昨日の親戚との会話の一部です。
親戚・・「彼岸の墓参りに行ったら、真新しい墓があり、その墓に掘ってある文字が赤い色で塗られていた。生前にたてられた墓の意味だと思うが、いくつもあったよ。」
私・・「へえー。スゴイですね。生きているうちに自分自身の墓を準備よくつくっておくとは、よほど几帳面の方なんでしょうね。」
親戚・・「生前葬をやるという人もいるそうだよ。」
私・・「そうですよね。死んでから自分の葬儀に誰を呼んでどのようにやられるかは気になるところですよ。それが事前に確認できれば最高と言うことなんでしょうね。香典も事前にもらえ使えるわけですからね(笑)。」
親戚・・「そうすると、死んでからは香典がもらえないから、もし、本葬式を挙げるならまるまる自己負担ということかな・・。」
笑い混じりの冗談を言いながらの一時でありました。
ところで、生前に墓地の取得や墓の建立、仏壇の新調などは、税金の面から見ると、節税につながるところです。
というのは、相続税での話。
相続税は、亡くなられた方が一定の財産(5000万円+1000万円×法定相続人)以上を残した場合、その財産を相続した人に相続税が課税されることになっていますが、その財産の中には、墓地や墓、仏壇等は非課税で含まれないことになっているからです。
※相続税法第12条に「墓所、霊びよう及び祭具並びにこれらに準ずるもの」は非課税と定められているためです。
ということは、現預金で相続財産で残して、亡くなられてからその財産でこれらを購入するよりは、生前に購入された方がその分の現預金が減りそれに相当する財産が課税されずに済み、結果的に相続税が減る結果に・・・。
上記の話も、その会話の際に付け加えさせていただいたところです。
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