数年前からご縁をいただきお世話になっているる方から、毎月1回メルマガをお送りいただいています。
次は、先日いただいたメルマガの一部を要約したものです。
・心理学者のリチャード・ワイズマン氏は10年にわたって運に関する研究を行い、その結果、自分のことを運が良いと思っている人の思考と振る舞いを明らかにして、その思考と振る舞いを真似る練習プログラムを作成。
・任意の人に1カ月間、その練習プログラムを実施してもらった結果、参加者の80%は「幸福感や満足感が増え、運が良くなったと感じるようになった」と回答されたそうです。
・この結果、「運が良い人」、「運が悪い人」の差が生じる原因の一つは、運に対するセルフイメージの違いにあることが分かったとのこと。
そのため、運を良くするためには「自分は運が良い」というセルフイメージを持つことが効果的だと考えられているそうです。
・セルフイメージを変えることは簡単なことではないですが、しかし、「運が悪い」と感じる出来事が起きた時、「それは本当に運が悪いことだと言い切れるのか?」と自分自身に問い、長い人生においてその出来事にはどんな意味があるのかを考えてみることが大事のようです。
・運の良し悪しということは抽象的な話。
しかし、苦しい時、つらい時、起きている出来事に対してどのような意味付けをするかで、感情の状態も活力もその後の行動も大きく変わってくるわけですので、良い意味付けをする習慣をつけて、「自分は運が良い人」というセルフイメージをもたらし、そのセルフイメージが「自己成就的予言」によって実際の出来事にも良い変化をもたらす結果にしたいものです。
「自己成就的予言」は、心理学の言葉だそうです。
これは、意識的あるいは無意識的に自らの思い込みにあった結果を生じさせる行動をとり、実際に思い込み通りの結果が出てしまう現象を表す言葉とのこと。
「自分は運が良い」と思い込んでいる人は、運が良いと思える結果を生じさせるための行動を意識的あるいは無意識的にとり、結果が出たら「ほら、自分は運が良いでしょ」とその思い込みを正当化する・・・
「自分は運が悪い」と思い込んでいる人は、運が悪いと思える結果を生じさせるための行動を意識的あるいは無意識的にとり、結果が出たら「ほら、自分は運が悪いでしょ」とその思い込みを正当化する・・・
これが「自己成就的予言」というもののようですね。
人間の脳は、インプットされる五感情報の取捨選択を行っており、重要と判断された情報は意識に残りますが、重要ではないと判断された情報は五感で感じたとしてもスルーされ、意識に残ることはないようにできているといわれています。
五感からのインプット情報は無意識のうちに取捨選択され、関心を持っている情報が優先的に意識に上がるようになっているので、たとえば車の購入を考えている時、周囲の人がのっている車の広告が自然と目につくようになるのも、まさに関心のある情報が優先的に意識に上がっている仕組みだからだそうです。
だから、「自分は運が良い」と思い込んでいる人は、「運が良い」と思える出来事が優先的に意識に上がってきますので、「ほら、やっぱり自分は運が良い」と、自分の思い込みの正しさを裏付けようとするんですね。
逆に、「自分は運が悪い」と思い込んでいる人は、「運が悪い」と思えるような出来事が優先的に意識に上がってきますので、「ほら、やっぱり自分は運が悪い」というように自分の思い込みの正しさを裏付けようとしてしまう結果に。
嫌なことが起きると「運が悪い」と思ってしまいがちですが、これからは「自分は運が良い」というセルフイメージを持つように心がけ、これから生じる出来事を良い方向に変えていきたいものですね。
口にした言葉は本当に現実になると言われる意味は、「自己成就的予言」だからですね。
であれば、毎日プラスの言葉を使うようにしたいものですね。
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