昨日12月19日、日本銀行は政策金利を0.50%から0.75%へ引き上げることを決定しました。

この利上げは、長い間ゼロ金利・低金利に慣れてきた中小企業にとって大きな転換点となると言われています。

政策金利に連動して「短期プライムレート」が上昇することとなるため、既存の借入金の利息負担が増えることとなります。

帝国データバンクの試算によると、0.25%の利上げにより、新たに1.6%の企業が経常赤字に転落する可能性があるとされています。

金融機関からの借入金がある場合、実際に自社はいくらの金利負担増になってキャッシュフローが変化するかシュミレーションを行うとともに、利息負担の増加を上回る利益を確保するための付加価値を高めること等の収益性の改善をすすめたいものですね。

損益計算書(P/L)の利益だけでなく、手元の資金を今まで以上に管理するために貸借対照表(B/S)を意識して売掛金の回収をはやめることや在庫を圧縮するなど手元の現金を増やす対策が急務です。

ITツールを導入することによる間接部門のコストを下げることも検討したいところですね。

今後更に利上げをするという流れのようです。

今のうちから、対策をして行きたいものです。

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