加茂市下条の法音寺にて、昨日19日「良寛さんの石碑『天地』」の除幕式が行われ、ご縁があって式典に立ち会うことができました。
今回建立された石碑に刻まれているのは「天地」の二文字です。
「天地」は良寛さんが遺した名筆として広く知られています。
実際に良寛筆の「天地二大字」は現存しており、特に大きな作品は「大天地」と呼ばれています。
この「天地」という言葉は、単に「空と大地」を指すだけでなく、「天地の間に生きる自分自身をどう見つめるか」という深い問いかけを含んだ言葉としても受け止められています。
実は、加茂と良寛さんには深いゆかりがあります。
具体的には、加茂山公園内に、良寛さんの筆による「かものもりの」の俚謡碑(りようひ)などが建てられています。
さらに加茂文化会館・良寛展示室には、市の文化財である良寛さんの遺墨(大字和歌、漢詩屏風など23点)が所蔵されています。
加茂市の資料によると、良寛さんの曽祖父は加茂の中澤家につながるという記録も残されています。
こうした背景を踏まえると、今回の法音寺の「天地」石碑の建立は、単に「良寛さんを観光資源にする」にとどまらず、加茂の歴史・文化・人づくりへとつなげていく素晴らしい契機になると感じています。
例えば、次のような展開が考えられます。
1.「良寛さんのまち歩き」を開催し、関連スポットを巡る機会をつくる。
2.和菓子、地酒、加茂紙などを活かした「良寛関連商品」を開発し、地域の魅力を広く発信する。
こうした取り組みを通じて、まちの活性化へつなげていければいいですね。
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