トイレ掃除か・・・


1. 心を磨く
心を取り出して磨くわけにいかないので、目の前に見えるものを磨く。特に、人のいやがるトイレをきれいにすると、心も美しくなる。人は、いつも見ているものに心も似てくる。


2. 謙虚な人になれる
どんなに才能があっても、傲慢な人は人を幸せにすることはできない。人間の第一条件は、まず謙虚であること。謙虚になるための確実で一番の近道が、トイレ掃除。


3. 気づく人になれる
世の中で成果をあげる人とそうでない人の差は、無駄があるか、ないか。無駄をなくすためには、気づく人になることが大切。気づく人になることによって、無駄がなくなる。その「気づき」をもっとも引き出してくれるのがトイレ掃除。


4. 感動の心を育む
感動こそ人生。できれば人を感動させるような生き方をしたい。そのためには自分自身が感動しやすい人間になることが第一。人が人に感動するのは、その人が手と足と体を使い、さらに身を低くして一所懸命取り組んでいる姿に感動する。特に、人のいやがるトイレ掃除は絶好の実践。


5. 感謝の心が芽生える
人は幸せだから感謝するのではない。感謝するから幸せになれる。その点、トイレ掃除をしていると小さなことにも感謝できる感受性豊かな人間

以上の精神で大勢の方々が参加しております。

今回は、加茂市の加茂市立加茂小学校をお借りしての開催です。16日の8時30分から12時までの3時間半、すばらしい感動を体験しませんか。どなたでも参加大歓迎です。

問い合わせは当事務所まで。

http://www.souji.jp/

2003/11/ 8(土)小雨

『固定資産の取得価額とは』

先日のある方からの問い合わせの内容です。

事業用の建物を購入したが、この建物の購入に伴って支出した次のものは建物の取得価額に含めるのか、あるいは、経費処理してもいいのかという内容であります。

1.不動産売買契約書の印紙代

2.登記費用

3.不動産取得税

4.抵当権設定登記費用

5.固定資産税

取得価額は、購入対価+付随費用+事業の用に供するために直接要した費用です。

そのため、上記1〜5については、次のようになります。

1.は取得価額、4.5.は必要経費となります。

2.3.については原則的には取得価額を構成するものですが、例外的に経費処理することが選択可能となっています。これらの費用は、建物を取得したことによって支出した費用であるので取得価額に含めるべきですが、事後的に課される性格のものであるため、基本通達において固定資産の価額に含めないことができるものとされています。

特に1.については注意が必要ですね。

2003/11/ 7(金)曇り

『貴社の企業経営のコンセプトは・・・、今やるべきことは・・・』

現在のような不況下では、従来の経営常識が通用しなくなりました。

また、「老舗は不断の革新から生まれる」という言葉があるように、長い間を生き抜いてきた企業は、その時その時の時勢にあわせ、自らを変えてきております。

どのような商品であれ、永遠に続いて利益を上げられるものではありません。消費者のニーズが変化したり、飽きられたり、競合他社が参入したり、様々な要因から、何もしなければ売上のみならず、商品の粗利益率は低下傾向にあるというのが一つの法則として考えられています。

先に発表された2003年版中小企業白書によると、1980年以降、開業率が低下し始め、最新の調査時点(1999〜2001年)では、開業率は3.1%であり、廃業率の4.5%を下回っています。また、企業数は161万8千で、1996年と比べて、5万7千企業、3.4%の減少となっております。

廃業率がこのまま推移すれば、企業数の減少に伴い、得意先等も減少していく可能性があります。

そこでやはり企業経営において大切なのは、現在の企業経営は何のために始めたのか、経営の根底にある願望、あるいはコンセプト等々を今一度再確認し、これらを社内で共有してこそ、目的や方針が明確化され、そのためにやるべき手段が明らかになり実行出来ることとなるのではないでしょうか。

自社は何を売っているのか。そのものを販売するだけなのか。そのものを通じてどう満足してもらいたいのか等々・・・・。

昨日6日、ある法人成りしたばかりの当事務所のクライアントである若き社長及び奥様との会話で行き着いた内容であります。

 

話は変わります。あの京セラを設立し、また、若手経営者のための経営塾「盛和塾」の塾長として後進の育成にも心血を注がれておられる稲盛和夫氏が来月3日、新潟市の朱鷺メッセにおいて講演を行います。演題は「人は何のために生きるのか」。

この厳しい時代に私たちはどう生きたらいいのだろうか、私たちに感動と生きる勇気を与えてくれるセミナーです。

企業経営の根幹にかかわる貴重な話も聞くことができるものと確信いたします。

主催は清和塾新潟。入場は先着1000名で参加は無料とのこと(事前申し込みが必要)ですので、ご都合のつく方はぜひご参加を・・・。

詳しくは当事務所まで。

2003/11/ 6(木)曇り

『資金繰りを悪化させている要因』

来る11日、当事務所主催にて2ヶ月に1回の経営塾を開催致します。

テーマは、キャッシュフロー。講師は私がつとめさせて頂きます。

企業経営はとかく主に売上のみに注力し、これをいかに増やすかに日々の努力がさかれているのではないでしょうか。

それに比べて、資金計画についてはおろそかになり、極端な場合当日になって明日の資金繰りがつかないということであわてて手当てしていることがなきにしもあらずです。

帳簿上いくら利益が出てもキャッシュがまわなくなれば倒産です。

収益アップを図るということにあわせ、資金の管理もしっかりやりたいものです。

通常、資金繰りを悪化させている要因は大きく分けて次の7つに分類できます。

@赤字経営

A仕入と販売のタイムラグ

B売上債権の回収が、買入債務の支払に比べ遅くなっている。

C得意先の倒産、債権の貸倒れ

D在庫

E設備資金の調達方法の誤り

Fその他、投資の失敗、無理な利益処分など

 

今一度、自社の資金繰りを再点検してみてはいかがですか。資金が多くありすぎて困ることは無いのですから。

11日の経営塾はどなたでも参加大歓迎であります。

2003/11/ 5(水)晴れ

『成功のための七ヶ条』

昨日の日経産業新聞からです。モノ余りでも売る極意・営業達人流というタイトルの記事がありました。

まず、

嫌われないこと。服装や小物にも注意・・・

商談は流れをふまえて。顧客自身に選ばせる・・・

正否の見切りが大切。次も見据え印象よく・・・

と書かれていました。

成功のための七ヶ条として次の言葉が掲げてありましたので参考まで。

一、門前払いされない

一、毎回、到達目標を決める

一、相手に選ばせる

一、顧客を否定しない

一、反論を歓迎する

一、買う人より使う人

一、引き際はきれいに

これらはどんな商品にも当てはまるような気が致します。営業受難の時代と言われていますが、だからこそ、今までの営業方法をがらりと変えて見るのも一案かもしれませんね。

後はやり抜くのみですね!!

2003/11/ 4(火)曇り

『経営者の景況感急改善、4人に3人「緩やか回復」』

本日の日経新聞によると日本経済新聞社が3日まとめた「社長100人アンケート」の結果が掲載されています。それによると、国内景気は「緩やかに回復に向かっている」とする回答が77.6%に達し、増産などの事業拡大策を検討する経営者も3分の1を占めています。強気の経営判断が広がる一方、懸念材料としては消費低迷や円高ドル安をあげる回答が多い結果となっています。

調査は国内の主要企業118社の社長(会長・頭取を含む)を対象に、10月中旬から下旬にかけて実施し、107人から回答を得たもので、調査期間中の日経平均株価は1万1000円前後で推移。今年6月に実施した前回調査時に比べ、金融システム不安の後退などで株価が1000円以上回復する中での調査だったようです。

この関連記事が、3面にわたって日経産業新聞に詳しく掲載されております。

そこでは、アンケート31項目のすべてとその内容が書かれております。問18では、郵政民営化についての内容で70.1%が賛成、問19では道路公団の民営化についてで73.8%が賛成となっており、やはり企業経営者としては賛成ということでしょうか。

いずれにしたとしても景況感改善ということですが、あくまでも主要100社のアンケートであります。その100社の企業名は、日経産業新聞に掲載されておりますが大企業がほとんどであります。

さいわい100社のうち1/3が事業拡大に意欲を見せているということですので、中小企業にも回り回ってプラスになればといった感想であります。

 

週の初めであり、11月の実質スタートの日。計画立てて仕事を進めたいものですね。

2003/11/ 3(月)曇り

『紅葉』

昨日は日中の気温も比較的高く、すばらしい秋晴れでありました。さぞかし、行楽地は混んだのではないでしょうか。

紅葉の見頃もそろそろピークのところが多いのではないでしょうか。

けさ、全国100ヶ所の紅葉状態を毎日更新しているサイトを見つけました。

http://www.do-map.net/seasons/autumn/index.html

また、紅葉おすすめスポット580ヶ所の見頃を毎週紹介しているサイトも見つけました。

http://season.biglobe.ne.jp/kouyou/

秋をおもいっきり体感したいものですね。

三連休も今日で終わりであります。

2003/11/ 2(日)晴れ

『空前の京都ブーム』

今、書店の店頭、コンビニの書棚、笑えるほど「秋の京都」本が並んでいるとか。旅行会社の宣伝もすごいそうで、間違いなく、空前の京都ブームだそうであります。

平成14年の京都への観光客は4217万4千人。前年に比べて85万人も増えて過去最高を記録しています。平成10年頃までは4000万人を少し下回るほどで推移していましたが、平成8年からはほぼ一方的に増加して平成12年からは毎年4000万人を越えているそうです。

これには余暇の増加や交通網の整備などいろいろありますが、特に最近はさまざまなメディアの煽りによる異常ともいえる京都ブームの過熱によるものが大きいと思います。

この傾向は平成15年にはさらに顕著になってきていて、書店には人目につきやすいところに「紅葉の京都」に関する本が所狭しと並んでいます。

平成14年の月別の観光客数を見ると、11月の観光客数は約652万人。2位の5月が約447万人、3位の4月・10月が約443万人で、652万人という数字は他の月に比べてもずば抜けています。いかに11月、紅葉シーズンの観光客が多いかがわかります。観光地やそこへ向かう交通機関は普段から混雑しているところもありますが、特に紅葉シーズンの混雑だけは別格。普段の京都と同じ感覚で行動していると本当に大変な目に遭うそうです。

時にはゆっくりと、この京都の魅力に浸ってみたいものですね。

http://www.e-kyoto.net/

2003/11/ 1(土)晴れ

『自分が顧客だったら』

最近感じることの一つに営業の仕方の在り方です。

当事務所にも電話や来訪による売り込みが多くあります。また、それ以外でも従来からの取引のある方や金融機関等も含めてでありますが、本当に取引したいのかと思うようなことが多々あります。売る側の都合のみでのセールスが最近特に目につくような気が致します。

買う側の都合より売る側の都合を優先して、仮に販売できたとしても、その後のリピートはあり得ないのではないでしょうか。

このコーナーの10月23日に書かせていただいた「薬を売ってくれなかった薬局」の話は極端な例かもしれませんが、自分が顧客だったらの精神で私自身、仕事をし続けたいものだと痛感している次第です。