本日の職場の教養は「勇気を持って行動しましょう」でした。私自身、勇気を出して行動しなくてはと最近は常々考えています。。
行動することによって変化してしまうことを恐れて、結局行動しないことを選択してしまうことがあると思います。これを現状維持バイアスというそうです。これを検証した実験が以下のようにあります。
2クラスの学生にアンケートに答えてもらう間、謝礼の品を各自の前に置いておく。片方のクラスは高価なペン、もう一方のクラスはスイス・チョコレートである。
そして実験終了時にもう1つの品物を出し、希望者はこちらと交換できますと告げる。
だが、交換を希望した学生は10%程度にすぎなかった。
ペンをもらった学生はそれを手放したがらなかったし、スイス・チョコレートでもそれは同じだった。
客観的に考えれば、チョコレートよりもペンを選んだ方がより有益なのに、現状維持のバイアスがかかり、交換しないことを選択してしまうそうです。
この現状維持バイアスは必ずしも悪いものではありません。現状が安全であることが明らかであれば、変化することにはリスクがついてくるからです。不要なリスクを避けるためには現状維持が最適な場合も多いと思います。
しかし、現状維持がいつまでも安全である保障はどこにもないと思います。フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグは「リスクをとらないことが最大のリスク」と話しています。自分自身の意思決定に現状維持バイアスがかかっていることを認識して、本当にリスクの高いことはなにかを客観的に判断することが重要なのかなと思います。それがわかれば行動することへの恐怖も薄れ、勇気を出して行動することができると思います。 
  関野 芳樹

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