昨日届いた税の専門誌に「贈与財産 お金持ちはわずか2割」の見出し記事が。
その主な内容は次の通りです。
平成19年中に財産の贈与を受けた人の約2割が、贈与財産全体の7割弱を占めているということが国税庁の統計からわかったというもの。
具体的には、平成19年中に贈与を受けた人は36万331人。
贈与された財産の価額は役2兆540億円。
このうち同年中に贈与を受けた人全体に対して1人当たり700万円超の財産を贈与された人の割合は約21.9%。
これに対して、同年中に贈与された財産全体に対して、1人当たり700万円超の財産をもらった人の贈与財産総額に占める割合は約67%とのこと。
すなわち、財産の贈与を受けた人の2割が、贈与財産総額のうちの7割をもらっているということであります。
パレートの法則(80対20の法則)を思い出しました。
経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという説であります。
・売上の8割は全顧客の2割が生み出している。
・商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している。
・売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している。
・仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している。
等々。
2割の人が7割の財産をもらっているということで、まさにパレートの法則にに近い結果であります。
この法則は、今の時代の経営にぜひ役立てたいものであります。
仮に、自社の分析の結果売上の8割は全顧客の2割が生み出しているということであれば、売上を伸ばすには顧客全員を対象としたサービスを行うよりも、その2割の顧客に的を絞ったサービスを行う方がはるかに効率的であり、結果を出せることとなります。
身近な物事に、この80対20の法則をどんどん使ってみてはいかがでしょうか・・・。
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