2005/ 6/30(木)

『ハーフタイムデー』

昨日は、3月決算企業の株主総会がピークだったとか。

総会は、「資本と経営の分離」という論理で、株主と経営者は真剣勝負の舞台であります。

中小企業は、筆頭株主=社長 というケースがほとんどですのでこのような関係ではないのが一般的ですが。

昨夜は、ある商工会議所の依頼で、会議所青年部会で「事業承継」についての講演をさせていただいたところです。

事業継続(ゴーイングコンサーン)という大命題を考えると、事業承継は避けて通れない問題。この事業承継を成功させるためには、@いったいどのような問題があり、Aそしてどのような対策を講ずべきか・・・。

「事業自体の継承」と「株式の継承」という2つの側面で対処すべきという内容ですすめさせて頂いた次第です。

積極的な質問等をいただき参加者の経営に対する勢いを感じたところでありました。

中小企業の事業承継が難しいのは、「資本と経営が分離」していないこともその問題点の1つではないでしょうか。

大変有意義なセミナーでありました(その後の懇親会も最高でありました)。

今日は1年も残す所あと半分となる日です。この半年を振り返り、明日からの半年を更なる充実した日々にしたいものです。

2005/ 6/29(水)

『キャッシュフロー経営』

新潟県内の各地で、昨日からの大雨で床下・床上浸水の被害が出始めています。

昨年の7.13水害の再来にならないようにと念じらずにはいられない心境であります。

次は、昨日訪問させて頂いたお客様企業(建設業)の専務さんからの質問。

「建設業の経営審査で、黒字企業より赤字企業の方がキャッシュフローの点数が良いというのはおかしいのでは」

利益は「収益−費用」で算出されるのに対し、資金の収支は「収入−支出」で算出されのため、利益=キャッシュフローではありません。

会計上の利益は黒字でもキャッシュフローが赤字になれば、会社が倒産する危険性があるということになります。

勘定合って、銭足らずというような経営にならないよう資金収支にも注意を払いたいものです。

キャッシュフローは「営業活動」「投資活動」「財務活動」の3つのキャッシュフローに区分されます。

このうち、営業活動のキャッシュフローを改善するには、

「@仕入れは現金で支払わず、買掛金や支払手形の信用期間を長くすることで、支払いを先延ばす。A在庫は、商品ごとの売れ行きの管理などを改善することで、減少させる。B売上債権は、売掛金や受取手形の信用期間を短くする。現金売上がいちばんの改善方法。」

当たり前のことといえば、当たり前のことですが。

 

いよいよ、「会社法」が本日29日の参院本会議で成立する運びとなりました。何と50年ぶりの抜本改革。

来年春からの施行予定です。

中小企業にとっても影響大です。

2005/ 6/28(火)

『国税庁もメルマガ開始』

昨日、例年より17日遅い梅雨入りとなりました。降れば降ったで、激しい雨で大雨の恐れとのことで警報も発令中であります。

このたび、国税庁では毎月1回、身近な税情報や税務に関する注意事項等を分かりやすく、コンパクトにまとめたメールマガジンの配信サービスを開始します。

新着情報サービスは従来からありましたが、これとは別に意外と知らない税の小話なども含めての配信とのことです。

登録は今月15日から受け付けていますが、サービスの開始は7月1日からとなります。

http://www.news.nta.go.jp/nta/

2005/ 6/27(月)

『梅雨入り!?』

ようやく、今朝の予報ではまもなく雨になるようです。

間違いなく、梅雨入りでしょう。

新しい週の始まであり月末の週です。

あと3日で、今年も半分を終了。

梅雨にまけずに今一度計画を再確認して行動したいものです。

2005/ 6/26(日)

『舌回し運動で血液サラサラ』

最近身近の方々が、突然の頭の病気で入院されるということが続いています。

健康には気をつけたいものです。

「戦略経営者」7月号の75ページに、「舌回し運動で血液サラサラ」という記事が載っています。

舌は第三の手といわれるほどに、強く、しかも自由が利く筋肉だとか。

舌を動かすことで、舌にあるツボを刺激し、経路の流れをよくする効果があると説明されています。舌が歯に当たったり口の内側、唇にふれたりすることで舌のツボに対してよい刺激になり全身子の血液循環促進につながる・・・。また、唾液がたくさんでることによって消化殺菌作用だけでなく、腸内細菌を活性化され、余分なコレステロールも分解され血液がサラサラになるとのことです。

さっそく試してみることに。

2005/ 6/25(土)

『さおだけ屋は・・・』

本当にいつになったら梅雨になるのか、もしかしたら梅雨はこないのかと思うくらいの雨のない日々が続いています。

最近の話題の「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」というベストセラーの本があります。既に読んだ方も多いと思いますが、残念ながら私はまだ読んでいないのですが、昨日届いたフナイFAXにコメントが書かれておりました。

身近な疑問からわかりやすく会計学を学ぶという趣旨の本だそうで、この本の中に登場する事例は、マーケティングの観点からも興味のあるものばかりとか。

さっそく購入して読んでみたいものです。

2005/ 6/24(金)

『仕事の在り方』

昨日のあるセミナーでの話。

忙しくしていて、利益が上がらない会社と、暇そうにしていて利益を上げる会社。

どちらがどうかという投げかけ。

なるほどという解説でありました。

2005/ 6/23(木)

『給与はお客様からいただいている・・・』

先日伺ったお客様企業での社長の話。

社員には何のために、日々仕事を行っているのか理解させなければならない。

お客様から喜んで頂ける仕事をすることによって利益を上げ、その利益の中から給与をいただいていることを。

即ち、社員はお客様から利益をいただいているのだと・・・。

2005/ 6/22(水)

『日本を決定づける税制改革』

来年は、日本にとって大きな節目の年になりそうです。

総務省統計局の人口推計試算では平成18年には日本の人口は1億2774万人でピークとなり以後減り続ける見通しです。

また、平成18年に小泉首相の任期が終了すると、消費税率の引き上げ、所得税の抜本見直し、三位一体による国と地方の在り方を含め、日本の将来を決定づける税制改革が行われるといわれております。

今朝の新聞報道では、所得税の抜本改革の内容を政府税調が発表しております。

いよいよという感じですね。

2005/ 6/21(火)

『また、食べたくなる笹団子』

新潟県の梅雨入りは、はたしていつになるのかという天気です。

新潟の5月6月といえば笹団子。笹団子やちまきは家で作ったものですが、今では自家製は滅多に食することはできません。

先日、その笹団子をヤマトヤ西加茂店で購入しましたが、絶品でありました。

笹団子はいろいろな店で販売されていますが、この店の笹団子は本当に最高でありました。笹のツヤといい、餅に含まれるよもぎといい、あんの甘さ加減といい、なんと絶妙な味。

ぜひ一度、ためされてみては・・・。

場所は、加茂市内のマクドナルドのある交差点から、市役所方面へ50メートルくらいいったところです。

2005/ 6/20(月)

『保証制度の見直し』

今朝の読売新聞からです。

経済産業省・中小企業庁は、中小企業向け融資を公的に債務保証する「信用保証制度」について、安易な利用への防止策を導入する方針を明らかにしたと伝えています。

保証先の選別を強める方向へ制度を見直をするために今秋にも関係政省令を改正するという内容です。

具体的には、原則一律となっている信用保証協会に支払う保証料率を、今後は企業の健全性に応じて差をつけ、経営状況が良い企業は保証料を割り引くなどして、経営努力を促すようです。

保証範囲も融資額の一部とする「部分保証」を中心とし、全額保証は小規模事業者向けなどに限定するとか。

保証協会のあり方が、大幅に見直されるということですね。

2005/ 6/19(日)

『心地よいあいさつ』

昨日、とある高速のパーキング内のショップに入った時のこと。レジ係とは別にもう一人の女性店員がほうきで店内清掃をやっていたところに私が商品を選ぶために入店すると、「いらっしゃいませー」とひと言。

そのひと言が、何とさわやかなことか。語尾を上げて「いらっしゃいませー」とさわやかに・・・・。なんと表現していいのかわりませんが、さりげなく、力まず心地よい言葉でありました。

2005/ 6/18(土)

『研修』

昨日は、研修のため群馬県の富岡まで出張。

会計事務所の経営について大変役立つ内容でありました。

2005/ 6/17(金)

『前向きな経営』

このところ、身近なところに明るい話題が絶えない感じです。

来週の25日に、事務所移転し、拡大されるお客様が2社、お世話になっている同業の先生の事務所移転拡大が1件。

暦を見ると、25日は大安でありました。

さっそく、オフィスに飾って頂けるような背丈ほどある観葉植物をお客様である花屋さんに3鉢手配。

3件とも積極的な経営の現れでの事務所移転であります。本当にうれしい限りであります。

積極的といえば、現在、当事務所では新規法人設立(法人成りを含めて)の案件が3件などなど。

共に成長にかかわれるというのは、本当にうれしい限りであります。

2005/ 6/16(木)

『そのうちそのうち』

そのうち そのうち べんかいしながら 日がくれる

先日8日の大宮での研修会の講師が紹介したあいだみつをの詩です。

そのうち金でもたまったら そのうち一段落したら ついそのうちそのうちと言い過ごしてしまいがち。

私どもの昨日のWeb上のフォーラムでTKCの谷センター長(8日の研修会に出席)もこの詩を紹介していました。私と同様感銘を受けた一人のようです。

 

2005/ 6/15(水)

『むち打ち症にならない方法』

先日、あるお客様企業の経理担当者が車を運転中に追突され、軽いむち打ち症になったとのこと。

ある雑誌で読んだのですが、追突された直後に、すぐ首を動かすと症状が重くなるので、新聞紙など何でもいいので首に巻き付けなるべく首を動かさないようにすることで、症状の悪化が防げるとか。

本当かどうかわかりませんが、雑学の一つとして・・・。

2005/ 6/14(火)

『スイカのシーズン』

いよいよ夏の味覚スイカの本格的シーズン間近。

県産スイカの約6割の出荷量を誇る新潟市内野のJA新潟西集出荷施設で12日、県内JAのトップを切って出荷式が行われたと報じられています。

糖度や大きさは上々とか。

ジーコ監督は、試合前に必ずいちごを食べるとのこと。げんをかついでのことだそうです。

旬の果物を多く取ってビタミンを補給したいものです。


2005/ 6/13(月)

『健康管理と後継者問題』

昨日の日曜、新潟市内でのある会議に出席した際、その参加者のお一人から、私がよく存じ上げる会社の社長さんの話に。

お聞きしてびっくりしたわけですが、その良く存じ上げる社長さんが今癌と戦っているとのこと。何度かの施術を行ったとのことや精神的なショックからか、会社を売りたいと漏らしているとのこと。

この方は、当事務所のお客様ではあリませんが、まだ若く私といくつも違わない年齢であります。本当にびっくりし。

中小企業にとって、経営者の日頃の健康管理の問題と後継者の育成問題(子供には日頃から自分の会社は嗣がなくていいと話していたそうです。)を痛感した次第であります。

仮に、引き継いでもらえる会社があったとしても、現在の従業員は引き続き継続して雇用になる保障はなくなるのは必至であります。

2005/ 6/12(日)

『スープカレー』

いま、「スープカレー」がブームだとか。

スープカレーとは、カレーライスにイメージされるルーカレーとは異なり、鶏がらやトンコツから作ったスープにスパイスを加えることで作るスープ状のカレーのこと。

野菜やチキンレッグが大きいまま器に盛り付けられ、ご飯はカレーと別に皿盛りにされているのが特徴。札幌で大きなブームとなり、現在札幌市内では130店ものスープカレー専門店があるそうです。最近東京でもブームが水面下で進行中とのこと。

学生時代、大好きでよく食べていたルーの水分が多いカレーとは違うとのこと。

この、スープカレーはクセになるそうで、松屋やハウス食品などが参入し始めたとか。

一度食べてみたいものです。

2005/ 6/11(土)

『個人住民税の納税時期を所得税と統一』

政府税調が個人住民税の納税時期を所得税と統一するという抜本見直しを提言すると今朝の新聞で伝えています。

例えば学生が会社に勤めた場合、最初の給与から当然所得税は源泉徴収されますが、住民税は来年の6月から年12回に分割して野給与からの源泉徴収されます。つまり、住民税は1年遅れの徴収となっております。

今回の提言は、住民税についても収入が発生した年に所得税と共に給与から源泉徴収する形にしようというもの。

これで、所得が生じた年と納税時期の食い違いが防げることになるわけです。

2005/ 6/10(金)

『自己資本比率10%』

昨日は、私が数年前より委嘱を受けているある機関と新潟県信用保証協会との連絡調整会議に出席のため新潟市へ。

会議の内容は保証業務の実績や各保証制度の活用状の留意点、保証実務の要旨等々盛りだくさん。

昨年度の県内の保証利用企業数割合の実績は、平均で22.4%。市町村別でのトップは田上町の31.2%、第2位はなんと我が加茂市の30.8%という結果。

昨年の11月からの無担保当座貸越無保証制度(レッツゴー)は、第三者保証が不要という魅力的な制度となっているところですが、これを利用できる条件の一つに直近決算で自己資本比率が10%以上あることが要件。これについてさっそく質問。

金融庁の金融検査マニュアル別冊(中小企業融資編)では、代表者からの借入金について返済を当面要求しないことが認められる場合はこれを自己資本に含めて債務者区分を行うとあるので、保証協会も同様の扱いでこの自己資本比率10%の判定となるのかの問い。

答えは、「ノー」。あくまでも決算書の資本の部の金額の割合とのこと。何とも理解に苦しむところでありました。

2005/ 6/ 9(木)

『中小企業新事業活動促進法』

昨日は大宮にて、「中小企業新事業活動促進法」等についての研修を受講。

この法律は、本年4月13日に施行されたもので、以前からあった「中小企業経営革新法」と「新事業創出促進法」「中小企業創造活動促進法」が統合されてできたもの。

元気な中小企業を支援することで日本企業を再活性化するための手段としての施策であります。

中小企業が新しい取り組みについて経営革新計画を策定し都道府県がそれを承認した場合、各種の支援施策が受けられるという内容です。その施策は次の通りです。

・中小公庫等の低利融資

・各種補助金

・各種税制の特例(留保金課税の停止措置他)

・特許料等の減免措置等々

当事務所では、積極的にこの促進法申請から承認までを支援致します。

 

それにしても、昨日のジーコジャパンはすばらしかったですね。

今朝の新聞によると、この勝利によるワールドカップ出場に対しての経済特需は、少なくとも2500億円強と報じられています。電機メーカー(テレビなど)や旅行会社(観戦ツアーなど)などがその恩恵を受けるようです。すごいですね・・・。

2005/ 6/ 8(水)

『家屋で所有した場合と預貯金で保有した場合』

皆さんのお手元に、既に平成17年度の固定資産税の納税通知書が届いていることとと思います。併せて、それぞれの資産ごとの評価明細書も同封されているはずです。

そこには個々の資産の固定資産税の評価額及び課税標準額が記載されてあります。

ところで、相続税が課税される場合の財産の評価についてですが、家屋については、固定資産税の評価額に一定の倍率を掛けて評価額を算出する方法によります。現在、家屋に掛ける倍率は「1.0倍」。すなわち、家屋については固定資産税評価額がイコール相続税評価額となるわけです。

先日、昨年家屋を新築した方の固定資産税評価額を見せて頂いたところ、何とその家屋を建築するに当たってかかった建築費の30%ほどの評価額でありました。

即ち、仮に3000万円を預貯金で持っていて相続が開始すると、その3000万円が相続税の課税対象になるわけですが、そのお金で家屋を建築した場合は建物として900万円が相続税の課税対象になるということであります。

家屋を建築することによって70%の財産を圧縮できたことになります。

仮に、借入によって家屋を建築した場合も同じことがいえるわけです。

2005/ 6/ 7(火)

『たまごっちプラスの販売戦略』

バンダイから、9年ほど前に発売され国内外で4,000万個を販売したたまご型の携帯育成デジタルペット「たまごっち」が、さらにパワーアップした新型「かえってきた!たまごっちプラス」となって3月20日に発売・・・。またまた、一大ブームをおこしています。

子供にせがまれ玩具店や百貨店、専門店に聴いても売り切れとのこと。トイザらスでは先週250個の入荷があってそのための整理券の配布で長蛇の列ができたとか。

このたまごっちプラスは、自分の誕生日を登録すると、誕生日になるとたまごっちがお祝いしてくれるとか。それが、我が家の長女が誕生日までに欲しいと言っている理由のようです。

ネット検索してみると、3倍ものプレミアムがついての販売や、抱き合わせ販売も。

欲しくても入手できない状態にするバンダイの戦略なのでしょうか。

無いと言われると欲しくなる人間の心理をうまくついた販売手法のように思えてなりません。

2005/ 6/ 6(月)

『久々のドッジボール』

昨日は、小学校の行事で子供達とドッジボール。

ドッジボールはドッジボールでも変わりバージョンで「王様ドッジボール」と「得点ドッジボール」というものを体験。

この2つとも、参加者全員がとても楽しめるゲームでありました。

ボールひとつあれば、いつでも、どこでも、だれとでもできる。これがドッジボールの魅力であり最大の特長とか。

このスポーツが現代の子どもたちの間で人気急上昇中なのは、5分間という短い時間の中で「真剣勝負」を体験できるからではないでしょうか。基本となる動きで個々の運動能力が高まること以上に、みんな一緒になってそれぞれの力を精一杯出して戦うこと。その結果、勝利の喜びをともに分かちあえることが子どもたちにとって新鮮であり人気の理由のようです。

ドッジボールのルールは、子どもたちの積極性を引き出すことを考慮して作られていて、運動があまり得意でない子でも、ヒーローになる事がこのスポーツでは多々あるのも魅力の一つのようですね。

また、トライしてみたいですね・・・。

2005/ 6/ 5(日)

『加茂川一斉清掃』

今朝は、恒例の市民あげての加茂川一斉清掃。朝6時前の花火を合図に開始。

市内の中学生も大勢参加。すこし、薄曇りで雨も心配されましたが、気持ちのいい一斉清掃でありました。

2005/ 6/ 4(土)

『最近の振り込め詐欺の手口に対する注意点!!』

昨日のある研修会で、配布された資料からです。

振り込め詐欺の被害にあったという新聞報道がまだまだ見受けられる昨今です。

「振り込め詐欺」の対応要領としては、「あわてない」「おびえない」「相談する」「驚かない」「無視する」を守ることだそうです。

しかし、「無視していけないケース」があります。

それは、「支払督促」や「少額訴訟の呼出状」。今までの架空請求詐欺などは、嘘の請求内容を送りつけてくるだけで、これに対して無視するのが一番でしたが、最近、犯罪者がこの架空請求を「請求しても払ってくれない」として裁判所に申し立てるケースがみられるからです。

「未払いの請求」であるとして正式な手続きを申し立てられた裁判所は、訴訟の相手方となる被害者に「支払督促」や「少額訴訟の呼び出し状」を贈ってきます。この際に、被害者が身に覚えがないからと放置しておくと、この請求が、“架空”であるかどうか知ることができない裁判所は、被害者を「債務者」として認めてしまい、被害者は強制執行を受けるおそれもあります。

もしも、裁判所から「支払督促」が届いた場合は「督促異議の申し立て」を同封されている用紙で2週間以内に「少額訴訟の呼び出し状」が届いた場合は「答弁書」を指定された期日までに裁判所に提出をしなければなりません。

そこでのポイントは、偽りの裁判所からどうかの見極め。

裁判所からの「支払督促」や「少額訴訟の呼び出し状」をかたって、振込を指示してくる手口もあります。

本物の通知と見分けるポイントは次の3つ。

@裁判所からの「支払督促」や「少額訴訟の呼び出し状」が来る場合、葉書や普通郵便では来ない。

A裁判所から「お金を振り込むように」という連絡が来ることはない。受け取った書類に振込口座が記載されていたら偽物。

B封書に「特別送達」と書かれていたら必ず中身の確認を。本物の裁判所からなら、ほっといたらダメ。

以上、注意したいものですね。

2005/ 6/ 3(金)

『総会ラッシュ』

私が所属する関東信越税理士会三条支部もかねてから念願の支部事務所を三条市旭町に4月1日より単独で設置してからはや2ヶ月が経過。

昨日は支部の定期総会が三条市のVIPを会場に開催され、提案事項は全会一致にて承認。

事務所設置後最初の総会でありました。

事務所運営も軌道に乗り、設置に向けて関わった一人としてうれしい限りです。

事務局員の笹川さんからも頑張って頂き有り難い限りであります。

今後は、支部事務所にて無料税務相談も定期的に開催する予定であります。また、税務関係書籍についても割引価格にて販売をいたします。

一昨日は、TKC新潟支部の総会。

5月から6月にかけては色々な団体等の総会シーズンですね。

2005/ 6/ 2(木)

『人口減社会目前に』

2004年の出生率が過去最低の1.29となり、4年連続で過去最低を更新したと今朝の新聞は伝えています。

記事のとなりには、人口の自然増加数の棒グラフが1955年から2004年まで掲載されていますが、これをみると、1973年頃をピークに約45°の角度で右下がりになっています。

先日26日の三条法人会の記念講演会で、講師の元ダイヤモンド社社長の岩佐氏が、国が成長すると子供を生まなくなると言われていたのを思い出したところです。そういう観点で見ると韓国・中国・タイはこれから伸びる国と力説。

日本の行く末が心配です。子供を安心して一人でも多く生むことができる環境にして欲しいものです。

2005/ 6/ 1(水)

『金融改革』

早いもので今日から6月。今年も半分が経過しようとしています。

昨日、うれしいことに、昨年、一昨年と当事務所のセミナーの講師でおいでいたただいたファインビットの中村中先生が、東京から新潟に講演に行く途中ということで、わざわざ当事務所を途中下車して訪問。

最新情報を2時間あまりにわたってスタッフ全員で昼食を共にしながらお聞きした次第であります。

貴重な資料もいただき、さらに普段聴くことができない金融機関に対する金融庁の現在のスタンスやこれからの金融機関がどう変遷していくのかを聴かせて頂いた次第でありました。それを受け、われわれ税理士事務所が、どういう役割を担い、どう行動すべきかもご示唆頂いたところです。

いずれにしても、各金融機関は、今まで以上に地域密着型金融の推進を図らなくてはならないわけで、この6月末日までには、先の集中改善期間における各金融機関のリレバンのアクションプログラムの取り組みの具体的実績や成功事例を金融庁に報告したうえでHP等で公表され、さらには各金融機関は8月末までに「地域密着型金融推進計画」を策定公表しなければならないという状況。

各金融機関では例外なく6月末までと8月末までの宿題山積という状況ということでしょうか。

いよいよ、金融改革も地方の金融機関も待ったなしの状況です。

中村先生曰く。いずれ地方の金融機関(新潟県も例外なく)もメガバンク同様銀行の名前が変わるときが来る・・・。

すなわち合併統合という流れは避けられだろうと話されておりました。どこが生き残り、どこが消滅するのか興味深いところであります。

利用者側(預金する場合も融資を受ける場合も)も、今まで以上に金融機関の選別を正しくしなければならないということになります。