先日の日曜日の研修会での事例です。
・・・青山さん(46歳)は10年前に独立して、パンの製造販売店「ネイチャー・ベーカリー」を経営しています。
天然の材料を使ったパンが売り物で、近隣の住宅地を中心に固定客がつき、なんとか利益を出せるようになったのですが、借入金の返済を考えると十分とは言えません。
景気低迷のあおりを受けて、ここ数年、売上が伸び悩んでいます。製造のキャパシティはまだあるので、とにかく売上を伸ばすことが当面の課題と、青山さんは考えています。
そこで、営業マンを募集したところ、鈴木君という若者が面接に訪れ、なんと「私を雇ってくれたら売上を倍にしてみせます!」と言い切ったのです。
青山さんは、「ウソ!?」と思いましたが、彼のプランを聞いてみると実現性のある話ばかりです。青山さんは大いに悩みました。
「弱ったなあ・・。売上倍増はうれしいけれど、ウチの粗利益は40%だから、月間の売上が100万円伸びたとして、利益として残るのは40万円だ。給料を50円払ったら、かえって損じゃないかなあ・・」・・・
売上倍増の話がホントだとして、給料50万円で鈴木君を雇うことは、はたして損か得か?
ちなみにネイチャ・ベーカリーの月間の損益計算書は次の通りです。
1.売上高 100万円
2.原 価
材料費 40万円
工場人件費20万円 60万円
2.売上総利益(1−2) 40万円
4.経 費
店舗家賃 10万円
販売人件費15万円
その他経費 3万円 28万円
5.経常利益(3−4) 12万円
さあ、皆さんもお考えください。
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