今朝は、曇りですが気持ちのいい朝です。
手頃な価格でスーパーで売られている“パイナップル”。
ヘタを切り取り、水挿しし、根が出て伸びたら鉢に移す・・・。
そうしたら1年半で花が咲き、実が膨らんできたとか。
今朝24日の、新潟日報4面の「窓」に投稿された新潟市内に住む59歳の方の文章からです。
新潟で本当にパイナップルが育つのかと思いながら、秋から初夏まで家のリビングに入れ、夏には外に出し、成長に伴い鉢を替え、肥料を与え水をやる・・・。
手を加えて大事に育てられているとのこと。
雪国新潟でも、大事に育てれば実をつけてくるるという実体験の内容です。
投稿された方は、定年間近の今、ご自身のもとで働いてくれた若い部下への感謝の思いを語られています。
パイナップルの成長を見ながら、手をかけて大事に育てることによりきちんと花を咲かせ実を実らせてくれる・・・・。
上司の仕事は部下と真摯に向き合って部下を育てること。
そしてサラリーマン人生を全うさせてくれた部下たちに感謝している・・・と綴っています。
この当初文章のタイトルは、「上司の仕事は部下の育成」です。
色々と気づかされる新聞記事でありました。
社員が仕事に集中して取り組める環境を整えることは、上司の大切な役目の一つ。
常に社員とコミュニケーションを取り、相互理解・相互支援を行いながら相互に成長していくことが良い結果に繋がると改めて確信した文章でありました。
先日17日にお聞きした「船橋屋」渡辺雅司社長の講演を思い出しました。
経営幹部だけで決定するのではなく、若手社員もプロジェクトにかかわり意見を取り入れ今後3年間でどういう会社にしていきたいか一緒に考えたことで、少しずつ社員全体の意識が変わり、会社が活性化していく空気が感じられたと語られていたことを思い出しました。
老舗や伝統にあぐらをかくことなく、常に今の時代に目を向けるために若い社員の感覚が大きな助けとなっている・・・とも。
色々と気づかされた日曜の朝です。
ところで、今朝の致知出版社の『365人の仕事の教科書』は、黒田暲之助さんの“信用は使ってはならない”です。
人の信を得るということは、一朝一夕にできない・・・
信用は目に見えないだけに減ることは分からない・・・
信用は使ったら減る・・・
だから、信用は使わなければどんどん増えていくと書かれています。
“信用”を築き続けることの大切さを改めて感じさせられた文章でありました。
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