2001/6/30(土)

『半額バーガーのからくり』

マクドナルドの半額バーガーの誕生のウラには、メーカーとの連携や綿密な市場調査があったとのこと。

ハンバーガー1個あたりの原価(原材料費+包装材費)は約40円。平日に65円で売る半額バーガーの原価率は60%。通常、原価率を40%以内に抑えなければ、ハンバーガーのファーストフード店が利益を出すのはむずかしいとのこと。原価率60%は論外。マックがハンバーガーとチーズバーガーを平日半額で販売を始めたことによってこの両商品の販売個数は4.8倍に増えたそうです。大幅な利益圧縮を販売量の爆発的増加によってカバーし、収益を確保したというのが世間一般の流布したシナリオ。しかし、これは正解にほど遠おく実際は次のシナリオであったそうです。。

昨年1年間でマクドナルドは1億6600万個のハンバーガーと3億9000万個のチーズバーガーを売った。それぞれに半額価格の65円と80円を掛け合わせて合算すると420億円という数字が得られる。これはマックの売上高4311億円の9.7%にすぎない。しかも、この販売個数には、週末に通常価格で販売された分や、セットメニューでうられた分が含まれる。純粋な「半額バーガー」は全体の売上高シェアの1割に遠く及ばない。では、マックにくる客は何を食べているのか。

それはセットメニュー。レジ1000回あたり748食がエクストラバリューミール。これは半額バーガー導入後も同水準をたもっている。顧客単価も半額バーガー導入後の落ち込みも少ない。522円から5.2%減の495円。年間顧客数は11億6700万人から13億1800万人へと、1年間で12.9%も増加した。「半額」という魅力的な看板を大きく掲げ、押し寄せる客に儲かる商品を売る。そんな構図が浮かび上がる。半額バーガーが新たな顧客を開拓という収穫をもたらした。これまでマックの最大顧客層は10代を中心とした若年層だった。半額バーガーは昼食代を浮かせたいサラリーマン層の指示を得、20代後半〜30代の利用が急増したというわけ。

すべて数字で判断する経営に徹した結果ということができるのではないて゛しょうか。また、調達コストを1%削減するだけで10億円の利益増となるということで、徹底したコスト管理をじっこうしたそうであります。

 

ところで、明日からは7月。子供が七夕の短冊に思い思いの願いを書いておりました。経営も同じで、願いを紙に書いておくことによって目標が明確化し、より具現化するわけですね。こどもを見習って、明日からの13年後半6ヶ月の目標をさだめることに・・・。

2001/6/29(金)

『上場企業の決算発表が集中』

昨日は上場企業の株主総会開催のピーク。県内でも上場企業など25社が一斉に総会を開催したとか。

亀田製菓は2期連続の赤字(10億円)で、新潟交通はなんと31億円の赤字。先日未承認遺伝子組み換え原料混入により商品を自主回収したばかりのブルボンは、3億円の黒字。

全国の上場企業1863社の集計の結果は、4期ぶり増収増益。中でも製造業は、経常利益が40%増とか。

ホンダ車を乗り続ける私としては、やはり本田技研工業が気になるところでありますが、今期の売上高は30420億円、営業利益1170億円、経常利益1373億円、税引前当期利益374億円、当期利益113億円で、自己資本率は70.0%。

トヨタの経常利益が6218億円でしたのでねホンダの経常利益はその22.1%にすぎませんが、それにしてもすばらしい業績でありました。

2001/6/28(木)

『朝研修のひととき』

当事務所では毎朝30分ほど、私を含め6名で税法の研修を行っています。

昨年は、所得税、本年は消費税です。

やり方は、Q&A事例集を用いて、その日の当番が事前に予習をやってきて、その問いに対する考え方を自分なりに解説し意見を述べるやり方です。他のメンバーもそれに対する感想を述べ合うというもので、最後に私が総括。欠席者は事前に欠席レポートなるものを提出することになっています。

みんな真剣に頭を回転させ税法解釈をするわけですが、そんな最中に、ふとさりげなく毎日のようにメンバー各人にコーヒーが配られます。ホットする瞬間です。この一杯によって頭も気分もリフレッシュ。この研修参加メンバー以外のスタッフのTさん、Sさん、Yさんの心配りであります。

毎日本当にありがとう。おかげで、昨年は所得税を体系的に全て網羅し、各スタッフが自身を持ったようですし、今年の消費税も再確認ができ、新たな気づきも得ることができているという状況です。

ありがたいものですね。

2001/6/27(水)

『住宅ローン控除制度の改正』

ローンで住宅を新築された方及び建築中の方並びに住宅を購入された方及び購入される予定の方にお知らせです。今月末の6月30日が税制適用の分かれ目になります。

6月30日までに居住の用に供した場合(住み始めた場合という意味です。)のローン控除は、1〜6年目までがローン残高の1.0%、7〜11年目までが0.75%、12〜15年目までが0.5%の税額控除が受けられることになっています。

これに対して、7月1日以降に居住の用に供した場合は、ローン残高に対して、10年間一律1%の税額控除となり、かつ、この10年間でローン控除は打ちきりとなります。

ということは、あと3日後の6月30日が税額控除制度の適用の分かれ目になるということになります。

どちらが有利かは具体的に計算してみれば一目瞭然ですね。

2001/6/26(火)

『パソコンは、最短2年で費用化可能』

平成13年度の税制改正で、コンピュータの耐用年数の見直しが行われ、4月以降開始の事業年度より、これまでの一律6年だったものが、パソコン4年、その他5年にそれぞれ短縮されました。

リース契約で費用処理される場合は、税法では、法定耐用年数の70%以上120%以下であることが要件のひとつとされておりますので、法定耐用年数が4年のパソコンは2年以上5年以内ということになります。

つまり、減価償却では4年で行うパソコンが、リースでは、最短2年で費用化できてしまうということです。

パソコンの現在の性能・機能から考えると、この2年あるいは、せめて3年で、費用化しないと、実状に合致しなくなるというのが現状ではないでしょうか。

 

今日も、昨日同様ジメジメとした梅雨独特の一日になるのでしょうか。周りに、風邪でダウンの方も多いようです。体調の自己管理を徹底したいものですね。

2001/6/25(月)

『紀文は気分から』

昨日読んでいたある本の内容から。

私たちはものを買う時など、買わせていただきますという謙虚さを忘れて、買ってやるといった横柄な気持ちになっていないでしょうかという投げかけから始まる文章です。特に仕入れの時など、この時とばかりに少しでも安く買い付けようとして、相手のことなどおかまいなしに、自分の利益のみを追求する場合が多いのではと。

かまぼこで有名な紀文の創業者は、材料の魚を仕入れる時に、決して値切らなかったそうです。そこで、いつとはなしに「気分のいい人だ」と言われるようになり、とうとう周囲の人たちの口にしていた言葉が、そのまま屋号になったということです。気分が紀文になったということですね。すばらしいの一言です。

この紀文の創業者の精神を見習い、多くの人々の働きに感謝したいものですね。

2001/6/24(日)

『グリーンのある暮らし』

「私たちが、グリーンと総称しているもの。それはイコール【葉】のことで、形姿はもちろん、色もさまざまである。山深い森のように濃い緑、新緑のように美しい若緑、白が交じった緑、ほんのりとピンクに染まるもの、こくのあるワインのような色・・・・・・。ひとつとして同じ色がない幅の広さは、花の色にも負けないほどで、その魅力は尽きない。今回提案するのは、そうしたグリーンをインテリアの一部として楽しもうというものだ。」

これは、グリーン・コーディネート片岡めぐみさんの言葉です。

初夏のテーブルに、グリーンのある暮らしが気持ちいい・・・・。と、提案しています。

それぞれの葉をしげしげと眺めると、色の具合はもちろんのこと、光の具合、形など、それはそれはバラエティーに富んでいて、美しいものだということに改めて気づきます。そして、自然に息吹くグリーンの力強さ、造形美に心惹かれたりも。グリーンには気持ちを落ち着け、癒す効果さえあるようです。そうです。当事務所のカラー及び名称等が緑に統一してあるのは、これらの理由からです。!?

今朝も梅雨の雨によって、更に緑がさえ輝いております。

今日は日曜。身も心も休め明日からの業務のための充電としたいものです。今週いっぱいで、平成13年も前半終了。来週からは後半となります。前半の反省を・・・・・・・・・・・・・・・・・。

2001/6/23(土)

『ゴーイングコンサーン規定の導入』

企業の決算書を監査する際のルールを決める企業会計審議会は22日、企業の破綻懸念を監査報告書で指摘することなどを柱とする監査基準の全面的な見直し案を発表。

これにより、2003年より上場企業等の公認会計士監査の監査報告書に、記載させる方向になる予定です。

その記載内容は、次の監査を行う1年後までに、経営が破綻する懸念がある場合、投資家にその危険性を知らせ、注意を喚起するのが狙いだとのことです。監査基準の中にこの規定がなかったのは主要国では日本だけで、早急な導入が課題になっていたという事情からです。

永続企業=ゴーイングコンサーン。

企業は永続発展し続けるのが使命でから。当然投資家にとって必要で重要な情報であるわけです。

当事務所の所是「企業の永続発展を願い共に考え行動を」を、毎日朝礼で、全員声を合わせ唱和しているところであります。まさにゴーイングコンサーンを願いつつ・・・・。

このホームページのアドレスの中の数字「5193」は、このゴー(5)イング(1)コン(9)サーン(3)を意味しています。

2001/6/22(金)

『ホンダフィット』

ホンダのニューモデル「フィット」が本日から国内販売されると発表されていました。これは、世界戦略車としての位置づけ、来年はじめから欧州など海外市場に順次投入していく戦略小型車で、1300CCで燃費はリッター23キロ。オデッセイと同じ室内高を確保するなど、エンジン性能、社内の居住性等各面で品質を高めたとか。

これはまさしくトヨタのヴッツの対抗車。世界全体で年30万台の販売をねらうという意気込みです。

2日ほど前に、新車フィット発表の案内が郵便で、それも速達で到着。キャッチコピーがおもしろく、カラーバリエーションも魅力的でありました。

「さあ フィットではじめよう! 自分色の思いたったが吉日生活。」

「サイズはスモールなのに驚きはビッグ。」

まさに、今の経済環境に対応すべき中小企業経営者にピッタリの表現ではないでしょうか。

思いたったが吉日・・・・。考えても行動しなければ考えないのと同じ。手遅れにならないように次の一手を即実行すべきですね。サイズはスモールでも驚きはピッグ・・・・。大きさよりも中身が大事で、売上規模が大きくても利益が伴わないようでは資金繰りがきつくなるばかり。売上は手段であって目的は利益を上げること。規模が小さくても利益を上げる構造が構築されていればということではないでしょうか。ビッグカンパニーよりグッドカンパニーです。

 

昨日、経済諮問会議の基本方針が発表されました。民間主導経済で改革推進とか。チャレンジャー支援というプログラムが入っているようですが、やる気のある人を支援するという現れですね。

2001/6/21(木)

『ヤフーが月額2000円台のADSL』

ヤフーが6月19日、最大8メガビットのADSL接続サービスを開始すると発表。6月20日からヤフーサイトで受付を開始し、6月末から東京都区内を皮切りにサービスを始めるとか。サービス地域は年内に全国世帯の70%をカバーする方針で、年内に100万人の加入を見込むそうです。

さっそくヤフーのホームページで確認したところ、新潟県は本年9月よりサービス開始予定となっておりました。さっそく、今朝、ADSL接続サービスの予約申込をおこなった次第であります。条件はアナログの電話回線が必要とのことですので、ISDN回線しかない場合は、切り替えが必要のようです。

NTTが、この加茂の地でもADSLを開始する予定ですが、料金的にはその半分で利用できるわけですから、絶対ヤフーが得ということになります。早さもNTTの1.5メガビットに対して、ヤフーはなんと8メガビット。ということは、5倍強の早さということになりますね。

2001/6/20(水)

『女性が住宅販売』

本日の朝刊によれば、需要低迷にあえぐ戸建て住宅業界の中で、快進撃を続けるスウェーデンハウスとユニバーサルホーム。共通するのは、共に女性を営業員に積極的に採用し、戦略の柱に育てた点とか。共に高断熱等の高品質、あるいは低価格などで商品特徴を明確に打ち出す一方、住みやすさなどの生活実感を女性営業員で訴え、顧客の心をつかんでいるそうです。大手でも住友林業、三井ホームが今春、始めて女性営業員を採用、需要低迷を打破するカギとして女性の営業職が注目を集めています。

ちなみに、スウェーデンハウスは、2000年度の売上が前年度比22%増と、2年連続で20%以上の伸び。なんと全営業社員の20%が女性。足で稼ぐ営業だけに頼っているのではダメ。生活実感があり、家に詳しい女性の説明の方がお客様はなっとくされるということです。

女性の活躍の場がますます増えて来るというわけですね。先日、経営セミナーを実施していただいている市川先生のお話の中で、中小企業は、ご主人が社長でうまくいかなければ、社長の奥さんがかわって社長になることによって成功する場合が高いと力説されておられたことを思い出した次第です。

今日も充実した1日にしたいものですね。

2001/6/19(火)

『会計事務所セミナー参加』

昨日は、年当初の経営計画書のとおり、「会計事務所のための3日間」という会計事務所セミナーに、私を含め6名で、朝10時からセミナー終了後の懇親会を含め19時30頃まで参加。実り多き1日でありました。

これは、まる3日間の研修で第1日目は先月、第2日目が昨日、3日目が来月という予定で、実践を持って本当に信頼される会計人を目指すことを最大のねらいとするもので、東京より先生からおいでいただき三条で開催いただいているものです。

先月の第1日目は、会計人に今求められている能力開発の原点を知る・基準行動が自らを映し出す鏡だと知る・関与先の指導方針を見極めるなど。

昨日の第2日目は、基準行動が相手に与える影響を知り、更に、関与先社長との会話をロールプレイング(模擬現場)で体感し、様々な場面での社長説得等の方法を学び、大変有意義な場となりました。当事務所スタッフの小林は会計事務所所長役に抜擢され、真剣に相手社長役の方に自分自身の考える方向性を力説し、最後には相手社長を説得する事を完遂。見事でありました。また、宮本も別のグループで会社の社長役でことに対する相手の気持ちを体感できたはず。この、ロールプレイングの様子をビデオで全員で振り返り、話し方、表情、説得方法等を自ら振り返って検証した次第であります。

来月の第3日目が楽しみであります。

棚橋先生、永作先生、吉田先生、懇親会まで長時間おつき合いいただき、本当にありがとうございました・・・・。次回は、お手柔らかに!?。

2001/6/18(月)

『3D』

会社をダメにする3Dというのがあるそうです。「ダッテ」「デモ」「ドウセ」の3つだとか。

「ダッテ」や「デモ」は、言い訳や自己弁護に用いられ、「ドウセ」は開き直りの表現で、いずれも後退的な言葉。

ある心理学者は、「人間は『できない』とか『無理だ』というような否定的な言葉や、『3D』のような後退的な言葉を口にしていると、全身の神経ゃ筋肉が収縮し、物事に対して否定的、消極的な姿勢になる。逆に、肯定的、積極的な言葉を使うと、神経は弛緩(しかん)し、血液の循環もよくなって、物事に適応しやすくなる」と言っています。

否定的な言葉や後退的な言葉はつい口にしがちですが、口にすればするほど、状況は悪くなっていきます。日頃から積極的な言葉を使い続ければ、必ずや、問題解決の突破口は見つかるということですね。

ところで、松下幸之助氏は、自身の成功の理由を3つ挙げています。1つ目は体が弱かったこと。2つ目は学歴がなかったこと。3つ目は貧しかったことだそうです。マイナス要因と思える事でも、捉え方1つでプラス要因という実例ということですね。マイナス面を進んで素直に受け止めるところに、その人が大きく伸びる秘訣があるようですね。

 

金曜日の損益分岐点の回答です。

問1  833万円  

問2  増加させる。

問3  70万円  でした。

いかがでしたか。

2001/6/17(日)

『話題のキャッシュフローを家計にたとえると』

今や、キャッシュフロー計算書は、貸借対照表・損益計算書に次ぐ第3の決算書とまで言われているぐらい重要視されております。

キャッシュフロー計算書は、ご承知の通り、次の三段階からなっております。第一は、「営業活動によるキャッシュフロー」、第二が、「投資活動によるキャッシュフロー」、第三が「財務活動によるキャッシュフロー」です。最後に表示されるのが、現金預金の増減です。昨年に比べて、その企業の現金預金(キャッシュ)がいくら増減したかが示されます。

ある方が、家計にたとえてわかりやすく説明していましたので、紹介します。

・・・・・・・・・ 「営業活動によるキャッシュフロー」は、お父さんの稼ぎから生活費を差し引いた残りを表しています。また、「投資活動によるキャッシュフロー」は、住宅や車や家財などの購入、子供の学資保険の払い込みなどが表現されます。さらに、「財務活動によるキャッシュフロー」は、住宅ローンや車のローンの借入や返済、場合によっては消費者金融からの資金の借入やその返済が表示されます。

通常、家計が逼迫している状態というのは、家計における「営業活動によるキャッシュフロー」が悪化している状態のことをいいます。営業活動によるキャッシュフローがマイナスの家庭では、家計のやりくりが大変です。

これが企業ならば、このような会社には、なかなか資金を貸してくれないでしょう。そこで、まず営業活動によるキャッシュフローはプラスでなければならないということになります。

しかし、営業活動によるキャッシュフローがプラスならば、それでいいというわけでもありません。企業を維持してゆくためには、現有の生産力を保持してゆくための投資活動も必要です。これらをひっくるめて、黒字ならば、商売を続ける意味があるといわれます。・・・・・・・・・・・・

つまり、キャッシュフローは、お金の増減について、何が原因で起こっているかを見ることができる一覧表といえます。いくら儲かったかよりもお金がなくて黒字倒産ということもあり得ますが、このフローを見れば一目瞭然となりますね。

今日は父の日、我が家の三人の子供達は、どんなことをしてくれるのでしようか。一番下と真ん中は、肩もみとか言っておりますが。

2001/6/16(土)

『銀行の貸しはがしの意味』

昨日、都内のある公認会計士より次のような話を聞くことができました。

「銀行は、「良くない会社」に貸すと貸し倒れがなくともその銀行は赤字。逆に「良くない会社」から貸しはがす(貸し付けていたものを回収)とその銀行は黒字となる。これは、銀行自体が、貸倒引当金を設定する必要があるからで、不良会社に貸した場合には、その瞬間から貸倒引当金を設定するからその分損失が発生。逆に不良会社から、回収すると、貸倒引当金が戻し入れられるから、利益が発生することになる。となれば、優良会社以外は、極力融資は避けることによって損失の発生を防ぎ、回収することによって利益がでるということになっている。

また、いま、銀行は、いかにしたら集めた預金を逆に減らせるのか、ということを模索中。2002年度よりペイオフ導入のため、銀行は預金残高に対して、預金保険機構に保険料を支払う必要がある。その保険料は銀行の経営内容によって料率に差があり、悪いところは高く、良いところは低いというのは当然。預金量が多いと保険料がかさむということに。現在、都銀は、預金を獲得する代わりに、投資信託を買ってもらっている。預金で獲得すると、保険料がアップするが、投資信託であれば、手数料収入が入る。まして、この投資信託の購入資金をできれば預金取り崩しで購入してもらえば、一石二鳥。保険料が減って、手数料が上がる。お金はゼロ金利政策中であるから日銀のコールローンから持ってくれば良い。

これは、銀行の検査か゛、従来のなれ合いによる大蔵省検査から、金融検査マニュアルによる検査に変わったため。

そこで、結論としては、自分の会社に融資してもらうには、自分の会社が貸倒引当金上どの分類(いくら引き当てを積まなければならない会社なのか)に属するかを知っておくのも有用である。

都銀の整理はほぼ終わり、これからは地銀の整理が始まる。しかし、その地銀自身が気づいていないのが事実。

こんなケースも考えられる。A銀行から1000万円の融資を受けており、B銀行からも1000万円の融資を受けていた場合において、今後AとBの銀行が合併した場合、2000万円の融資のままででオッケーではなく、一社1000万円までという考え方であれば、1000万円の返済を求められることも十分考えられることも念頭に入れておく必要が。」

 

いずれにしても、自社の経営内容を改善しながらも、銀行も仕入先のひとつという位置づけで今後は交渉すべきと力説しておりました。銀行は会社の都合で貸さないのではなく、銀行の都合で貸さないとまで言い切っておられたほどであります。参考までに。

2001/6/15(金)

『損益分岐点分析』

一昨日、三条市にある中小企業大学校の財務管理の講義を聴講する機会がありました。講師は、東京の公認会計士・税理士の前川修満先生。その講義の中の演習の一部を紹介いたします。

ぜひ、考えてみてください。

売上高 7000万円、売上原価 4900万円、固定費 2500万円 で、最終利益は−400万円の会社です。次のケースについて答えを求めてください。

問題1.この会社の損益分岐点はいくらですか。

問題2.この会社は、固定費に含まれている広告宣伝費を100万円増加させると、売上高は40%増加させることができる。逆に広告宣伝費を100万円減少させると、売上高は20%減少する。では、この会社の場合、広告宣伝費をそのままにするか、100万円増やすか、それとも100万円減らすか、どれが一番トクでしょうか。

問題3.もし、固定費に含まれている広告宣伝費を300万円増加させると売上高が30%増加すると想定できる場合、赤字を出さないためには、広告宣伝費以外の固定費をどのくらい削減しないといけないでしょうか。

損益分岐点分析の応用です。さあ、トライ。

当事務所のスタッフの皆さんは、今日帰る時までに回答を所長に提出のこと。                        

2001/6/14(木)

『脱負け組方法伝授?』

本日の朝刊に、東海総研が小冊子「勝ち組になる会社、なれない会社」を発刊。その内容を紹介していました。

負け組は、若手が変化に対応した企画を提案しても、頭ごなしに否定したり、会議でつぶすと指摘。現場を知らず、過去の体験に安住する人を戒めています。

負け組の条件は約30項目。「今月の数字だけを問題としてしかりとばす」、「マニュアルだ、規則だと指示するだけ」、「紙に書いた経営方針を配布するだけで浸透したと錯覚する」・・など。

一方、勝ち組の条件は「おもしろい企画は、やってみなければの精神で進める」、「数ヶ月先の業績を問題にして、打つ作戦を決める」、「経営方針を浸透させるため独自の工夫をする。」・・など。

最終的に、勝ち組と負け組の差は、管理する人の問題だと締めくくっています。

話は変わります。小泉内閣のメールマガジンがきょう創刊(配信)されます。なんと、登録件数が70万件を突破したとか。世界記録だそうです。私も、興味本位に登録いたしました。これはどなたでも無料で、毎週1回(木曜日)、メールマガジンが届くというものです。登録内容は、アドレスと、性別、年齢、住んでいる都道府県のみです。登録まだで、やってみようという方は、次のアドレスから。   http://www.kantei.go.jp

今日は梅雨らしい一日になりそうですね。健康管理には気をつけて、頑張りましょう。

2001/6/13(水)

『贈与税基礎控除改正』

平成13年1月1日より、従来の贈与税の基礎控除60万円が、110万円に大幅アップされたのは以前ご案内いたしたところであります。つまり私であれば、平成13年中(1月1日〜12月31日)の間に複数からの贈与(現金であろうと不動産であろうとすべて)があった場合にその合計額から110万円を控除した残りがある場合においてその残りの金額に対して贈与税が課税されるということになります。つまり毎年110万円の控除があるわけです。

よく相続税対策として、生前贈与を行うということを聞きますが、「現金の生前贈与により相続税をどれぐらい軽減できるか」を試算いたしましたのでご紹介いたします。

前提条件は、 

財産価値は増減しない。                        現在価値に割り戻さない。                       相続開始前3年以内の贈与ではない。                法定相続分どおりの相続。                       各法定相続人に同額の現金贈与。                     です。

「相続財産が5億円、法定相続人が3人(妻・子2人)の場合において、10年間、1人あたり毎年100万円の贈与をした場合のケース」

10年間の贈与額累計    3000万円               10年間の贈与税額累計       0円               10年後の相続財産額  4億7000万円              10年後の相続税額      5545万円               生前贈与をしなかった場合の10年後の相続税額 6170万円 今回の生前贈与による節税額 625万円 となります。

何事も、先を見据えた計画が必要ということになりますね。    

2001/6/12(火)

『目標は必達させる』

次は、昨日届いた「今週の倫理」からの抜粋です。

カルロス・ゴーン氏(日産自動車経営最高責任者)は、競争意識について「日本に来て感心したことは、日本人は【デッドライン(締め切りを守ること)】に、強い責任感を持っています。この仕事はいつまでに完了しなければならないといえば、時間や人を調整してその通りに完了させる。日本人にとって【締め切りを守る】ことは、とても神聖なことのように思えます。様々な国で仕事をしてきましたが本当に驚いています。他の国にはない日本独自のものです。」と、日本人のすばらしさを強調しています。

そこで社内に危機意識をもたせ、「必達目標」を掲げ、「信賞必罰」という妥協のない姿勢で臨んだのです。さらにその意識が末端に浸透するまで徹底的に言い続けた結果、「従来からあった危機意識が新たな緊張感を持った形に変わり、目標を達成するぞという執念みたいなモノが固まった」と社員は言います。これが1年間で3311億円の黒字を計上した背景のようです。

ゴーン氏のすごいところは、「目標は必達させる」ことをはっきりと要求したことはもちろんですが、部下の持つ「日本人の優れた能力(責任感)」を引き出したことです。しかし氏は、目標が達成できないときは、その最終責任はあくまでトップにあることを明言し、日本語を習って積極的に部下とのコミニュケーションを図り、テストカーの試乗に自らハンドルを握り、売れる車づくりと日産再生に自らが先頭に立って「やる気」を見せ、部下の「やる気」を引き出したのです・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

やはり目標を達成するためには、トップが自らあらゆる力を振り絞って取り組むことですね。当然、明確な目標を期限を含めて定めるということが必要ですが。後は、やるかやらないかだけですね。

 

話は変わります。昨日本当に嬉しいメールが届きました。「はやし」さんという方からです。当事務所のホームページを毎日見ていただいているかただそうで、ホームページを見ているうちに、当事務所と、私に興味を持たれ、「山口税理士事務所さん主催のセミナーって、どういうことをやるんだろう?」と、飛び込みで6月8日の健康セミナーに参加されたそうです。

実際に来られてみてのイメージについての感想は記載されておりませんでしたが、次もぜひ、参加させてくださいとありました。本当にうれしいのひとことです。ありがとうございました。引き続き、このホームページを宜しくお願いいたします。

2001/6/11(月)

『30秒の言葉』

「私は全日本男子バレーの監督生活を通じて、30秒で話すということを体得しました。30秒というのは作戦タイムの時間です。   タイムをとるのは、必ずと言っていいほど試合の流れを左右する重大な場面ですから、選手達の緊張も相当なものです。まして、国際試合ともなれば、なおさらです。」

これは元日本バレーボール協会専務理事、松平康隆氏のことばです。最も重大な場面で、たった30秒という時間内に、激励、注意、指示を与えなければならないのですから大変です。話す内容を前もってよほど整理していなければ、選手に的確な指示を与えることはできないでしょう。

長々と要領を得ない話し方で、相手に不快感を与えてしまうことがないように、前もってポイントをしっかりつかみ、聞く人にわかりやすい言葉で話をすることに心がけたいものですね。

 

今日の自己啓発格言の解説です。

「人のために働き、人から感謝され、認められ、喜ばれることは、結局、自分の為になることである。」

今週も頑張りましょう。

2001/6/10(日)

『今日は日曜日』

今日は日曜日ですが、これから事務所スタッフと共に、「掃除に学ぶ会」に参加。トイレを磨き上げることによって、自分自身のこころを磨き上げようという趣旨のもので、今日は三条市内の第一中学のトイレを昼までの間に磨き上げる予定です。

先週の日曜日は、家族全員で、今新潟市内で開催されている「ニューキグレ大サーカス」に。何十年ぶりのサーカスでしたが、以前と違って斬新なモノがあり、和やかなショー的な雰囲気の中にも、そこで演技する人々の命がけ的な真剣さが十分伝わり、感動モノでありました。円型の金網の中での3台のバイクでの運転披露。事故は起きないものかと、はらはらものでありました。今月18日で終了ということですが、一見の価値ありですよ。

昨日、当事務所の近くで昼火事がありました。火の恐ろしさをまざまざと見せつけられたところです。今一度、火の取り扱いには気をつけましょう。予防とリスクに対する保険も定期的に見直ししたいものですね。

2001/6/ 9(土)

『健康セミナーご参加ありがとうございました。』

昨日の当事務所15周年記念イベント、「健康セミナー」に大勢の皆様からご参加いただき誠にありがとうございました。大盛況のうちに終了し、あっという間の90分でありました。

このインターネットでの案内を見られて当日会場においで頂いた方もあり、ありがたい限りでありました。

市川先生の迫力には、圧倒されっぱなしで、80歳の先生自身が縄跳び、腹筋、腕立て伏せ等の実演、玉葱ワインの実演、たけふみ等々お金がかからず、手軽でどこでもできる実体験の健康法を披露していただきました。

本当にご出席頂いた多くの皆様ありがとうございました。5年後の20周年を目指してスタッフ一同頑張る所存です。

88歳の新橋の靴磨きのおばちゃんの話も、参加いただいた方から感動したと口々に話しておられました。(新橋駅に近い路上で朝8時30分から5時30分まで一歩もその場から離れることなく、おいで頂くお客様のために仕事に徹している松本さんの話です。靴磨きが楽しく生き甲斐で、とりあえず100歳までやり続ける決意の方です。実際、私も事務所の宮本と一緒に靴磨きをしてもらうためにお会いし、感動した次第であります。)

スタッフの皆さん本当にありがとう。

2001/6/ 8(金)

『第3回みどり塾開催される』

昨夜は、6回シリーズの3回目のみどり塾が開催。熱のこもった勉強会となりました。

今回のテーマは、「企業は、人によって栄え、人によって滅びる」。

社長の責務は、自ら定めた目標を自分が採用した社員を通じて実現してもらうことが全て。そのためには、社員の採用について、年齢や性別、学歴だけで採用するのではなく、その人が入社したら何ができるかできめるべきであると。また、社員の育成は職位ごととし、経営関連数字の理解を重視すること。さらに、給料の概念を変え、労働分配率を押さえつつ、成果配分方式に。ただし、その配分基準は明確にする。研修費は、粗利益の1%を充当。

全ては、その企業にビジョンがなければ人材は育たないということはいうまでもない。目標の示せない社長は失格。そういう社長に限って、やってはいけない仕事(たとえば現場での作業)をやり、やるべき仕事(目標の策定)をやっていない。人間は生まれながらにして、挑戦力がある。ビジョンがはっきりしていると、社員が育ち、会社も育つ。まかせる仕組み、やらざるを得ない仕組みを作り上げること・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

具体的な実例を紹介しながら本当に身のある勉強会になった次第です。次回は、8月9日。テーマは、「企業は、社員全員が経営関連数字に強くなれ。」です。参加者は宿題を忘れずに。

 

話は変わりますが、いよいよ、本日18時30分より、当事務所15周年記念イベント「健康セミナー」を開催いたします。一人でも多くの方においで頂きたくスタッフ一同準備しております。感動いただけるものと、確信しております。ぜひ、お誘い合わせのうえ、ご参加を。

2001/6/ 7(木)

『今週の一言!?』

昨日のネット検索でもう一つおもしろいものを発見致しましたので紹介いたします。今週の一言コーナーです。毎週毎週、格言や、著書から選りすぐりのモノを一週間おきに紹介しているモノのようです。以下の内容です。

6/6.自分のチーズが大事であればあるほどそれにしがみつきたくなる。  ・・・・・チーズはどこへ消えた?「スペンサージョンソン」

5/27.遅れをとっても、なにもしないよりいい。・・・・・チーズはどこへ消えた?「スペンサージョンソン」

5/12.好機に出会わない人間なんぞ一人もいない。不運を嘆くのは、それを捕らえなかったまでだ。・・・・・「カーネギー」

5/5.どんな困難な状況にあっても、解決策は必ずある。救いのない運命というものはない。災難に合わせて、どこか一方の扉を開けて、救いの道を残している。・・・・・「ドンキホーテ」

4/29.ナルヨウニナル、シンパイスルナ・・・・・「一休和尚の遺言状」

4/22.雨は一人にだけ降り注ぐわけではない。・・・・・「ロングフェロー」

4/14.人間は何を知っているのかではなく、何をしようと思っているかによって、価値・無価値、能・不能、幸・不幸が決まる。・・・・・「リントネル」 

 

いかがですか。ふっと気が抜けたときや、小さなことにクヨクヨしているときなど、よーしという気にしてくれますね。

今日も一日頑張りましょう。

あ、そうそう、今日は18時30分より、みどり塾の開催日です。出席をお忘れなく。        

2001/6/ 6(水)

『キレ者度チェック!』

今朝ほど、ある事柄をネットで検索していたらこんなホームページに出会いましたのでぜひトライしてみてください。

この高度情報化社会を生きるに当たって、いかにキレ者であるか(頭の回転速度が速いか)を知ることのできる画期的なプログラムと紹介しております。

以下の質問に「はい」「いいえ」で答え、自分自身のキレ者度をチェックしては。21世紀を生き抜くために・・・・・・・・。

質問                                    1.聞き役よりも話役になるほうが多い。              2.考えるよりも、まず、行動に移す。                3.人にこびるのは得意の方である。                4.団体の中では権力を持ちたいと思う。              5.自分の悪いうわさは、結構気にするほうだ。          6.できることなら議論は避けたい。                 7.だめなことに対して、怒るより悲しみたい。           8.自分は割と大人だと思う。                     9.しゃべるスピードが早いほうだ。
10.新しいものにはあまり興味を示さない。
11.人の世話を焼くのが好きなほうである。
12.物思いにふけることが多い。
13.工作、絵を描くのが得意だ。
14.まめなほうである。
15.自分の親は親ばかである。
16.1日1度は大笑いをする。
17.時々投げやりになることがある。
18.自分は自信過剰だと思う。
19.第一印象がおとなしく見られがちである。
20.たまにはったりをかますことがある。

以上でチェックは終わり。結果のうち1〜10のなかで「いいえ」と答えた数と、11〜20のなかで「はい」と答えた数を足してください。結果は0〜4の人、5〜8の人、9〜12の人、13〜16の人、17〜20の人で分かれます。解説は、このホームページへ。アドレスは次の通り。

私自身は、いつも自慢しているように蛍光灯のようになかなかつかないといわれるとおりの鈍さです。一応長所と思っておりますが。

http://www07.u-page.so-net.ne.jp/cf6/takaoka/home1.htm

2001/6/ 5(火)

『健康セミナー(6/8)開催迫る』

当事務所15周年記念事業の一環として、地域の方々に感謝の気持ちを込めて、来る8日に、加茂市産業センターにて、市川治平氏による健康セミナーを開催(午後6時30分開始)させていただきます。【無料】

市川治平氏は、79歳の現役のコンサルタント。ご自分の健康哲学をあつい思いでパワフルに語っていただきます。79歳とは思えない体つき、精神力はお会いした人ならではの驚きです。ご参加いただければ、聞いてよかったと必ずや思うに違いありません。心も体もリフレッシュすることうけあいです。

当日の講演内容の一部を次に紹介いたします。

【意識する。習慣化する、奇跡が起こる】

1.「人生120歳、現役85歳」の強烈な願望を持つ。

2.「老化は制御できる」と信じていると楽しくなる。

3.食事、運動、睡眠に気をつける。

4.「足の裏健康法」健康板踏み朝夕30分(併せて、縄跳び600  回、腕立て伏せ50回を35年間継続)

5.台湾で学んだ「40歳のピンチをチャンスに」

6.世界の旅を3倍楽しむ。

7.「お」=おしゃれを忘れない     

  「も」=目標「人生120歳現役85歳」

  「い」=異性に興味を持ち続ける。

  「し」=姿勢を正す、背筋を伸ばす。

8.玉ネギ、赤ワイン健康法(実践15年)                玉ネギ赤ワインの作り方実演。

 

足の裏健康法は下記の症状に効果があると言われております。

@高血圧、低血圧(実証済み)

A肩こり、便秘(実証済み)

B食欲不振、不眠症(実証済み)

C関節リュウマチ、腰痛、膝痛(実証済み)

D血行ををよくする(実証済み)

E疲れ目(実証済み)

F老人性痴呆症予防

G冷え性、糖尿病                     

どなたでもお気軽にご来場いただければ幸いです。当日受付も歓迎いたします。学生さん、サラリーマン、主婦、OL、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぜひ、ぜひ、おいでください!!

このホームページをご覧頂いた方はぜひ、お誘いあわせのうえ、当日会場においでください。きっと、パワーが伝わることを確信いたします。また、帰り際には、必ず、市川先生と握手するのをお忘れなく。ビックリすることがありますよ。

2001/6/ 4(月)

『自分で自分の背中を押す』

今話題の「トレジャーファクトリー」の経営者、野坂英吾氏(28歳)の記事が、週間フナイファックスに掲載されていましたので紹介いたします。

 

・・・・彼は大学を卒業後、すぐに総合リサイクルショップを立ち上げた。社名はトレジャーファクトリー、創業6年で年商6億円、5店舗の実績である。

彼の印象を一言でいうと、「スマートでシャープな経営者」もう少し詳しく言うと、「28歳だけど、やけに言葉に重みがある」という感じだ。「やろう!と思えたことが一番よかった」

リサイクルビジネスを始めるきっかけは、この言葉でに象徴されるように、「自分で自分の背中を押せたこと」だという。

人間というのは、基本的には弱い動物だと思う。「もし失敗したらどうしよう」「本当に出来るのかなあ?」「今は忙しいし」「世間的認知度が」と自分に逃げの言い訳を用意してしまう。しかし、野坂社長は違った。自分の背中を自分で押した。これが成長と成功の秘訣だろう。そして、彼は言った。

「商売とは続けることに極意がある。常に社会から必要とされる存在となりたい。」・・・・・・・・・

 

人からではなく、自分が自分の背中を自分で押すからこそ、その後の継続があり続けるし、また、成功し続けるということですね。

自分に、逃げの言い訳ばかりを用意するのは、もうやめにしたいものですね。

2001/6/ 3(日)

『脳の働きは60歳代でも発達』

老いと共に頭の働きは衰える・・・・・。そんな社会通念を覆す研究発表が、最近相次いでいるとか。記憶や計算の能力は落ちても、経験に基づく発想や高度な判断力は、60歳代でも発達し続けるといいます。脳生理学からもそれを裏付ける成果が出始めているそうです。

社会が高齢化しても知恵の豊かさは減らず、むしろ生かす工夫の有無が重要になりそうですね。

話は変わりますが、今朝は、6時より加茂川一斉清掃に参加。朝のすがすがしい空気を胸一杯吸い込んできたところであります。

今週も頑張りましょう。

2001/6/ 2(土)

『さあ夏だ、焼き肉が最高』

いつも車で通るたびに店の前に人の列が10数人、そんなにおいしい店(焼肉店)なのかと思いつついつも素通り(通るときはいつも食事時の時間のせいか行列のため)。先週の日曜日、それではということで夕方4時頃にその店に直行。食事の時間前ということで当然席があり早速オーダー。店舗外壁にデカデカと書いてあるとおり、やっぱりスーパードライ中ジョッキー1杯190円でありました。焼き肉はオール390円。どうせ安かろう、まずかろうと期待をせずに注文。まずカルビをと思ったら骨付きしかない。店員に聞いてみると「バラ」を注文したらというアドバイス。さらにお勧めということで牛タン塩焼き。うちの奥さんは石焼きビビンバを注文。ここは無煙ロースターで、煙は一切気にせず早速焼くことに。

バラは固いだろうと思いつつ食べてみると、期待に反して柔らかくおいしい。牛タンは最高。石焼きビビンバもグッド。この3種類をもう一度再オーダー。その他もろもろも追加オーダーすることに。大人5人と子供3人で1万円ぽっきりでありました。帰り際には焼き肉無料券3枚の贈呈付き。

その店の名は、「焼肉五苑新潟新津店(新津消防署前の程島タウン403内の赤い外壁の建物)」。もし、まだの方はぜひ、一度トライしてみてください。きのうの日報夕刊の広告では、五苑の新潟内野店、新潟新発田店の紹介もありましたよ。そこには、石焼きビビンバも自慢の逸品と書かれてありますが、アバラも大人気と書かれてあります。

その後、向かいのスーパー原信に買い物に。そこで当事務所のお客様である白根のK社の奥様にばったりお会いした次第でありました(確か以前、当事務所のスタッフのTさんともばったり会ったことが)。

スタミナをつけて暑い夏を乗り越えましょう。今月末には、加茂市内のショッピングセンター内にも焼き肉南大門がオープン予定とか。

5月の申告も無事終わり今日は一日のんびりとすることとに致します。

2001/6/ 1(金)

『旅行積立』

JTBの旅行代金積立(旅行代金を積み立てたり預けたりしておくと満期時にサービス額を加えた旅行券がもらえる旅行代金積立制度)が、今日6月1日より来年3月25日までは利回りが1%アップして、月払いコースが60回払いで平均利回り3.75%、一時払いコースでは5年間の預入で平均利回り4.25%になるそうです。これは創業90周年を記念してのサービス。

社員旅行でよくあるのが、毎月一定額を旅行積立金として預かり銀行の定期積金として預けているというケース。定期預金ですら5年で0.120%、税金を引かれると0.096%と限りなくゼロに近い金利という現状。であれば旅行会社の積立サービスが断然有利というもの。

5年後には必ずどこどこへいくらの予算で社員旅行、と決めてしまえば、社員の意欲も違ってくるのでは。いくか行かないかの積立よりもいいことづくし。何事も計画を持って努力するのが計画を立てないでする方より生産性が、ひいては会社の目的が達成可能になることはいうまでもありませんね。

当事務所は今年で16年目になりますが、社員旅行といわれるものは、過去において3回ほど。そのうちの1回は5年前の10周年を記念しての旅行でありました。今年は15周年を記念しての研修旅行を担当者が鋭意計画中でありま・・・・・・・・・・・・・・・す。