みなさん、年に一度は健康診断をされて健康診断書を目にされると思います。

会社も同様で、決算書は会社の健康診断の結果のようなものです。

その決算書について述べたいと思います。

決算書とは、貸借対照表・損益計算書などの財務諸表のことをいいます。

貸借対照表は“財政状態”を、損益計算書は“経営成績”を表しているというのは、3級簿記のテキストに出てくる解説です。

その財政状態を表す貸借対照表についてです。

貸借対照表の右側は①負債と②純資産で構成されていて、負債は「他人資本」、純資産は「自己資本」と呼ばれます。

そして、左側は、③資産(①と②の合計)となります。

仮に①の負債が60で②の純資産が40の場合は、資産は①と②の合計の100となります。

自己資本とは返済する必要がない、安定した会社の資金源泉です。

より安定した会社にするためには、この自己資本を1円でも多く増やすということは言うまでもないことです。

自己資本を増やすには、利益を増やすことです(増資をするという方法もありますが)。

ただし、利益には、法人税等の負担が発生しますので、税引き後の利益が自己資本の増加となります(売上だけに注目する経営者が多いようですが、売上はあくまで利益を上げるための手段です)。

そこで、クイズです。

<仮に、今ある1億円の借入金を無効5年でゼロにするには、利益はいくら必要でしょうか?>

借入金の返済原資は「利益」です。

借入金を返すには、黒字決算を実現し、利益を上げなければなりません。

ご承知のように利益には税金がかかります。

ということは、税金を支払ったごとの利益で借入金の返済をうまくまかなう必要があるということになります。

上記問いについて考えてみましょう。

前提条件を下記の例の場合・・・

①借入金総額  →  1億円
②年間借入金元本返済額 → 2000万円
③年間減価償却費 → 500万円
④法人税等の税率 → 40%

借入金返済額と税金をまかなえる利益(税引き前)は、次の通りとなります。

目標利益 =(借入金返済額2000万円-減価償却費500万円)÷(1-税率0.4)
     =2500万円

税引前利益=2500万円-法人税等(2500万円×40%)
     =1500万円

この1500万円に、資金の支出を伴わない費用である減価償却費500万円を加えると2000万円となり、借入金返済額と一致することとなります。

借入金をゼロにするために、目標利益をたてたいものですね!!!

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