今夜は、旧下田村の諸橋轍次の漢学の里にある庭月庵悟空にて、県三条振興局農業振興部の主催による「任意組織の適正な会計処理・税務処理について」というテーマで講演させていただいたところです。
さすがに旧下田地区の雪の量は半端ではないといったところでありました。
農山村において特に女性の起業(食品加工販売等)が最近多く見られるのこと。
その際の運営課題やその見直し、適切な会計処理と税務処理について約2時間に渡って討論形式で進行。
質問も多く出され、大いに盛り上がった一時でありました。
任意のグループによる事業は、その運営の実態によって、①民法上の任意組合と②人格なき社団とに大別。
①の場合の所得は、その構成する個人に帰属するため、各構成員の個人の事業所得等となるのに対し、②の場合は、その組合は法人とみなされて組合自体が法人税の課税対象となるといったように取り扱いが大きく異なることになります。
更に、①の場合の債務は無限責任でリスクが大きく、②の場合の債務は有限責任のためリスクが小さいといった特徴があります。
いずれにしてもこの①②の両社のメリット・デメリットについてよく話し合い、今後のその組合の組織形態及び構成を早急に見直すことが重要で、法人化(LLPやLLCも視野に入れて)することも選択肢のひとつと考えられます。
今後の利益計画や資金管理を中心とした管理体制の構築なくして組織の存在はない、といっても過言ではないという話をさせていただいた次第です。
今回の中国製の冷凍餃子のような事態がおきた場合の損害賠償などのリスクを誰がいくらまで負担しなければならないかと言った問題が起こらないとも限りません。
考えられる万が一の事を想定して組合運営をすることが一番大事なことではと力説させていただいたところです。
それにしても、始まる前に食べた下田の「山塩ラーメン」は美味(前から一度食べようと思っていたラーメンです)でありました!

こちらの関連記事もおすすめです!