昨日のフェイスブック「思わず涙する感動秘話」 からです。
【決意の日】
「父さん、恥ずかしいから参観日に来ないで!」
小学校最後の父親参観を拒んだ時の、父さんの悲しそうな顔は、十年経った今でも僕の脳裏に焼き付いています。
僕は塗装職人の父さんを恥ずかしいと思っていました。
ペンキだらけの服に、ガサガサの手、シンナーくさい車、そのすべてが大嫌いでした。
僕が風邪をひいても、母さんと二人で現場に出て休みなく働き続け、おまけに冬は出稼ぎで本州に行く。
僕は寂しくて、父さんと母さんの苦労も知らず、自分勝手に反抗していました。
自分のいたらなさを親のせいにして、家出もしました。
あの日、
「もう家には帰らねえ!」と睨みつけた僕に、
「ちゃんと飯食ってるのか。風邪をひいてないか」と、父さんは笑顔でした。
殴られると思っていた僕は、拍子抜け。
こぶしのやり場に困りました。
父さんが、すい臓がんで、余命1ヶ月と告知された日も、僕は家に帰らず、遊び歩いていました。
父さん、ごめんなさい。
なぜ反抗したのか、
自分でも理由がわかりません。
父さん、会いたいです。
話したいことが、たくさんあります。
孝行したいときに親はなし、と言いますが、身に沁みます。
高校の卒業式に、父さんからもらった三行の手紙は、僕の宝物です。
「卒業おめでとう。父さんはペンキ屋の仕事に誇りを持っている。
命を懸けている。
チヒロもそんな仕事に巡り合ってほしい。職業に貴賎なしだよ」
父さん、ありがとう。
僕は薬科大学にいきましたが、どうしても父さんの跡を継ぎたくて、大学をやめる決意をしました。
父さんが死んでから母さんの仕事も激減し、抜け殻のようになっています。
今日は父さんの命日です。
僕の決意が正しいかどうか、わかりませんが、明日から母さんと一緒に現場に出ます。
父さんの分まで、母さんに孝行するつもりです。
父の志を
受け継ぐ心
実直に
感動したので、フェイスブック上でシェアさせていただきました!
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