2003/ 2/28(金)曇り

『ももたろう理論』

昨日届いた雑誌の中で、「ももたろう理論」という書籍の紹介がありました。

日本一有名な「ももたろう」に夢を実現するための成功戦略の秘訣を学ぼうという副題つきです。

ももたろうは、なぜ鬼を退治出来たのか?

・運をつかみ夢を実現するための法則

「川に出かけなければももには出会えない」

「ももはすぐに通りすぎてしまう」など

・戦いに勝利するための法則

「日本一のきびだんごを持っているか?」

「多彩な人材を集める」など

 

早速この本を購入しようと思います。

今日で2月も終わり。明日からいろいろ弥生3月であります。

2003/ 2/27(木)雨

『肯定して受け入れる』

先日、あるお客様(住宅建築請負会社の社長)が話された言葉です。

見込み客(家を建てたいなあと思っているお客様)と商談のための会話をしているときに、相手(お客様)の発言に対して、否定語を発したら、それでそのお客様との縁が終わってしまう(受注不成立)。肯定しながら話を進めていかなければならない。仮に相手が間違っているあるいは出来ない話をされたときも常に肯定しながら、いかにこちらの考え方または正しい方向に軌道修正してもらうかが大事。最後は人間と人間だから、いかに自分自身(当然会社も含めて)を信頼してもらうかがすべて・・・。

スタッフと共にこの話をお聞きし、その社長さんの人間性がまたひとつ感じられ嬉しくなった次第でありました。

2003/ 2/26(水)曇り

定昇廃止で広まる成果主義

 デフレ経済下の今春闘では、定期昇給制度(定昇)の見直しが焦点になってきています。

多くの大手企業は、賃金の全体的な底上げを図るベースアップ(ベア)を見送っても、この定昇だけは維持してきました。ところが今年の春闘では、定昇を維持するかどうかが論議され、定昇廃止や賃下げの動きが出てきています。

定昇とは、主に年齢や勤続年数などによって給料が自動的に上がる制度です。

この定昇が減ったりなくなったりした場合、社員一人ひとりの給料は現在より減るわけではありませんが、4月になっても、1年先輩の社員が3月までもらっていた給料より少なくなります。したがって、全体的には賃金の水準が下がることになります。

今春闘では、現在のような厳しい経済環境においては、雇用を守るために定昇見直しなどによる賃金抑制もやむを得ないという方向のようです。

 

先日、あるお客様での話です。会社の業績が悪化していることを察知してその会社の社員全員が来月からの給与をカットして欲しいと社長に申し入れたと言う話がありました。中小企業では定昇廃止どころか賃下げが多くなされ始めているという現実の現れなのでしょうか。

ただ、固定費である人件費を削減できたとしても、限りがあります。結局は、収益の維持またはアップをどうはかるかということをおろそかにしては企業経営は成り立たないということを忘れてはならないことは言うまでもありませんね。

2003/ 2/25(火)雪

『利益率の勘違い』

先日、当事務所のスタッフSさんがお客様からお聞きした話とのこと。

利益を仕入れ値に対して30%の利益をつけていたので30%の利益率があると考えていたが間違いに気付いたとのこと。

1000円で仕入れた商品に仕入れ値である1000円の30%である300円を加えて販売すれば売値は1300円。利益率は300円÷1300円で計算すると23%でしかありません。

30%の利益率を確保したいのであれば1000円÷(1−0.3)で、1428円を売値としなければならないことになります。

そうすれば、利益は428円となり、428円÷1428円は30%になることになります。

30%もうけているつもりでも、実は23%しかもうけていなかったという勘違いの話でありました。

 

この内容を問題にしたのが24日のこのコーナーで紹介した今回の販売士の問題です。次はその回答です。

ア 6000円

イ 6586円

ウ 43%

エ 17%

オ 22%

です。

なお、エの問いに誤りがありました。正しくは次の通りです。

エ.原価3000円、売価4000円の商品について、売価を10%値下げした。  売価値入率は何%になるか。

2003/ 2/24(月)曇り

『ホウレンソウ』

報告・連絡・相談、これの頭文字を取ってホウレンソウと言われていますが、いかにこのホウレンヒウが重要かを痛感する場面に最近多く遭遇しています。ネットで、ある事柄を検索していたところ、偶然ホウレンソウについての解説がありましたので参考まで紹介します。

ホウレンソウする際の基本的留意事項解説

*結論を先に話す

*事実を正確に正直に話す

*まずいことは早めに報告・相談する

*中間報告を怠らない

*問われることを前提にホウレンソウに臨む

*相手の都合を考慮する

*あいまいな言葉は使わない

*連絡後の確認が必要

*要点を整理して臨む

*再考を促されても怒らない

以上でありますが、特に連絡・相談はどんな場合でも「速やかに正確に」行いたいものですね。

 

本日の朝刊によれば、日本経済新聞社と日経リサーチが共同開発した多角的企業評価システム「PRISM」の2002年度ランキング(すぐれた会社を調査するランキング)で、ホンダが危機管理や株主への対応などの「柔軟性・社会性」、さらに「収益・成長性」や「開発・研究」などの面で高い評価を得て、2年ぶりトップになったと伝えています。なお2002年度の2位はキヤノン、3位は花王です。

ホンダ車を長年利用させていただいている私としては嬉しい限りです。

当事務所も、もしも会計事務所版「PRISM」があるとした場合に、第1位になれるようスタッフ一同努力したいと思った次第です。

週の始まりです。今週も気合いを込めて・・・・!!

2003/ 2/23(日)晴れ

『健康管理』

昨夜はある方の通夜に参列。企業経営者で、まだ、50代後半というこれからという方で、あまりにも早い他界でありました。

その方とは直接面識は無かったのでありますが、日頃から人間ドックを受けられ、健康管理をされていたそうですが、昨年暮れ前の検査で要再検査となり病気を発見、治療を開始し、それから3.4ヶ月だったそうであります。

人間ドック等を受けているからという心の油断をしがちですが、いかに自身の健康管理が必要かということの再認識をしないではいられないという心境になった次第です。

健康管理と万が一の際の対策(企業防衛策)の重要性を改めて認識したところです。

 

昨日の回答は25日以降に延期させていただきますのでご了承下さい。

2003/ 2/22(土)曇り

『決算報告会』

昨日は平成14年12月決算の、あるお客様の決算報告会を開催。

1年間の経営活動の結果を、数字で説明させていただいたわけですが、12年度よりも13年度、13年度よりも14年度と、経営の主要指標が向上しており、日々の経営努力がうかがえ、説明しがいがある報告会でありました。15年度も経営目標に向けてぜひ、頑張っていただきたいと思った次第です。

当事務所としてもお客様企業の永続・発展に全力で支援させていただきたいとあらためて思ったとところであります。

話は変わります。

本日の日経流通新聞に、19日に行われた販売士検定試験(日本商工会議所・全国商工会連合会主催)の問題が掲載されていました。

以下は3級の問題の一部です。

ア.原価5000円の商品について、原価値入率が20%の場合、売価は何円に  なるか。

イ.売価8900円の商品について、売価値入率26%の場合、原価は何円にな  るのか。

ウ.売価値入率30%は、原価値入率に換算すると何%になるか。

エ.原価3000円、売価4000円の商品について、原価が10%値下げした。  売価値入率は何%になるか。

オ.原価5200円、売価7000円の商品について、原価が5%値上がりした。  売価をそのままとして、売価値入率は何%になるか。

一問4点で、全問正解で20点です。

回答は明日このコーナーで。

では、ぜひトライ下さい。

2003/ 2/21(金)晴

『本気』

「週間ダイヤモンド2002/12/7号」に新潟の中堅ゼネコン「福田組」の例が載っていたとのことです。

「公共事業が減り、民間事業も減っている業界環境で、いかに利益を上げていくか。福田社長が悩みに悩んで出した答えが、「トヨタに学ぶ」ことだった。建設業は原価に対する意識が低い。・・・・・・・まずは施工現場の改革を進めるが、営業部門や管理部門まで、体質改善のメスを入れる方針だ。・・・・・・・福田組の取り組みはまだ始まったばかりだが、業界の壁を越え、学べることは多いことを福田社長は再確認したのである。」

問題は「経営トップの意気込み」。記事の中で「経営トップの強いかかわりが不可欠」、「社長が本気でなければ、現場はついてこない。逆に、現場がどれほど抵抗しようと、トップが真剣な思いを示せば、必ず変わる。」「いつの時代も改革を推進する原動力は経営者が持つ”危機感”なのである」という言葉が。

「トップがどれだけ真剣か」が分かれ目と言うことでしょうか。

 

坂村真民の『本気』という詩が印象的です。

「本気になると、世界が変わってくる、自分が変わってくる

変わってこなかったら、まだ本気になってない証拠だ

本気な恋、本気な仕事、

ああ、人間一度、こいつを、つかまんことには」

 

話は変わります。昨晩、十数年ぶりにある方(独立開業以前に、ある長期の研修会でご一緒させていただいた方であります。)とお会いすることが出来、感慨無量でありました。九州は宮崎の方で、昨日、研修のために新潟市に来られたと言うことで電話をいただき早速出向いた次第です。色々なことに花が咲き、色々な気づきを得ることができ、有意義なひとときでありました。この方はスキーが好きで、九州宮崎にてスキー同好会を結成したそうです。私に対して、新潟にいて、なぜ、スキーをしないのかと不思議がられてしまった次第です。

2003/ 2/20(木)晴

我社の常識は世間の非常識』

次は、昨日届いたメールからの転載です。

武井則夫の【経営の読む薬】というタイトルの文章の一部から。

・・・どんなに素晴らしい商品を売っていたとしても、お客様がその良さを知らなければ売れない。本当にもったいない限りだ。

先月もある弁当メーカーの社長との会話の中でこんなことがあった。それは、ライバル店の弁当と食べ比べをやっている時のことだった。「ウチの弁当は添加物を一滴も使っていないんだ。化学調味料も使わせない。カツオとこんぶでだしを取ってる。」そう言われて口にしてみると、確かにライバルの煮物はどこかイヤな後味が残る。一方、ウチのはスッキリとした磯の香りだ。

「でも社長、どこに書いてあるのですか?」

ハッとした眼を見開いた社長は気付かれたようだった。早速、売場には無添加というPOPを付け、弁当には「天然だし」というシールを貼るよう指示した。安心は十分な売り文句である。

実はせっかくの良いところが伝わっていないケースは非常に多い。「社内では当たり前のように知っていることを、お客様は全く知らない」ということを前提とすべきである。

度々申しあげるが、「我社の常識は世間の非常識」なのだ。「お客様はわかっているはずだ。」という会社側の自己満足が最も危険なのだ。

POPやパッケージ、カタログ、商談ツール、トーク、DMなど「伝わっているか」もう一度見直してほしい。

たったそれだけで売上を伸ばせることが多いからだ。・・・

まさしく、我が社の常識は世間の非常識で、お客様に良さが伝わっていないと言うことは往々にしてあるようです。

自社の魅力を見直し今一度ピーアールしたいものですね。過大表現はではなく。

2003/ 2/19(水)晴

『時には鎌を研ぐ時間を』

昨夜は、月に一度の寄i塾。久々の出席でありました。

講師は塾生の西村道博さん。テーマは、「今後の環境問題が会社をかえる」。大変有意義な時間となりました。西村講師が最後に「きこりの話」をして締めくくり。

内容はだいたい次の通りであります。

・・・一日目、若いきこりは10本の木を切り倒した。鎌は鋭く、彼は力持ちで元気だった。

二日目、彼はまた一生懸命働いた。実は、一日目より働いたのだ。

しかし、切り倒せた木は8本だった。

次の日はもっと早くから始めようと思ってその日は早く切り上げ、翌日はぎりぎり一杯働いた。

しかし、7本しか切り倒すことがやっとだった。

次の日、切り倒せたのは5本だった。

五日目にはたったの3本になってしまった。しかも、日暮れまで働いて彼は疲労困ぱいに達していた。

次の日の早朝も、気も狂わんばかり働く彼に、通りかかった老人が言った。

「いったん手を休めて鎌を砥いだらどうだろうかね」

「駄目だ。木を切るので手一杯だよ」と彼は答えた。・・・

誰もが一度は聞いたことのある例の話でありますが、西村講師の話術で盛り上がった次第です。

バブルが崩壊して10年。自分達の仕事のやり方はどこか変わったでしょうか?

確かにコンピュータが会社等に導入され、メールを使ったり、文書をフォルダ管理したりすることにより情報が共有化され、業務の一部は効率化されました。

しかし一番大切なところ、お客様に役立つ仕組みづくりに、この10年間改善し続けたかと自問自答してみると、このきこりと同じ事をやっている感じが少なからずいたします。

今現在やっている仕事に夢中になって、その仕事をお客様に本当に役立つように工夫したり、仕事を迅速に処理するためにはどうすればよいかなどの検討が不十分なのかもしれません。

本当は、自分の足下に大きなビジネスチャンスがあるのかもしれないのに。今一度足下を見直してみようではありませんか。

 

2003/ 2/18(火)曇り

『売り勝つ個人技』

不景気と言われている昨今でも、活気ある家電量販店には、たった一人で年間何億円も売りまくる、凄腕販売員がいると、本日の日経流通新聞がトップ記事として報じています。

@ケーズデンキ 中市さん

年商2億7000万円粗利益3700万円で社内トップの成績。決して人口密集地といえない千葉県茂原市での成績。一度来た客の顔は決して忘れない。客のニーズを瞬時に把握するとか。

Aビックカメラ 榎阪さん

入社二年目にして年間売上5億5千万円。丁寧な接客、細やかな気配りの持ち主。

Bヨドバシカメラ 横田さん

年商2億5000万円。売りたい1台より最適の1台を提案するとか。

Cヤマダ電機 山口さん

年商2億400の万円

五感に訴える接客を心掛け客をファンにしてしまうとか。

素晴らしいですね。何でも徹底してやり抜くことですね。

 

話は変わります。

まだまだインフルエンザが流行しています。インフルエンザでなくても、風邪をひいているという人も多く見かけます。

ある方の風邪予防策です。

・・・我家にはまだ未就学児の子供がいるので、風邪予防に外出後の手洗い,うがいは欠かせません。それ以外にもうひとつ、私が風邪の予防策としてやっていることがあります。 それは、「ドライヤーで首筋を暖めること」です。寝る前など体が冷えているなと思ったら、ドライヤーの温風を首の後ろに当てると、不思議と体が温まります。 皆さんも、ぜひ一度試してみてくださいね。・・・・

やけどをするんじゃないかとちょっと心配ですが、すごいアイデアですね。

2003/ 2/17(月)曇り

『今日より所得税の確定申告』

いよいよ始まりです。

申告対象者となると思われる方は、主に次の方々であります。

1.年収が2000万円を超えるサラりーマンの場合

2.不動産収入がある場合

3.マイホームを購入した場合

4.マイホームやその他の不動産を売却した場合

5.株の配当があった場合

6.株を売却した場合

7.ゴルフ会員権を売却した場合

8.年の中途で退社し、再就職しなかった場合

9.保険の満期を受け取った場合

10.サラリーマンでアルバイト収入がある場合

11.医療費控除を受ける場合

12.台風や地震などで、災害にあった場合

13.寄付金を支出した場合

14.パート・内職収入のある主婦の場合

15.フリーターの場合

16.個人事業を営んでいる場合等

今年の確定申告は曜日の関係で3月17日までですので、お早めに資料等の準備を・・・。

 

2003/ 2/16(日)曇り

『オークションによる落札』

先日、作者不詳から一転、ゴッホ作品と判明した油彩画「農婦」が、オークションでなんと6600万円の高値で落札されたということで驚かされたところです。

この絵は洋画家の故・中川一政氏の残したコレクションの一点だとか。

予想最低価格1万円からの大高騰に、出品した遺族やオークション会社のみならず世界中が思わず生唾を飲みましたが、こうした事件が起きると、当然気になるのが、税務問題です。

「親から譲り受けた掛け軸が実は高価な骨董品だった」なんてことは誰にでも起こり得る話なだけに、「相続税の過少申告になるのか」興味のあるところです。

2003/ 2/15(土)晴れ

『確定申告書を自宅のプリンタで印刷OK!』

今年もいよいよ17日から、平成14年分の所得税の確定申告受付が始ります。もうこんな時節になったなあという感覚です。

確定申告の受け付けを前に、今年から国税庁が開設した申告書作成用のウェブページが多くのアクセスを集めています。

このウェブページ上の画面で作成した確定申告書を自身のプリンタで印刷して税務署に提出する事が可能となりました。画期的なことですね。

今年1月17日の開始以来、アクセス数は約100万をはるかに越え、2月13日までの28日間で137万件で国税庁も「予想を上回るペース」と驚いているようです。

アクセスは、1月17日の開始後1週間で計12万5000。2月3日に還付申告分の受け付けが始まるなど「確定申告シーズン」が深まるにつれて急増し、3週間でほぼ100万に達したそうであります。

ウェブページは、国税庁のホームページ(http://www.nta.go.jp)の「平成14年分所得税の確定申告書作成コーナー」にあります。

画面に表示される手順に従って、手元の源泉徴収票から給与支払い額や源泉徴収税額を入力し、各種の控除額、生年月日や住所、氏名などを記入していくと、税額を計算して申告書の様式にまとめてくれるというものです。これを「カラープリンター」で印刷し、添付書類を同封して税務署に郵送又は持参すれば、正規の申告書として受け付けられ、申告の手続きが終わると言う画期的な仕組みです。

ただし、申告分離課税の株式などの譲渡所得や土地や建物の譲渡所得がある場合等は利用できません。

国税庁は、2003年度中に少なくとも一部の税目で、ウェブ上で申告が完了する「電子申告」を実現する方針としているため、このサービスはその一環のものだと考えられます。

ただ、課題も多く、操作が分かりにくいこと。しかも印刷などの操作は、個人のパソコンの設定によって大きく異なり、このため、国税庁には「印刷できない」「画面に表示されない」といった質問が多数寄せられているとか。実際、印刷する場合は、自分自身の所有しているプリンターのメーカーを選び各種設定をしなければならず、難しいのが現実です。私自身も知人友人からも、面倒で印刷がなかなか出来ないと言う意見をいただいているのが現状です。

さらにプログラムのミスも発覚。2月3日に作成された申告書類の一部で所得金額が誤って印刷されるという事態も起きたそうであります。

どうであれ、このような試みは素晴らしいことで、来年度にはさらにバージョンアップしてもらいたいものですね。

今年も3月17日までの1ヶ月間スタッフ一同健康に留意し、この確定申告期をやり抜く覚悟です。

黒木瞳

2003/ 2/14(金)雪

『金融機関との懇談会』

昨日は第四銀行とTKC三条・巻ブロックの会員との交流会を開催させていただき、有意義な時間を過ごすことが出来ました。

第四銀行は、本店営業統括部上席調査役様始め、三条・加茂・燕・見附・白根・西蒲原地内の15支店長様から出席をいただきました。

内容としては、我々TKC会計人の業務について、私の方から30分程度説明させていただいたあと、質疑応答・意見交換という流れで2時間の時間はあっと言う間に過ぎ去ったわけであります。

銀行も私ども会計人も、関与先であるお客様企業の永続発展に寄与するという共通的な目的のために支援させていただいているということであり、今後も一層お互い意思疎通を高めながらよい関係を築いて行きたいと言うことで一致。

活発な質疑応答が双方からだされ、さらなる企業支援をするための具体的方策等も・・・。

すでに、三条信金・大光銀行等とも同様な懇談会をすでに実施済みであり同様な有意義な時間を過ごしたところであります。

2003/ 2/13(木)曇り

『借換保証の創設』

中小企業庁は、デフレの進行等による売上高の減少等に対応し、保証付借入金の借換や複数の保証付借入金の債務一本化を促進することにより、中小企業の月々の返済額の軽減等を推進し、中小企業の資金繰りを円滑化することを目的とした「資金繰り円滑化借換保証制度」(略称:借換保証)を創設し、2月10日(月)からその取扱いを開始しました。

詳しくは以下をご覧下さい。

http://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/030206karikaehosyou.htm

2003/ 2/12(水)曇り

『初心を忘れない』

次は、ある経営コンサルタント会社から先日届いたメールの一部です。

タイトルは「女子社員のひとりごと」です。

先日、友人と馴染みのレストランにいきました。

そこのレストランは、ベテランの店員が「いつものでいい?」と慣れた感じで接客してくれるので、心が休まります。 でも、その日は休みだったらしく、代わりに新人の女の子が接客してくれました。彼女は、お皿の運び方一つでも不慣れで、こちらがヒヤヒヤするほど。

「すみません」「申し訳ございません」の連発でしたが、とても謙虚で誠実で、何よりも明るく声がよく出ていました。

そんな彼女の一生懸命さに、いつしか私たちは応援したくなっていました。

食事が終わった時、友人が「私たちは社会人3年目。仕事が出来るようになって一人前って認められるようになったのかも知れないけど、初心って言うのを忘れてしまったよね。謙虚に仕事してるかって言われたら「ハイ」とはいえないよね。」と言いました。

仕事がテキパキとできる事は、良い事だけど、それでも謙虚さと初心の心は、忘れなくないですね。少し反省しました。

何事も初心忘れるべからずですね。謙虚さと誠実さを持ちながら・・・。

2003/ 2/11(火)曇り

『社会保険の総報酬制』

昨日は、スタッフ共々研修会参加のため3人で東京に出張。テーマは、「総人件費と社会保険料を大幅に削減する方法」です。

本年4月より、社会保険料の算定方法が、総報酬制に変ります。

従来は、標準月額報酬に対して、健康保険8.5%、厚生年金17.35%、賞与に対しては、健康保険0.8%、厚生年金1.0%のものが、本年4月より、給与も賞与も同じ保険料率となり、健康保険8.2%、厚生年金13.58%となります。

結果として賞与が少ない企業は、保険料が下がり、賞与が多い企業は保険料がアップすると言うことになります。

今後生き残っていくためには、人件費の引き下げをしなければならないという事であります。ただし、業績に貢献している社員は、当然アップの対象でありますが。

大変役立つ研修でありました。当事務所のお客様にフィードバックすべく準備をしたいと思います。

折しも、研修会当日の昨日、あの「日商岩井」が、組合に対し、ボーナスゼロを提示し、年収も20%カットとの方針と伝えています。

講師の先生曰く、4月からの総報酬制移行を前にした社会保険料の大幅削減もにらんだものではという解説でありました。今回の総報酬制は、賞与にも月額報酬と同じ保険料率で徴収する代わりに、月額報酬の保険料率をその分下げるという趣旨であるため、賞与を無くされると、その分社会保険料負担がまるまる削減されてしまうことになると言うことであります。

月額報酬に対する保険料の減額だけを享受する結果になると言うことになるわけですね。

2003/ 2/10(月)雨

『つもりちがい』

一昨日の当事務所経営計画発表会の際に配布させていただい資料の「ありがとうヒューマンウエアパスポート」の内容の一部です。

つもりちがい10ヶ条

第1条 高いつもりで低いのが教養

第2条 低いつもりで高いのが氣位

第3条 深いつもりで浅いのが知識

第4条 浅いつもりで深いのが欲望

第5条 厚いつもりで薄いのが人情

第6条 薄いつもりで厚いのが面皮

第7条 強いつもりで弱いのが根性

第8条 弱いつもりで強いのが我欲

第9条 多いつもりで少ないのが分別

第10条 少ないつもりで多いのが無駄

つもりちがいに気付くようにしたいものです。

2003/ 2/ 9(日)曇り

『社長が本気になること』

以前、講演をお聞かせいただいた際に、名刺交換をさせていただいたときからの縁で、先生の著書やテープの案内をいただいております。

その方はランチェスター経営の竹田陽一先生です。最近色々なところで活躍されておられます。

次は、竹田先生が、言い切っておられる言葉です。

この苦境を乗り切る対策は、1つしかありません。
まず社長が本当に本気になります。
次に、原点の戦略と呼ばれる、弱者の戦略原則を改めてイチから研究し直します。
そのあと、弱者の戦略原則に従って会社全体を総点検するのです。
そして問題点が見つかったならば、勇気を出して直ちに改善したりカットします。
こうすると、経営システム全体にムダがなくなりますから、それにつれて業績が良くなるのです。

まず、本気になって問題点を見つけだし、勇気を持って実行に移すと言うことですね。

http://www.lb-c.com/

2003/ 2/ 8(土)晴れ

『当事務所経営方針発表会を開催しました』

昨日、午後5時30分より当事務所の平成15年度経営方針発表会を開催させていただきました。金融機関の支店長様はじめ10数名のお客様に参加いただいた中での発表会でありました。

当事務所の経営理念は、以下の通りであります。(経営計画書より抜粋)

 

「お客様・スタッフ・社会(三方よし)に真の「幸福の実現」のために行動する!!」

お客様が感動してくれるような仕事をする。

そのお客様の感動してくれている姿を見て、自分が感動できる社員になる。

そして、その姿を見てお客様が感動してくれれば本物です。

  〜感動の連鎖〜

発表会終了後、懇親会を行った次第であります。

戦略と戦術を定め何のためにどんなことをしなければならないかを今まで以上に具体的に計画書に書き定めました。

スタッフの皆さんの協力をよろしくお願いいたします。

2003/ 2/ 7(金)曇り

『キャッシュフロー』

一昨日のおるお客様との会話です。

・・・いくら利益が出ていると言っても今後の資金計画がうまくいかなければ、経営は続けられません。仮に税金が多額に発生するからと言って節税することも必要だけれど、節税のためにキャッシュが減ったら元も子もないですよね。・・・

まさに、その通りであります。利益を出したら、その40%が、税金として社外流出されますが、残りの60%は社内に内部留保されます。内部留保すなわち自己資本を増やすためには税金を払うということになります。

ただし、今期だけあるいは数年だけ利益を計上するがその後は赤字だという場合は、極力現在の利益を合法的に赤字が想定される期まで繰り延べられれば、税金という企業の社外流出は減らされ、経営維持のための内部留保に貢献するということになります。なぜなら、今年度払った税金は、仮に翌年度が赤字だからといって、返してはくれませんから。

キャッシュを残しながら、合法的な節税を行って企業継続発展をめざすことは経営者の本来のかずただと思います。

2003/ 2/ 6(木)曇り

『売上を上回る最終利益』

最終利益が売上高を上回る珍しい決算が実現するそうです。

上場企業の新日本紡績は、4日、2003年3月期業績予想修正で売上高が3億6千万円、最終利益が5億円になる見通しを発表。

本業の繊維事業からの撤退で売上高が減少、一方で工場跡地の売却に伴う特別利益を計上するためだとか。

同社は上場企業として異例の従業員9人の会社で、以前から話題になったことがある会社だそうで、またも珍決算で注目されそうだと新聞記事は伝えています。

2003/ 2/ 5(水)晴れ

『創業塾+感動する話』

昨夜は、三条市内で、創業塾の講師をさせていただきました。私の担当講座は「開業準備の基礎知識」。国の創業支援策の一環としてのセミナーて゜、昨年に続き引き受けさせていただいた次第です。質問等も多く飛び出し、やり甲斐のある3時間でありました。

 

話は、変ります。次は本日の読売新聞の記事です。

思わず読み終わって涙がこみ上げてきた次第です。JRは、事故等があると社内の乗客にアナウンスも適切に行わずにその対応に問題を指摘されますが、JR千葉支社は、とっさの対応をとられ素晴らしいの一言であります。千葉県民の県民性も素晴らしいと感じました。ぜひ、次の記事を一読下さい。

千葉県と東京を結ぶJR京葉線で3日朝、高校受験に向かう電車を乗り間違えた千葉県内の女子中学生(15)のため、ノンストップの快速電車を途中駅に臨時停車させる特例措置が取られた。動揺する中学生を心配した乗客たちの力添えもあり、中学生は試験開始にぎりぎり間に合ったという。

 中学生は午前9時20分から始まる千葉市内の公立高校の入試を受けるため、午前7時45分ごろ、最寄りのJR蘇我駅から内房線で千葉駅へ行き、総武線上り電車に乗り換えて、隣の西千葉駅へ行こうとしていた。

 ところが緊張のためか、蘇我駅で反対側ホームにいた電車に乗ってしまった。これが東京・八丁堀駅までどこにも止まらない京葉線上り通勤快速。都県境の舞浜駅近くに来たあたりで、乗り間違いに気がついた。

 不安で今にも泣き出しそうな中学生から事情を聞いた周囲の乗客らが、親と話をさせようと携帯電話を貸したり、車掌と相談するため、満員の乗客の間を縫うようにして、中学生を最後部車両まで連れて行ってあげたりした。

 申し出を受けた車掌からの連絡に、JR千葉支社も「若者の将来がかかっているのだから」と臨時停車を決め、車内放送で断ったうえで、午前8時10分過ぎ、電車を新木場駅(東京都江東区)で止めた。

 車掌は乗客の安全のため、各車両のドアは開けず、中学生を車掌室からホームに降ろした。中学生は同駅の駅員に西千葉までの乗り継ぎ方法を教わると、すぐに下りの武蔵野線乗り入れ電車を使い、西船橋経由で西千葉へと向かった。通勤快速のほうは、その後、速度を上げて走ったため、京葉線のダイヤに乱れはなかった。

 新木場駅には夕方、中学生の親から「おかげさまで娘も何とか試験開始に間に合いました」とお礼の電話があった。JR千葉支社では「今回の臨時停車はあくまで特例」としながら、「これで見事に受かってくれれば」と話している。

ぜひ、合格してもらいたいですね。

2003/ 2/ 4(火)雪

『資本金1円の株式会社出現』

中小企業挑戦支援法の施行に伴う最低資本金規制の緩和を利用した会社設立の申請受付が昨日から始り、初日の昨日1日間で全国で24件の届出があったとのことです。

このうち、資本金1円の会社設立申請は静岡県の起業家による1件だったとか。

その他500万円の株式会社や、5万円の有限会社等々。

5年以内に本来の最低資本金以上に増資しなければならないわけですが、自己資本が無い又は少額の会社経営で、はたして成り立つのかが疑問であります。

この特例は良いことばかりではなく、次のような義務もあります。

特例を受けて設立された株式会社や有限会社は、所轄の経済産業局に対し、債権者保護の観点から、営業年度毎に財務諸表を提出する義務を負います。また、提出を受けた経済産業局では、それら書類を公衆縦覧に供します。
 また、5年以内に最低資本金以上への増資を求めているため、会社財産を恣意的に流用させることのないよう、利益配当、自己株式の取得、会社分割、資本の減少などについても制限されます。

すなわち、会社の決算内容が国民にガラス張りになってしまうと言うことであります。

2003/ 2/ 3(月)曇り

『携帯で映画が』

きょう、3日からNTTドコモの第三世代携帯電話FOMAで、スーパーマンやチャップリンなどの短編映画が見れることが可能になるそうです。

好きな時間に視聴できるビデオ・オン・デマンド方式のため、いつでも見たい時に最初から見ることができる事になっているとか。1本の長さは10〜15分程度で、月月300円の別料金が必要。ただし、鑑賞中は通常の通話料金がかかるとのことです。

きょう2月3日は節分です。節分というのは立春・立夏・立秋・立冬の前日のことをいうわけですが、特に立春が1年の初めと考えられることから春の節分が最も重視されており、一般には単に「節分」といえば春の節分を指すものとなっております。これは立春を新年と考えれば大晦日に相当する訳で、そのため前年の邪気を全て祓ってしまうための追儺(ついな)の行事が行われるとか。その代表が「豆まき」ということですね。

2003/ 2/ 2(日)曇り

『新しい税制度に関する研修会に出席』

昨日は、新潟市内のホテルにおいて表記の研修会に出席。講師は総務省大臣官房審議官の小室裕一氏。

内容は@国・地方を通ずる財政状況A平成15年度税制改正B三位一体の改革。

@の財政状況の説明の中で「日本の将来人口推計」を改めて目に触れて将来の日本の危機的状況にあることを再認識した次第です。

現在の人口は1億2千700万人あまり。うち65歳以上の占める割合は17.4%。

日本の人口推計で見ると、3年後の2006年の1億2千800万人をピークに減少。50年後には1億人に減少(78%)。ちょうど50年前の人口に逆戻りであります。

ところが、50年前の65歳以上の人口の占める割合は4.6%に対して、50年後の65歳以上の人口に占める割合はなんと35.7%。

ますます高齢化社会になり、日本を支える生産年齢人口(15〜64歳)は現在の8600万人から50年後には5400万人(63%)に激減。

負担する人よりも負担される人の割合がますます増えていくことが顕著になってきていることに日本の行く末が案じられます。

そんな現状の解説のあとで、講師の小室審議官より15年度の税制改正案の骨子をわかりやすく解説していただいたわけですが、冒頭、税制の基本的考え方として、今後10年、20年を視野に入れた中・長期的な改革の全体像を提示し、そのうえでの徹底した歳出削減、行政改革をすすめつつ、経済社会の活性化に向けた税制の抜本的な改革を段階的に実施する旨の説明がありました。が、10年、20年後の税制の方向は全く説明されずじまいで大変残念でありました。

このままでは、先行き不安からますます個人消費は冷え込み景気回復はあり得ないと言う確信を持ってしまった次第です。あおるだけあおって具体的ビジョンは無しといった形であります。

皆さんはいかが考えますか。

2003/ 2/ 1(土)曇り

『聞くことの大切さを学ぶ』

覚えておきたい絶対損をしない話として、日本一の営業マンから「聴く」ことの大切さを学ぶというタイトルの記事がありましたのでご紹介いたします。

〜うなずきポイント10〜

@相手の言葉を復唱し、なるほどとうなずく

A「なるほど、すごいですね」

B「すごいですね」

C「おもしろいことをお考えになりましたね」

D「なかなかできないことですね」

E「そこがポイントですね」

F「何が良かったのでしょうね」

G「これからの夢は・・・」とビジョンを尋ねる

H「そこが聞きたかったのです」

I自分の話をする時は、「余談ですが」と言って手短に話す

 

誰でも自分の話を聞いてもらうのが好きで、さらに自分の言葉を大切に覚えていてくれると感激するものですよね・・・・・。

今日から如月。心新たに行動しましょう!!