どうあるべきか・・・

一昨日、法政大学の坂本孝司教授もセミナーを久しぶりに聴講させていただく機会に恵まれました。

テーマは『いい会社の１５の共通的特徴』。

今回で6．７回目でしょうか、毎回お聞きするたびに新たな気づきがをいただいておりましたが、今回も例外ではありません。

改めてどういう会社をめざすべきかということをまなばせていただいた次第です。

一般的に経営講演会は、「営業の方法」「売上を上げる方法」「新しいノウハウ」などなどその方法に関して突き詰めがおおいものですが、坂本先生は、「どうあるか」という視点の講演。

正しい経営のやり方（方法）ではなく、あり方（スタンスや理念）がいかに大切であるのかあらためて痛感したところです。

あり方は、普遍的で時代や状況に関わらず、貫き通すことが可能でまた貫き通さなければならないものとふらためて再認識した次第です。

今回も、

大切にすることは

①社員、その家族
②仕入れ先、外注先、下請け企業
③現在・未来顧客
④社会的弱者
⑤株主

の５つで、５つは、並列ではなく、大切にすべき順だというお話しからスタート。

そして「企業は次の７つの機能をもった生きもの」という解説が・・・

①環境適応業
②市場創造業
③人財確保・拡大業
④人財育成業
⑤幸せ創造業
⑥社会貢献業
⑦納税責任業

さらに、「いい会社の１５の共通的特徴」として、次の１５項目を紹介。

①業績重視経営ではなく・・・
②一方よし経営ではなく・・・
③依存追随型経営ではなく・・・
④景気流行期型経営ではなく・・・
⑤急成長急拡大型経営ではなく・・・
⑥アンバランス経営ではなく・・・
⑦価格競争型経営ではなく・・・
⑧ワンマン経営、上意下達経営ではなく・・・
⑨長期間低賃金型経営ではなく・・・
⑩単機能保有経営ではなく・・・
⑪個人戦・ノルマ経営ではなく・・・
⑫短期決戦経営ではなく・・・
⑬管理型経営ではなく・・・
⑭ピラミッド型経営ではなく・・・
⑮閉鎖的経営ではなく・・・

という事柄に解説を加えていただいた、多くの気づきをいただいた貴重な時間となりました。

新の強者は、弱者に優しい！

組織は、かけ算。最低でも足し算。引き算ではない！

いいものは高い！

人間が幸せになることが経営。その場所が会社！

健全な赤字、不健全な赤字！

坂本先生、有り難うございました！！！

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