量販店が価格競争を繰り広げる家電市場。
他店よりも高くても買ってもらうという逆転の発想で近隣客を引きつけているのが話題の「でんかのヤマグチ(町田市)」。
その「でんかのヤマグチ」の高値でも繁盛という見出しで、5日の日経流通新聞14ページに掲載されています。
・顧客思慕の込みへデータベースが緻密
・各家庭の製品把握、買い換え提案
・無料で家事代行の「裏サービス」
と。
「利は元(利益の源泉は仕入れ値にある)といいますが、売価にあり」と山口社長は言い切っているほどの高売りの店。
データベースによる顧客管理を徹底し、高く買ってくれる手法を。
1年以内に購入し、累計購入金額が100万円以上の顧客には重点的に訪問営業やDM配布。
逆に5年以上購入していない顧客はどんなに昔なじみでも顧客データベースから外す徹底ぶり。
「家が留守になるが花の水やりは頼めるかな?・・・OKです!」といった言葉が販売員の名刺の裏に書かれているとのこと。
当然無料で対応。
「遠くの親戚より近くのヤマグチ。買い物だけの付き合いだけでないからこそ買い物する」という顧客がいるほど。
地域密着経営がでんかのヤマグチのすべてのようですね。
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