・・・人間は、誰しも窮すればうろたえ意気消沈し、見も心も失い兼ねない。君子が学問するのはそうした艱難困苦に出会ったとき、泰然として少しもうろたえない。何が幸いで何が災いか、何がどうしてどうなるのかという因果、終始を知って心を惑わされない。そのために学ぶのであって「通」のためではない。ここに通とは、いわゆる立身出世というようなことで、金儲けのためとか自分を飾るためとか、人に知られんがために学ぶのではない。陽明学を修めるのも「通」のためではない。われわれは、だれしもが具有する天に通ずる良識を覚えるためである・・・
これは、昨日当事務所で開催した経営者講座・活学塾「古典に学ぶ・王陽明と儒教(さのⅢ)」のレジメの一部(人はなぜ学ぶのか)からです。
東京より、ハートランド総研・佐々木直先生を講師にお招きしての開催でありました。
今回も古典に学ばせていただいたところです。
先生さらにいわく「人生朝露の如し」。
人生は朝露のように、はかなく短い。一日一日を無駄にできないのだという気持を持とうということで、読まなくてよい本を読んだり見なくてもいいテレビ番組に時間をとられないようにすることによって生み出された余暇を、自分が人生において読まずにはいられない本と出会うことによって残された人生を有意義のあるものに使うという意味のようです。
貴重なひと時でありました。

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