次は、昨日の朝日新聞デジタルのニュースです。
牛丼の「吉野家」が、来店したお客様に「いらっしゃいませ」と声をかけるのをやめたというニュースです。
社長みずからの発案だそうで、1年半前から別のあいさつに切り替え始めたそうです。
近くにないので、どう変わったのだろうと記事を読み進んだところ、なるほどという言葉でした。
「いらっしゃいませ。ご注文よろしいですか」というのが、吉野家のマニュアルだったとか。
改訂したマニュアルでは、「いらっしゃいませ」に変えて、「おはようございます」や「こんにちは」といったあいさつだそうです。
改訂を発案した河村泰貴社長は、「『いらっしゃいませ』はお客さんが返事のしようがないが、『こんにちは』だと返事をしやすい。そこで会話が生まれることもある」と、その狙いが書かれていました。
100年以上続けてきたあいさつをかえるのに、時間がかかったそうです。
気づいたお客様は少ないけれども、こういうところから変えているとのこと。
商品の魅力アップも当然大事ですが、お客様とのコミュニケーションとしてのかけ声をかえることで、より気持ちのいい場の提供にするという心がけは素晴らしいですね。
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