今朝の日経新聞1面のコラム「春秋」です。

 

 問題が生じたとき、5回の「なぜ」をぶつけてみたことはあるか。

そう著書の中で書いているのは、在庫を持たない「カンバン方式」の生みの親でトヨタ自動車の副社長を務めた大野耐一氏だ。

機械が動かなくなった場合に、どのように対応すればいいか紹介している。

▼なぜ機械は止まったか。ヒューズが飛んだためならそれはなぜか。

機械が滑らかに動かなかったからなら、なぜそうなったか。

潤滑油のポンプの調子が悪かったというが、どうしてか。部品の摩耗のせいならその理由は――。

ポンプに切り粉が入ったことを突きとめれば、ろ過器の設置という手がすぐ打てるというわけだ。

▼福島第1原子力発電所の事故から2年がたった。メルトダウン(炉心溶融)に至ったのは炉を冷却する重要機器が動かなくなったためだ。

ところが原因が完全にはわかっていない。

津波による損傷以外に、大地震の揺れはどう影響したのか。

別の要因はなかったのか。「なぜ機械は止まったか」に十分な答えが出ていない。

▼全国の原発で安全対策を徹底するために、そして原発再稼働への道筋をつけるためにも、事故の原因究明を進めることが大事だ。「原因の突きとめ方が不十分であると、対策もピント外れのものになってしまう」と大野氏は戒めている。

真因が見えてくるまで何十回でも何百回でも、「なぜ」を繰り返さなくてはなるまい。

 

何事にも、「なぜ・なぜ・なぜ・なぜ・なぜ・・」と、常に5回の繰り返しをしようではありませんか!

 

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