自社の売りを求めるお客様に周知する・・・

昨日、訪問させていただいたお客様企業（製造業です）の社長様から、本当に嬉しい話をお聞きしましたので紹介いたします。

先週末、突然関西の方がわざわざ車でそのお客様の会社の製造されている製品をご自分の目で見たいということで工場に来所されたとのこと。

ホームページでその製品を事前に見られていたということでわざわざ来られたというのがその経緯だとか。

そのお客様が、開口一番、

“こちらの会社ではどれくらい（高級度）のものまでつくれるんですか”

と。

社長曰く、

“どんなものでもできますが、今ここにあるのではこれが最高の品ですよ”

と、答えたのだとか。

すると、そのお客様は、この品をくださいということで売れてしまったとのこと。

何十万単位ではなく、何百万単位の品。

本当にすごいのひと言ですね。

ホームページの威力はさることながら、こちらの会社の技術力と会長社長はじめ会社で働く社員の皆さんの心意気が製品に込められているからのようです。

こちらの会社は、３．４ヶ月先まで、受注残が多くあり忙しい毎日。

自社の強みをいかにきわめてその製品を探されているお客様に発信し、購入いただくかが、これからの中小企業の生き残る大事の事柄の一つと改めて痛感した次第です。

本当にすごい・・・。

今から１７年前の今日、１９９５年（平成７年）１月１７日午前５時４６分５２秒に発生した阪神淡路大震災。

未だにその時のテレビの映像が脳裏に鮮明に残っています。

被災地の街並みにその傷痕はうかがえなくなったようですが、家を失った人たちが移り住んだ復興公営住宅では１人暮らしの高齢者が増え、孤立対策が課題とも。

政府は復興の司令塔となる復興庁を２月上旬に発足させるとのことですが、東北の再生元年となる今年、阪神の経験を十分生かすとともに、いつくるかわからない次の災害時の手本になる復興を目指してほしいものです。

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