2002/ 8/31(土)晴れ

『8月も今日で終わり』

今日31日で8月も終わり、いよいよ明日からは9月。

今日明日と、市内にある加茂市の総鎮守・青海神社秋季例大祭の第117回奉納大花火大会であります。                    

http://www.sasakiku.co.jp/aomi/profile.htm

今晩と明晩いずれも夜8時から9時まで150発程度ずつではありますが、加茂の夜を彩ります。

昔懐かしい仕掛け花火もあり、毎年この花火大会になると、秋の気配を感じる次第です。

117回ということは117年の歴史があるということでしょうか。

またまた、阿部煙火工業の皆さんご苦労様であります。

2002/ 8/30(金)晴れ

『無登録農薬問題』

企業経営は規模の大小を問わず、リスクはつきもの。天災による損失、取引先倒産による貸倒れ、事故による損失、火災による損失、横領による損失・・・。数え上げればきりがないほど。

これら、予期できるものに対しては、事前の対策を講じたり、保険や共済をかけることによって万が一の時に備えることが経営にとって重要であると痛感している次第です。

しかし、予期できないものに対しては、どうでしょうか。この場合、その事態が発生したときに、タイムリーに最善の対処をせざるを得ないわけですが。原因や責任が誰にあれ、今起きた事態にどう対処するか、で企業の存続が決まると言っても過言ではないのではと感じております。

大企業の不祥事が続く中、まさか身近に、ましてやその無登録農薬を使っていないのに丹誠込めて作り上げたナシが出荷停止になるとは誰しも想像できないことであります。

本日の三条新聞にこの問題に対する燕市、三条市、加茂市の緊急対応にあまりの違いが出ている旨のコメントが書かれております。

私の所属するある団体では、市内の果樹栽培農家を支援するため昨日、出荷停止のナシ5キロ詰め一箱を1000円でひとりが一箱ずつ個人して協力しようということで早速二箱を注文した次第であります。

いずれにしても、リスクはつきもの。今回の身近な出来事を他山の石に終わらせないようにしたいものであります。

リスク管理は事前と事後にタイムリーにどう対処するかが全て。いくら良い技術、製品、人材を所有していても・・・・。

2002/ 8/29(木)晴れ

『自己啓発格言の解説』

上記掲載の自己啓発格言について、解説を載せて欲しいという要望が昨日寄せられました。毎日このコーナーをご覧頂いている方からであり、うれしいのひとことであります。

この格言は当事務所の朝礼の際に全員で唱和し、担当者がその解説を読み上げる形で利用しております。

解説をどのように掲載したらいいかは、検討させていただくことといたしますが、とりあえず、本日の解説を次に記します。

「無駄を省くと当然、効率は上がる。プラス、ムラに対しての適応がスムーズに実施され、更にムリが減少され、活力が蓄えられる。真に一石二鳥の効果である。」

2002/ 8/28(水)晴れ

『外形標準課税で企業の税負担を総務省が試算』

総務省は27日、資本金や人件費などの企業規模に応じて法人事業税をかける外形標準課税を導入した場合、企業の税負担がどう変化するかを試算した結果を公表いたしました。

赤字で事業税負担がゼロだった企業も外形課税の導入後は売上高に対し最大0.1%の税負担が必要になるということです。

黒字企業は規模にかかわらず軒並み事業税の負担が減るという試算になっていいます。

総務省は試算を同日開いた政府税制調査会の基礎問題小委員会に示し、同省の前身である旧自治省は所得の9.6%に課税する現行の法人事業税のうち、半分を外形標準に改める案をまとめています。

総務省は企業を資本金1000万円未満の中小・零細企業から10億円以上の大企業まで五つに分類、それぞれの区分で平均的な企業に対する税負担を試算し、資本金1000万円未満の企業の場合、赤字法人が新たに負担する事業税は最大4万8000円で、売上高の0.06%程度。ただ資本金10億円以上の大企業では課税額が売上高の0.1%に当たる1億円程度となり、負担は重くなる結果となっています。

 

赤字法人の新たな税負担が最大で4万8000円という金額が高いかやすいかは議論のあるところであります。いずれにしても税の仕組みの簡素化及びその使途の公正さが要求されるのはいうまでもありませんね。

2002/ 8/27(火)晴れ

『松下幸之助に学ぶ』

昨夜は当事務所主催のハートフルビジネスカレッジの4回目開催でありました。

松下幸之助の晩年につかえた現、松下資料館の高橋誠之助支配人からの松下幸之助の生き方等について講演。

・・・92才で他界した松下幸之助は約100冊の著書があり1300万部の売り上げ実績。

目指したのは会社の発展とかではなく、「楽土建設」、つまり理想の社会づくりを真の使命として命をかけて生きた。

企業は人・物・金の預かり物で利益を出すことが目的で、赤字を出すようでは意味がない。社会に役立つ会社とは言えない。会社経営は理想の社会を作る手段。

チャレンジする現実主義者。チャレンジするレベルが高い人。たとえれば平地ではなくロッククライミングを行う人。しかし、アバウトでありながら、やり抜く人。

ギブアンドテイクではなく、ギブアンドギブギフギフの人。

過疎過密をなくすために、全国に松下の工場を建設。最後につくったのが和歌山(自身の出身地を最後とした)、などなど・・・・・・・。

 

松下幸之助の目指していたものをそのかわるものから行ったもらうべく理念を普及しているとか。

普段聞けないような話もお聞きでき、大変意義深い時間となった次第であります。

2002/ 8/26(月)晴れ

『アルビ首位』

アルビレックス新潟が昨日横浜FCと対戦し2−1で勝ち、勝ち点を57に。なんとJ2が始まった1999年5月22日以来の首位。

1193日ぶりとのこととか。本物の強さなのでしょうか。

「首位になっても俺らのやることは、変わらない。チャレンジャー精神、それだけ」と野沢の談。

「チャレンジャー精神」。仕事でも何でも、これが無くなったら自分自身の成長はストップするのみでなく、下降の一途をたどることは目に見えている事であります。

アルビに見習い、常にチャレンジャー精神をもって邁進し続ける決意です。

2002/ 8/25(日)晴れ

『8月最後の日曜日』

今日は8月最後の日曜日であります。

今日は「日本一」・「本物」というキーワードで体感しようと思っております。

では。

2002/ 8/24(土)晴れ

『がんばるタイム』

午後一時から三時まで二時間。私語はもちろん、上司と部下の連絡や、電話、オフィス内の歩き回りを原則禁止し、デスクワークに専念させる。

違反者には課長が笛を吹いてイエローカードを出す。

「集中して考えなければならないことも多いので便利」ということで四年前からトリンプインターナショナルジャパンの「がんばるタイム」が本日の朝刊に紹介されています。

更にこのトリンプは、ノー残業も標ぼうしており、終業時間も厳しいとか。

効率の良いデスクワークを行い生産性の向上をぜひ進めたいものであります。

2002/ 8/23(金)晴れ

『日銀新潟支店上野支店長の講演』

昨日は、またまた、日銀新潟支店の上野正彦支店長の講演を聞かせていただく機会に恵まれました。タイトルは「新潟は生き残れるか」。

生き残るポイントとして、@中国とどう向き合うかA企業の課題として機能分化・イノベーションをどう行うかB社会資本整備をどうするか等々でありました。

また、アメリカの景気は住宅投資が好調なため楽観視されているのが現状ですが、イラクとの戦争がいつ始まるか(するしないの段階ではなくいつ行うかしいうところまでいっているということ)によって景気にマイナス要素を抱えていると分析しておりました。

上野支店長は、わたくしを含めた加茂市内の有志の勉強の会に喜んでおいで頂いたり、また、当事務所スタッフ6名で、新潟支店訪問をさせていただき、支店長室のいすにまで座らせて頂いたりと、いろいろとお世話になっております。

昨日は、講演の後、懇親会があり、さっそく上野支店長よりその後の勉強の会はいかがですかとお声を掛けていただき、話が弾んだ次第であります。上野支店長は週に一回市内にある新潟経営大学の講師として来られており、加茂市に親しみを持っていただいております。

新潟は生き残れるかではなく、生き残らなければならない。そのために何をするのか。行動あるのみでありますね。

2002/ 8/22(木)晴れ

『社長が接待する店・究極の焼き鳥屋』

都内で8店舗ある「世界今井屋本店」という焼き鳥屋の話です。

ある方の訪問記です。

・・・都内に8店舗あるそうですが、私が行ったのは神田駅から徒歩5分の神田店。

午後6時にも関わらず、お客がすでに並んでいました。予約を取らないと1時間以上は待たされるとの事。

 「当店の鳥は、創業者が日本一美味しい鶏肉を求めて、北海道から九州まで日本全国の地鶏80種類以上を食行脚し、たどりついた「究極の鶏肉、秋田県比内町産」を使ってる」と店主。

その日使う分だけを契約農家で絞め、さばかずに丸ごと朝一番の便で空輸という鮮度へのこだわり。

頭のてっぺんから尻尾まで丸々1匹を楽しめる料理の数々。オーソドックスな焼き鳥、刺身、鍋、などのこだわりの料理を始め、今井屋本店でしか食べられない「比内鶏の脳みそ」「胆のう」「横隔膜」とうい究極の珍味もある。

鮮度にこだわっているからこそ、全ての内臓が刺身でも食べられる。

日本全国から比内鶏に合う地酒約40種を集め、料理により、店主自らが会話をしながら選んでくれるのも楽しい。

鶏好き、日本酒好きの方には、喜ばれること間違いなし。・・・

 

ぜひ一度このこだわっている本物の焼き鳥屋へ行ってみたいものですね。

 

「世界今井屋本店」(神田店)

住所:東京都千代田区鍛冶町2-10-7 フェスタビル1階

電話:03−3257−8855

予算:一人 10、000円

詳しくはホームページで

http://www.imaiya.co.jp   

                                  

2002/ 8/21(水)晴れ

『小差を大差に』

昨日の続きであります。
実際に来店されたお客様は、従業員の応対に大変感動され、わざわざ手紙をもらつたとのこと。
「お店の人か゛とても優しかったので、すごく嬉しかった。女の子二人で坐った私たちが、ご飯を二人で一杯分頼んだら、小さいお茶碗二つに分けて入れてきてもらったので、ものすごく嬉しかった」
お客様からの感動がストレートに伝わってくる文章です。
普通レストランでは、茶碗に盛ったご飯と、もう一つの空の茶碗をだしてくれるところがほとんどです。これで「サービス」といえるでしょうか。「ここまでやっていただけるなんて」と、お客様が期待した以上に驚き、満足した時に、「サービスをしてもらった」と感動するものです。
たしかに空の茶碗を用意してあげるのもサービスかもしれません。しかし、二つの茶碗に少なめにご飯を装って出されたら、お客様はどちらの方に感動されるでしょうか。考えてみればわかることだと思います。
それは前者は、あくまでお客様に「させる」ことであり、後者は同じことを「させていただく」のですから、本質的には全く違っているのです。この違いは「小差」。
結局他店との違いは「小差・僅差」でしかないのです。しかし、小差を、お客様に「させる」のか、それともこちらが「させていただく」のか、ここに結果的には経営が伸びる「大差」に繋がる世界があるのです。
厳しさはどこも同じです。しかしこういう時代だからこそ、人は「感動」を求める気持ちが尚更強いと思います。それには日々の「小差」を見逃さないことが大事です。

以上は、ファックス送信していただいた方の解説の内容です。
私自身の体験です。回転寿司店でのこと。子供のためのすし皿をとってそのすしを箸で食べやすいように半分に分けて食べさせていたところ、次に注文したすしがなんと包丁で二分割で食べやすく切って出され、感動。店長のいきなはからいでありました。それ以来、この店のファンになった次第であります。まさに小差が大差にということでしょうか。

2002/ 8/20(火)晴れ

『ストレス解消レストラン』

昨日届いたファックスです。

自分がレストランの従業員になったと仮定し、次のような場合どのような対応がベストかという問いです。

若い二人のお客様が来店しました。メニューを見ながら「セットになっているご飯は二人分は多いので、一人分にしてください」という注文です。

このような注文をされるお客様に、従業員としてどのように対応するのが良いのでしょうか。また、マニュアルにはどのように書いてあるのでしょうか。きっと様々な対応があることでしょう。

実際に来店されたお客様は、従業員の対応に大変感動され、わざわざ手紙をくださったとか。

実際にその従業員がどう対応したかは明日のこのコーナーでご紹介いたします。

愛媛県宇和島市にある東洋軒という店(焼肉店)での出来事であります。

2002/ 8/19(月)曇り

『クラシック音楽の日』

今日はクラシック音楽の日とか。

日本音楽マネージャー協会が1990(平成2)年に制定し、音楽家の無料報酬によるコンサート等が開かれるそうです。

気分転換にクラシックは最高ですね。

今日は、その他に、バイクの日。「バ(8)イ(1)ク(9)」の語呂合わせとか。

俳句の日でもあります。「ハ(8)イ(1)ク(9)」の語呂合わせとか。

2002/ 8/18(日)晴れ

『減税の目的』

昨日の続きであります。

減税のやり方としては、@個人の所得にかかる税を減らすことによって個人消費を拡大するA企業の投資に対して税負担を軽くすることによって企業の設備投資に直結しやすいB法人税率を引き下げることによって企業の競争力の回復向上の効果があると一般に言われております。

昨日の内容は企業の研究開発を含めた投資を行った場合の税の優遇措置。これによりさらなる投資を誘引する効果がはたしてどれだけあるのか疑問であります。減税があるなしに関係なく投資をしようとしている企業がたまたま減税の恩恵をうけるというケースが多いのではないかという感がいたします。結果大企業優遇と言うことになりかねません。

将来の不安を少しでも和らげることによって個人消費の拡大をはかるような施策をぜひ採ってもらいたいものであります。

 

昨日は所要のため都内まで車で往復。約700キロの運転。ドライブも気分転換に最高ですね。期休暇も本日で終わりです。明日から業務再開。ようやく気候も秋の気配を感じられるようになりましたが、気を引き締めて充実した日々を送りたいものです。

2002/ 8/17(土)

『企業の研究開発費、一定の税額控除を・・・』

次は、本日の日経新聞朝刊からであります。

・・・経済産業省の「経済活性化のための企業関係税制に関する研究会」は16日、報告書をまとめた。政府が検討する企業の研究開発投資を促す減税措置について、投資額の一定割合の税額控除を認めるべきであると指摘。「可能な限り簡素でわかりやすい制度」で、「特定の分野への限定や人為的な絞り込みをしない」とし幅広く認めるべきだとの考えを示した。

 現行の研究開発促進税制については、投資額の増加を適用条件としているため、「低経済成長下においてインセンティブ(奨励策)効果が薄れている」として、見直しの必要性を強調した。

 さらに、情報技術(IT)分野の設備投資に対する減税措置も経済波及効果が大きいと指摘。創業期の企業を資金面から支援するため、個人がベンチャー企業に投資した時点で一定割合の税額控除を認めることも求めた。

 経産省は報告書を受けて、来年度の税制改正で、企業の研究開発投資・IT投資総額の1割、個人のベンチャー企業向け出資額の2割をそれぞれ法人税、所得税から税額控除するよう財務省に求める。 

 

現在、法人企業のうち、70〜80パーセントが赤字の中で、税額控除制度を拡充するということは、残りの20〜30パーセントの法人税を納税している一部企業に対しての税の特典という言うことでしょうか。昨日の新聞にも、法人税率の下げ必要と言う記事が掲載されておりましたが。

この改正案は伸びている企業がより伸びられるようにする税制といわれてもしょうがないのかもしれませんね。

またも、その場しのぎ的な税制改革で終始しているようでならない感、大であります。

2002/ 8/16(金)

『事実を隠そうとすればするほどウソは重なる!』

またまた連日のように牛肉偽装・隠ぺいで揺れています。全てを語るしか信頼回復の道はないとわかり切っているのに、事実を隠そうとする。すればするほどウソが重なり、ますます信用に傷がつく。数々の先例によって、分かり切っているのに、日本ハムは同じ失敗を繰り返しております。 

日本ハムは、偽装した牛肉を焼却したのは日本ハム・ソーセージ工業協同組合の指示によるものと説明している。しかし、各社によって同組合の指示の受け取り方は皆違う。同社が偽装の証拠を消すために焼却した疑いは募るばかりであります。

 偽装については、子会社の日本フードの3つの営業部の部長がそれぞれ独断でやったと言っておりますが、農水省の調査でも、「統一的な指示があったと断定することには無理がある」としています。しかし、たまたま3人の営業部長が別々に同じことをたくらことが現実にあり得るのでしょうか。

仮に雪印食品の牛肉偽装で内部告発がなかったら、農水省は全箱検査に踏み切らなかったし、日本ハムの偽装も明るみに出ることはなかったことになります。もう少しで、政官業なれ合いの税金泥棒が成功するところ出会ったわけであります。

信頼関係の崩壊は、信用失墜行為。

「仮に他人をだませても自分自身はだませない・・・」、ある方が力説されていた言葉であります。まさにその通りであります。

当事務所も、私を含めスタッフ一人ひとりの行動について、今まで以上の信頼をえられるよう鋭意努力をする次第であります。

2002/ 8/15(木)

『最高の花火』

昨夜は、心配された雨も降らず、花火打ち上げは実施。出来ばえも最高の花火でありました。

最後の2尺玉5連発は胸がすっーとする気分となり、心が洗われるようなひとときでありました。

その2分後、メインの加茂川縦断2キロ大ナイヤガラの点火。

何度見てもすばらしいモノであります。

地元市内の阿部煙火工業の阿部社長、すばらしい花火をありがとうございました。

阿部煙火工業はシドニーオリンピックに行って最後のフィナーレの花火を打ち上げたメンバーの一人だとのことであります。国際的にも大活躍であります。

http://www.hanabi-abe.co.jp/

2002/ 8/14(水)

『空模様が気になるこの頃』

昨日は盆の入り。
迎える準備を整え、夕方早めの墓参りに。幸いに雨も降らずに済み、一安心。

今日は、越後加茂川夏祭り。明け方前の激しい雨がありましたが、恒例の加茂川縦断2キロのナイヤガラが見られるか心配の空模様であります。

2002/ 8/13(火)

『ビールはキリンそれともアサヒ?』

酒量はお恥ずかしいながらコップ1〜2杯で充分酔っぱらってしまう私ですが、飲むんだったら我が家はキリン一番搾りであります。

キリンが6月下旬から発売した樽生方式「一番搾り」を発売日に早速購入。専用サーバー2980円が必要でありますが、樽生は1500tガスボンベ付きで1240円。それ以来この樽生方式「一番搾り」にはまっております。缶とは月とすっぽん。比べモノにならないほどうまいのひとことであります。

香取慎吾のCMが流れているのをご覧になったことがあると思いますが。

工場から店まで完全クール配送、飲みたいときに飲みたい量だけ飲めて開栓後でも一週間は鮮度をキープ。

例年以上の猛暑が続く夜に、この樽生を自宅にいながらあじわいリフレッシュ・・・。

本日の新聞によると、このビールは関東甲信越限定販売にも関わらず、サーバーが当初予定の15万台を更に10万台上回り生産が逼迫中とか。

当事務所では数名がこれにはまっております。皆さんも一度お試しを。

ビールは樽が一番。

http://www.kirin.co.jp/brands/tarunama/

2002/ 8/12(月)

『発想を生かす技術の融合がビジネス領域を拡大!』

先日ある機関より届いたメールの一部です。

 「常に新しいものと古いもの、写真とコンピュータを結び付けて新しいビジネスを開拓したい」と語るのは、商業用画像修正の分野で全国トップシェアを持つという(株)アスカネット(広島市)の福田社長。

元々、街の写真館であった同社。創業当時行っていた遺影写真作成の効率化を図ろうと社長が思い付いたのが、遺影写真と自らの趣味でもあったパソコンによる画像処理とを結び付け、アナログである写真をデジタルデータに置き換えて通信回線を通じて送受信するという発想。

しかし、発想をビジネス化するには、顧客に受け入れられる仕掛け作りが必要不可欠。同社は、各地の葬儀会社にスキャナ、パソコン、プリンタ等の画像処理装置を貸し出し、リモートアクセスで画像加工サービスを提供するという独自のシステムを確立。これにより画像処理時間は約30分、価格も従来の3分の1に低下し、たちまちこの分野で全国シェア約20%を占めるまでになったという。

一つの発想が更に次の発想を生む。今度は、今まで培ったデジタル画像処理技術と印刷・製本を結びつけ、デジタルカメラで撮影した画像をきちんと製本した一冊の写真集に加工するという「マイブック」事業を展開。写真集は月5,000冊以上もの注文があり、静かなブームを呼んでいるという。アイデア次第で様々な需要が拡がるこのマイブック。ビジネス領域は無限大に広がる。

 古い技術と新しい技術。さらに異分野技術の融合には、多くの苦労と工夫が必要となるが、「誰もやっていないことを手掛けてこそ、サービスに存在価値が生まれる」と社長は語った。

 

発想の転換で、人がやっていないことを手がけてニーズを掘り起こし、収益につなげるすばらしいアイデアであります。

当事務所は、明日より18日まで夏期休業となりますが、このコーナーは更新し続けますのでよろしくお願いいたします。

2002/ 8/11(日)

『お盆休みの過ごし方』

今週はお盆休みの企業も多いことと思います。皆さんはいかがすごされる予定でしょうか。

小泉首相も、10日から約2週間の夏休みに入ったとか。公邸ででゴロ寝の「夏休み」をすごすと言うことであります。

「計画は立てずに、無為に過ごす」ことで、秋に向けて気力と体力を養うことに。

新聞報道によると小泉首相は

・・・初日の10日は、祖父と父の墓参りをした後、千葉市の幕張メッセで開催中の「世界最大の恐竜博2002」を見学した。恐竜の化石のクリーニング作業を体験し、子供との記念撮影にも応じていた。

11日からは、公邸で読書や音楽鑑賞をして過ごす予定だ。外出するとしても、議員宿舎に戻るか、映画鑑賞などに出掛ける程度だという。

首相が公邸にこもることにしたのは、首相が“動く”と、官邸職員や警護官など100人を超すスタッフが対応しなければならないため。首相には「自分が公邸で“石”になっていれば、スタッフもお盆休みに家族サービスができる」(周辺)との思いがあったようだ。

9月は南アフリカでの環境開発サミットなどの外遊日程が目白押し。自民党役員人事や内閣改造も予定している。首相は公邸で、今後の政権運営に思いをめぐらすことになりそうだ。・・・

 

日本のトップの休日の過ごし方というのでしょうか。

皆さんはいかがですか。

2002/ 8/10(土)

『猛暑効果』

とにかく暑い日々が続いております。この猛暑による消費拡大の効果は3000億円から4500億円という民間調査機関の試算が出ております。

ヨドバシカメラの8月のエアコンは前年の3倍を越すペース、キリンの発泡酒はこの1日から9日は前年の5割増、三菱電機の8月第一週の扇風機は前年の2.6倍、三越本店での8月の扇子は前年の6割増、日傘が6割増、大手3社の8月のアイスは2割増等々。

この暑さで豚肉価格が12%ほど上昇。暑さでブタの成育に遅れが出ているためだとか。

いずれにしても夏はより暑く、冬はより寒ければ景気にも好影響を及ぼすとはわかっていても、この暑さは耐え難いものでありますね。

2002/ 8/ 9(金)

『受け止め方』

先日、あるセミナーを受講した複数の方々のそれぞれの感想をたまたま聞く機会があり、その内容は賛否両論でありました。

そのセミナーの講師は、私も存じ上げている方で個性のある方ではありますが。

受け止め方は人それぞれ。ただ、そのセミナーに何のために出席したのか、その方々の捉え方次第ではないのかなあと痛感した次第であります。

コップに半分の水が入っているのを見て、半分しか入っていないととらえるか、半分も入っているととらえるか人それぞれでしょうから。

大きな気づきを与えていただいた瞬間でありました。

2002/ 8/ 8(木)

『更なる資質向上にむけて』

昨日は、ホテル新潟で、税法の事例研修会があり当事務所は私を含め5名で参加。まる1日の長丁場での充実した研修でありました。

受講者は700名前後。あまりにも多く一種異様な雰囲気であります。講師は、私の先輩である税理士だったため、終了後2時間ほど懇親の機会を設けさせていただき、第2部?の研修となった次第であります。

税理士事務所の仕入れは研修等による知識アップであります。

さらなる研鑽をスタッフ一人一人が行う決意であります。

 

今日は立秋。

・・・二十四節気の一つで、初めて秋の気配が現われてくるころ。天文学的には、太陽が黄経135度の点を通過する時。この日から暦の上では秋になり、実際には「残暑」が厳しく、一年でもっとも暑い時期。この日から暑中見舞いではなく「残暑見舞い」を出すことになる。・・・

この解説の通り、今日は本当に暑い日になりそうであります。

体調には気をつけたいものです。

2002/ 8/ 7(水)

『ハートフルビジネスカレッジ開催』

昨夜は当事務所主催の第3回ハートフルビジネスカレッジの開催日でありました。

前半の1時間は通販で業績を上げている「ダマール」の高屋敷哲雄社長の講演。

通販で成功する要因として@顧客は少なく、優良顧客は最大にA販売商品は少なく小品販売、であるとか。

優良顧客とは、過去に多額に購入した人や頻繁に購入してもらった人ではなく、直近に購入いただいた人ということであります。

ダマールの経営方針は@自主性(一人一人がプロとしての自覚を基に担当業務の遂行)Aコミュニケーション(徹底して)B柔軟かつポジティブな発想・思考・行動(過去の結果にとらわれず常に柔軟で新しく現実的な発想)。

常に目標・分析・仮説・実行・結果・検証・改良のサイクルで行い、ビジネスは仮説と検証の繰り返しと言い切っておられました。

更に最後は「人」に尽きる・・・と。

高屋敷社長の戦略を語っていただいた貴重な時間でありました。

 

ダマールはダイアナ妃が愛用されていたということで有名でありますが、薄くて暖かい肌着・衣類ということで定評があるとか。

2002/ 8/ 6(火)

『法令等で定められている経営計画』

金融庁の「金融検査マニュアル」では金融機関の自己査定の正確性の検証方法として「経営改善計画」や「創業計画」等の策定が判断の目安の一つとされています。

たとえば、経営難の状況にあり「破綻懸念先」とみなされる可能性が大きい企業でも、その因果関係をつきとめ、現在の症状に対して有効な治療法を具体的に実行するという形で功利的な「経営改善計画」等が作成され、その実現可能性が高い場合は、「要注意先」と改善されるケースもあるといいます。

金融機関等に、企業の将来性をディスクローズしたり、金融機関が、その計画の内容及び実現可能性を審査するために必要な経営計画があり、所定の用件を満たした計画を要求される場合もあるようです。

ちなみに、中小企業経営革新支援法は、事業者が経営の向上に関する目標「経営革新計画」を設定し、その経営目標を達成するための経営努力を促す制度です。

2002/ 8/ 5(月)

『健康法』

健康を意識しない人は皆無と思いますが、ある方の健康法の一つに「物事にとらわれない」ということを掲げております。

  物事に捕われないということ。 これが正しいと言わないから本当に  精神的に楽。 友達付合いも全人格でなく、部分で。 仕事で、私生  活で、おまけに家族ぐるみで、何て言われたら気が狂いそうにな   る。 「知らない幸せ、知っている不幸」 必要以上に他人の私生活  を知ると心が貧しくなる。他人がどんなに財産が有ろうと、 無かろう  とどっちでも良いことです。 どうにも成らないことを思うだけ時間の  無駄。 それよりも精神的にも肉体的にも健康で要るのが一番。本  当にそう思う。 人の人生の価値感で、自分の人生の価値を計るな  んて、下らない事と思う。人それぞれ に人生感が違うのが、正しい  のだからーーーーーー。とある方の考え方であります。

肉体的だけでなく、精神的にも健康であることは、当然のことであります。

夏休みを有効に使い、肉体的精神的にもリフレッシュしたいものであります。

2002/ 8/ 4(日)

従業員は他の従業員の処遇を見て自分の行動を決める?

ある同業者の方のホームページからの転載です。

・・・・・従業員は、他の従業員がどのような行動で厚遇され、どのような行動でマイナス評価を受けるかを冷静に判断します。
 極端な話ですが、裏では会社や社長の悪口を言っていても、社長の前で調子よく振る舞っている者が給与などの待遇で厚遇されていれば、多くの従業員は間違いなくヤル気をなくします。逆に、社長の前ではあまり調子よく振る舞うことができないけれども、仕事の上で着実に成果を上げている者が、その実績どおりに厚遇されれば、多くの従業員はヤル気を出して頑張ります。
 「そんなことは分かり切ったこと、何を今さら」と多くの経営者は考えがちです。でも実際はこうした分かり切った当たり前のことが実践されていないことが多いのです。従業員数が多い大企業の場合には、経営陣は個々の従業員の実際の貢献度に関する評価を正確に下すことができず、結果としてその企業にとってかけがえのない従業員までリストラの対象にしてしまっている場合もありえます。
 これに対して中小零細企業の場合は、経営者は実際に誰が会社の発展ために貢献しているのかをしっかりと見極めることが可能です。これが中小企業経営者だけに与えられた特権のひとつです。この特権を生かすも殺すも経営者次第です。・・・・・

人材あっての中小零細企業であります。着実に成果・実績を上げている従業員が正しく評価されれば、さらにやる気を出して頑張ることができるわけですね。

ただ、成果・実績をあげればあとは何をやってもいい、どういう行動振る舞いをとってもいいいというわけではないというのは当たり前のことですが。これらは成績以上に重要視すべきことであります。

2002/ 8/ 3(土)

『県内路線価、9年連続で下落』

平成14年分の相続税、贈与税の計算の際の土地の評価の基準となる路線価と倍率が昨日国税局税務署で公表されました。標準宅地の平均は全国平均、県内平均とも下落であります。

路線価は、国土交通省が毎年発表する1月1日時点での公示地価をべースに、国税庁が売買実例や不動産鑑定士の意見などを参考に算出。工事地価のおおむね8割の水準となるように算出しているものです。

県内でもっとも下落したのは長岡市大手通の20.0%。

三条税務署管内の最高路線価は三条市本町の15万5千円。(1ヘーホーメートル)昨年比8.8%の下落。

県内平均では8.9%の下落。10年前から比べると34.1%もの下落率であります。

しかし、東京など大都市のごく一部ではじわり値上がりする傾向が観右派締め、二極分化が更に進んでいることを印象づけているようです。

2002/ 8/ 2(金)

『組合員のため』

新潟県分水町に本店を置く新潟大栄信用組合理事長須田賢氏の話を盛り込んだ記事が、30日の日経金融新聞に掲載されていましたので紹介いたします。

・・・・・預金量は約五百億円と規模は大きくないが、経営の健全性を示す自己資本率は二〇%を超え、いまだ赤字の経験もない。理事長の須田賢は「協同組織金融の本来の役割を果たしてきただけ」と言うが、その経営方針は東京都に次ぐ十以上の信組がひしめく新潟県でも異彩を放っている。

 「預金はもう要りません」。須田は二年ほど前から預金を積極的に集めるのをやめた。「運用難で預金を持つほど損をするから」と笑う。二千万―三千万円の大口預金は丁重に断り、公金もほとんど預からない。「極端なことを言えば、我々を頼りにする人々の融資を賄えればいい」

 運用手法も独特。貸し出しは「(倒産など)万一のことがあっても一年分の利益で補えるように」と小口分散を徹底する。融資残高を無理に伸ばすやり方はしない。余資運用では全信組連への預け金がほとんど。有価証券残高はわずか八千七百万円だ。「我々の規模では債券運用なんて効率が悪すぎる。元本だけ取れればそれでいい」。マイカル債などで巨額損を計上したところとは一線を画す。

 手数料収入にもこだわらない。現金自動預け払い機(ATM)の手数料は休日も含めて無料。本支店内の振込手数料も無料。県内の金融機関で手数料の値上げが相次ぐなかで独自の道を行く。「組合員から利益を頂いているのに、さらに手数料を取るのはおかしい」との思いからだ。投資信託の窓口販売も「銀行が手数料を取るためのもので、扱うつもりはない」。

 「利益を『りやく』と読み替えてやってきたつもり」。須田は照れ混じりにこう語る。信組の利益は組合員の預金を組合員に貸して生まれる。「利益は組合員から預かった、神仏からの恵みのようなもの」というわけだ。「経営安定に必要な利益は出していくが、もうけ過ぎは良くない」との言葉すら飛び出す。

 経営を貫くのは「常に組合員のため」という信念だ。土日のATM稼働を県内地銀よりも早く実現させるなど、サービス向上にも積極的。現在も低金利の自動車ローンを扱う。

 一九五八年の入組以来、主に支店を開設する仕事に携わってきた。当時は一店舗だったが、現在は十店舗まで増えた。新規出店すべてにかかわった。三島郡、刈羽郡など「県内でも金融過疎地に絞って出店してきた」と須田は振り返る。融資を申し込みに行くのに車で一時間以上かかる地域。一店舗しかなくて利用者の立場が弱い地域。そんな場所を選んできた。

 その経験があるからこそ、一九八九年に佐渡の相川信組が経営難に陥った時も店舗を引き受けた。県内最大の新潟県信組が引き受けを拒み、行方が宙に浮いていた。営業地盤からは遠い離島の店舗になるが「地元の人たちに一生懸命頼まれたら断れなかった」。

 バブル期には「こんな浮かれた状態が長続きするはずはない」と気を引き締め、人員削減など合理化を進めた。「合理化は経営が良い時にやってこそ効果がある」という。利益もできるだけ積み立て、現在の安定した経営基盤を築いた。

 急死した先代の後を引き継いで理事長になってから二十五年。「私から信組を取ったら何も残らない」と笑う。「我々は組合員のためにある。銀行とは根本的に違う」。県内にもやがて来る再編の波。独自路線を貫ぬくのか。それが、乗り切りのカギとなりそうだ。・・・・・

 

すばらしい経営理念・哲学に基づく組合運営という感想です。万が一貸出先が倒産しても1年分の利益でまかなえる範囲の貸し付けに押さえるというのも、ひいては組合員のための経営に徹していると言うことの現れということでしょうか。

ぜひ一度、須田理事長の経営哲学を生で聴いてみたいものです。

2002/ 8/ 1(木)

『儲かる会社のキーワードは「巧い・速い・有難い」』

次はICOコンサルティング 井上 和弘氏の言葉です。

・・・・・好・不況の大波のなかでも、変わらずに利益を確実に出している会社がある。いったい何が違うのだろうか。

それは一言「やるべきこと」に愚直に取り組んでいるか否かに尽きる。

先日読んだ本のなかに象徴的な記事を見つけた。「自動車業界で生き残るためには15%のコスト削減が不可欠」というもの。実は20年も前の本である。

20年も前からコスト削減の重要性が語られているにもかかわらず、未だにそれが最大の経営課題だという。

今儲かっているか否かは、過去に適切な取り組みを行いつづけてきたかどうかを証明する結果である。だからこそ、未来に向けた取り組みをただちに行っていただきたい。そのためのキーワード3点あげておいた。

儲かる会社のキーワードは「巧い・速い・有難い」である。

「巧い」とは、商品力。いかに顧客を「さすが」と驚嘆させることである。

「速い」は、文字通りスピード。資本の回転、商品鮮度、情報伝達の早さ、そして何より経営判断の機敏さである。

「有難い」は1度ついたお客様が離れない商いの原点をしっかり持っているかということである。

「たたむ・削る・変える」でも一時的な利益は出せる。・・・が、それだけではまだ十分とは言えない。「巧い・速い・有難い」この3点をお客様の視点で、どこの会社にも負けないレベルで磨きこむことこそ、好・不況の波にかかわらず確実に利益を出す為の経営の原点である。

2002年、デフレはもっと進行してくる。やるべきことをやっている会社と、やっていない会社の差は開く一方である。社長はこのことを肝に銘じて欲しい。・・・・・

 

当初わずかの差でも時間の経過により徐々に拡大し、気がついたときには手遅れになってしまう・・・。なにごとも思いついたら吉日。直ちに実行したいものです。