昨日の新潟日報の「時代とともに、にいがた企業ヒストリー」のコーナーに、『月岡温泉摩周』が紹介されていました。
近いうちに行ってみたいホテルの一つであったので、興味深く読んでしまいました。
『摩周』は、2018年に180畳の大宴会場を個室タイプのレストランに転換したのだとか。
「これが通用しなかったら旅館をやめてもいい」という社長の決断での改革だったそうです。
マーケットの絞り込みには勇気が必要だったそうですが、社会が求める旅館を作ろうとしての決断とのこと。
・全38室にベッドを導入し、宿泊客がレストランでできたてを味わうように・・・
・予約窓口をインターネットにして電話応対の時間を減らし従業員の休日取得や残業削減にも・・・
・レストランではQRコードが用意され、スマホで注文・・・
・宿泊前の手続きにもQRコードを発行し、お客様が来館された際にフロントでスキャンするとチェックインができる仕組みを自社開発したため待ち時間を無くし密を避ける・・・
等々。
なんと『摩周』は、大手宿泊サイトでは同規模の宿での予約実績が県内ナンバーワンになるなど、顧客の支持を受けて次々に受賞を重ね、ミシュランガイド新潟2020特別版では4つ星に輝き、最高評価を受けた宿の一つになったとのこと。
その結果、1人当たりの客単価が平均22,000円と、リニューアル前の2倍に伸びたそうです。
『摩周』は開館から変わらないものがあるとか。
それは、「心のふれあい大切に 笑顔あふれるおもてなし」。
『摩周』の経営理念だそうです。
おもてなしのこころを体感するために行ってみたいですね。
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