昨日は、新潟市市内の会場で朝10時から夕方4時までまる一日セミナー講師(会計は会社を強くする!!)を務めさせていただきました。
せっかくやるならと、受講者の方々と楽しい1日にしようと言うことでDVDを見てもらったり、いろいろなクイズを出したりと盛りだくさんの企画。
次は、最後の最後で出題したクイズ(リーダーシップの問題)です。
むかしむかし、ノースランド王国にハロルフ王の娘の美しいアサ王女が住んでいました。
王女には各地から多数の求婚者がやってきましたが、特に積極的であったのはアグナイ王子とポーランド王子でした。
王女は二人のどちらを選べばいいか迷い、王のアドバイスを求めました。
「二人とも素晴らしい馬乗りで、どちらも同じくらいハンサムな王子です。どちらを選べばいよのでしょう?」
これを聞いて王は、二人の王子を宮廷に呼びました。
王「国を守っているのは、南北にある丘である。
一つずつをお前たちにやる代わりに、その上に王女が住むための城を建てよ。
先に城を完成させた者が王女と結婚するのだ。
しかし、これ以上の経費をかけてはならぬ」と言って、王は2人に500クラウン金貨を与えました。
二人の王子はただちに仕事を始めましたが、王子二人の考えは違っていました。
グナアイ王子はこう考えました。
「これはレースだ。だからスピードが大事だ。私は大勢の工夫を安く雇おう。安いし楽だから、多少硬くても近くにある石を使おう。時間がないからきちんとした足場を組まず、野宿し丘で野いちごをたべよう」
一方のポーランド王子は違う考えでした。
「城を建てることは長期の骨の折れる危険な仕事だ。私は正当な給与を払えるだけの男たちを雇おう。扱いやすい山の石を採掘し、男たちの寝床や足場のために松林を切り倒そう。彼らのために常時、鹿やイノシシを提供するハンターを雇おう。そして私の城造りを手助けしてくれる者や彼らの家族が困ったときは、城に駆け込むことができるよう城の所有権の一部を与えよう」
その夏の終わりにハロルフ王は王子たちを訪れました。
アグナイ王子の城は半分できていましたが、ポーランド王子の城はまだまだでした。
「ポーランド王子の城は完成すれば素晴らしい城になるのだろうねえ」「一緒に住むはずの王女がいないだろうから残念だけど」と人々は、ポーランド王子をあざ笑いました。
しかしハロルフ王はそうは思いませんでした。
やがて過酷なノースランドの冬がやってきました。
手が冷たいのでアグナイ王子たちの石はさらに加工しづらくなり、不十分な足場のせいで事故が三倍になりました。
野イチゴはなくなり、ベッドだった青草は雪に変わりました。
不平不満はつのり、「どうしてこんな状況で仕事をしなければならないのか?」と一人、
また一人、アグナイ王子の工夫たちは仕事を辞めていきました。
一方、ポーランド王子の工夫たちは、城を完成することにより家族の一生の安全が約束されることを知っていました。
彼らは「私たちはレースにかなり遅れているので……」と、より効果的な方法を探したり
提案してくれるまでになりました。
そうしてアグナイ王子の城が思うように進まなくなった頃、ポーランド王子の城造りはど
んどん進んでいきました。
夏が過ぎ、そして冬も過ぎた頃、ポーランド王子の城は先に完成しました。そしてそれは
誰の城よりも美しい城でした。
豪華絢燭なアサ王女との結婚式の席で、ハロルフ王はポーランド王子の隣に座り、「私は息子以上のものを得た」と言いました。
「城造りで得た教訓を、決して忘れてはいけない」とも。

では、ここで問題です。
1.この事例のミッション(会社の役割や使命)は・・・
2.ビジョン(将来の展望)は・・・
3.ゴール(短期目標)は・・・
この3連休にじっくり考えてみてはいかがでしょうか。
答えは、連休明けに。
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