来年の5月21日に施行となる裁判員制度。
ご承知の通りこの制度は、一定の刑事裁判において国民から事件ごとに選ばれた裁判員が裁判官と共に審理に参加する制度であります。
本日のロータリーの例会に新潟地方検察庁の次席検事および捜査官のお2人においで頂き30分間の卓話をいただいたところです。
新潟県は、今年度3000人が12月になると「あなたは裁判員の名簿に登録されました」という案内が届く予定だそうです(全国的には350人に1人だとか)。
我が加茂市は40人が選ばれるとのこと。
ちなみに田上町は17人、三条市は131人であります(粟島浦村は1人だそうです)。
選ばれた中から、1事件についてさらに50〜100人が選ばれ、裁判が開かれる6週間前に呼び出しがかかるとのこと。
その際にいろいろな事由を聞かれ、最終的に6人を選出するそうです。
この6人と裁判官3人、あわせて9人の多数決で裁決されるようです。
ただし、その過半数が裁判員全員だけで有罪にはならないそうで、必ず3人の裁判官の1人以上が有罪と判断しなければいけないそうであります。
昨年1年間で、この裁判員制度の裁判に該当するとおもわれる刑事事件は39件あったそうです。
この裁判員は無作為で抽出されることになるわけで、正統な理由が無く出頭しない場合は10万円以下の過料が課されるようです。
もし、社員が選ばれたら会社は、会社を休むことを認めなければならないことになっています。
裁判員として仕事を休んだことを理由に,解雇などの不利益な扱いをすることは裁判員法という法律が禁止しています。
社員が少ない企業においては業務が停滞することも考えられます。
その他にもいろいろな問題点があるようであります。
12月頃に、抽選で皆さんのだれかに「あなたは裁判員に選ばれました」という通知が届くとのことですので人ごとではないということですね・・・。
来年の6月まで、当ロータリーのプログラム委員長を仰せつかりましたので、メンバーに時代をとらえる役立つ卓話を外部講師に務めてもらおうと思っています。
今回の検察庁の方においでいただいたのも、その理由からであります。
実は、この裁判員制度の普及のためのビデオを昨年視聴。
豪華キャストでの1時間もので、見応えのあるものでありましたよ・・・。

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