今朝の日経新聞に、世帯主の生命保険の加入率が80.2%と調査開始以来最低水準になったと伝えています。
配偶者も70.8%で低い水準となったとのこと。
原因は収入の減少。
特に若者世帯では保険料よりも携帯電話代やパソコン代にお金をかける傾向があり、生保離れが加速していると分析しています。
しかし、保険は万が一のためのものです。
限られた収入の中で上手に使いたいものですよね。
先日、あるご縁で、とある保険業界紙への保険についての原稿を書いて欲しいという依頼がありました。
締め切り日まで3日ほどしか無かったのですが、快く引き受け、提出した原稿が次の文章です(先日発行された新聞に顔写真入りで掲載されました)。
今、中小企業経営にとってもっとも大切なことは「変化への挑戦」であり、リスクをチャンスに変えるためのマネジメントが重要といわれています。
いくらすばらしい商品や技術・サービスがあり、かつ、その販売力を有して利益も順調に計上していたとしても、いざ万が一のことが起こった場合には会社経営が一瞬にして危うい状態になり、当然、抱える社員の雇用も守ることはできません。
まさに損害保険・生命保険は、使い方によっては資本力のない中小企業経営のリスクを回避できることができるもののひとつです(まずは、そのリスクが発生しないための手だてを施すことが大事ですが)。
そのため、当事務所では中小企業経営者に対してリスク診断や生命保険の必要保障額を毎決算期に算出し、不足の保障額を補充する提案を実施しています。
社長および幹部役員を被保険者として、次の3項目の合計額について法人を受取人とての生命保険の必要保障額として提案(節税となる保険を中心に)を行っています。
1.借入金要返済資金(借入金・支払手形・買掛金)
2.必要運転資金(6ヶ月程度の販売管理費)
3.役員退職慰労金(退職金・功労金・弔慰金)
死亡保障以上に重要なのが、病気やケガの際のリスク。
特に社長はじめ幹部社員が病気になった場合に安心して治療に専念できるためには医療保険を個々に契約することも。
医療保険の一つは何らかの形で契約はしているものですが、最近注目されているのがガン保険。
日本人の2人に1人がガンにかかり3人に1人がガンで亡くなるという統計データもあるようです(昭和56年からガンが我が国の死亡原因の第1位)。
最近ではガンの治療法の進化などにより、治るケースも少なくありませんが、その治療費が高額化。
そこで、ガン保険ということになります。
ですが、ガン保険も各保険会社それぞれに特徴があるもの。
①S損害保険が販売しているガン保険は、保険料も低額(月額40歳男性で1930円、50歳男性で4460円)で、なんと医療費の実費を全額保障。
国内で初めて、ガンで通院した場合の補償の日数制限をなくし、かかった通院治療費を5年ごとに1000万円まで補償。
ガンによる入院治療費は、無制限に補償(他の保険会社は上限あり)。
また、治療費以外の諸費用のためのガン診断一時金が100万円が支払われます。
そのため、通常の保険診療でも、健康保険等の給付対象とならない「先進医療」や「自由診療」でも、ガンの入院治療費を無制限補償。
先進医療や国内未承認の抗ガン剤など、健康保険等が適用されない最先端のガン治療を、経済的負担を心配せずに受けることができます。
今にわかに注目され始めている全国で8カ所の施設でしかできない粒子線治療は、一回が300万円超となりますが、全額保険で支払われますので安心して最先端の治療を受けることができるというもの。
ただ、このS損害保険の保険は、もし全国8カ所しかない施設へ行くための交通費は保険対象外。
②そのため、特約で先進医療にかかわる技術料と所定の交通費・宿泊費を保険期間通算で1000万円まで保障しているM生命の医療保険を重ねて契約することをおすすめ(①と共に先進医療費にかかる保険金が重複して支払われることとなります)。
③さらに、療養加療中の収入を補填するために、がんと診断されたときに一定期間年金が支払われるという国内唯一収入保障がついているA生命のガン保険に加入すると完璧(SJ生命も同様な保険あり)。
一般的によくあるケースでは、ある特定の1社の生命保険にしか加入していない場合に、その既契約の保険会社から増口での加入を勧められて加入を増やしているケース。
この場合、いくら多くの保険料を支払っていても、保障範囲が変わらなければ、保障が必要なケースには保険金が支払われないことにもなりかねず、保険料が無駄な形にも。
①と②と③の3点セットで盤石となり、安心してガン治療に専念できることに。
ガンにならないような生活習慣を行うことに越したことはありませんが。
保険の特徴を上手に組み合わせ、万が一のために備えたいものです。
今一度、自身の保険内容を見直すことをおすすめいたします。
12月19日のあるガン患者大会で発表されたデータによると、 がん患者の治療費以外にかかる出費は年間で平均約55万円。
治療時の交通費や宿泊費、治療以外の定期検査費などが主な原因だとか。
      山口昇税理士事務所 税理士 山 口  昇

無駄なかけ方をしていないかどうかを見直し、最低限の保険料で万が一のために上手に保険を使いたいものですね。
上記の記事あるいは保険全般のことについては、お気軽に当事務所へお問い合わせください。
現在の加入状況の分析ともっともベターなあるべき形をお客様の立場になって提案させて頂いております。
私を含め保険の資格を持ったスタッフが懇切丁寧に対応させて頂きます!!
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