今や社会現象となっているアニメ「鬼滅の刃」。
既にご覧になった方も多いのでは。
原作漫画の発行部数はなんと累計1億部を超えたとか。
10月16日に公開された映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」も、公開10日間で約108億円を超える興行収入となっているそうです。
本当に“すごい!”のひとことですね。
今年最大の注目作とあり、入場数を50%に制限してきた最大手のTOHOシネマズは「全席販売」に踏み切って、東京・TOHOシネマズ新宿では全12スクリーンのうち11スクリーンを使って1日で42回上映するなどフル回転!!!
フル回転はいいのですが、新型コロナ感染が心配ですよね。
新聞記事によると、グッズを買うため休みをとって午前6時半に来館した男性も。
売り場周辺には100人ほどがいて、並んでから買うまでに20分くらいかかったとコメントされていました。
人と人の間隔は詰まっていたとのこと。
今回のヒットで、いろいろな相乗効果も現れているようです。
1.アニメの舞台を旅する「聖地巡礼」が人気。
東京・埼玉・山梨の3都県にまたがる「雲取山」などです。
実在する場所がないにもかかわらず、「聖地」として盛り上がる場所があるのが特徴とのこと。
2.「無限列車」にあやかり、JR九州では臨時列車「SL鬼滅の刃」を熊本~博多で運行。
「鬼滅の刃」原作者・吾峠呼世晴さんの出身地とされる福岡県を走り抜けるようですね。
https://www.jrkyushu.co.jp/train/kimetu/train.html
3.JR東日本も「鬼滅の刃×SLぐんま~無限列車大作戦~」と題するコラボイベントを10月9日から12月31日にかけて実施。
駅弁「峠の釜めし」で知られる群馬県安中市の企業「おぎのや」と、同じく安中市にある体験型鉄道テーマパーク「碓氷峠鉄道文化むら」が、JTBと協働し、一大観光プロモーションが展開中しているとか。
4.ロッテは、「鬼滅の刃」のキャラクターがパッケージに描かれたボトルガム「鬼滅の刃デザインボトル」を9月15日から発売。
看板商品のチョコレート菓子「ビックリマンチョコ」もコラボが決定し、「鬼滅の刃」とのコラボ商品「鬼滅の刃マンチョコ」を11月3日から販売する予定だそうです。
空前のヒットにこの際あやかりたいということですね。
いずれにしても、映画館では、密になりますので最善のコロナ対策が必要というのは言うまでもないことですね。
ちなみに、マスクは「布製やウレタン製ではない使い捨ての不織布マスクを使う」ことがおすすめのようです。
席も、できるだけ隣に1席空けられる回を選んで行きたいものですね。
そのため、映画館にはもう少し落ち着いてからにしようと思います。
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