プレジデント7月14日号は、稲盛和夫のお金の法則の特集。

その特集の中でいくつかのクイズが掲載されています。

その中の一つを紹介します。

Q  スーパーへ夕食の食材を買いに行った。キュウリが必要。「3本150円」と「10本300円」があった。どっちを買うか。

A 「売上を最大に経費を最小に」「入るを量って出ずるを制する」が稲盛経営学の鉄則。
出費をコントロールするのが「当座買い」。

「当座買い」とは、必要な時に必要なだけ購入すること。

いつどれだけ食べるかを考え必要なだけ買う。

まとめ買いしても、いつ食べるか不確定なものは結局不良在庫になり損失になる。                                          
これは一升のルール。

「お酒を買うなら、一斗樽ではなく、一升瓶で買えと。まとめ買いすれば、単価は安くなり、その分、得するように思えます。しかし、当面必要な分だけ買っておけば、一日一本飲むところを、大量にストックがあると気が大きくなり、割安で買った嬉しさも手伝い、一本より余計飲んでしまう。

仮に少量買いなら単価150円、まとめ買いなら単価120円として、一本なら150円の出費になり、総額では出費が90円増えることになる。」

ということで、答えは、3本50円を選ぶ・・・です。

キュウリを10本買っても、当面使わない分は冷蔵庫の隅に入れたまま忘れてしまい、しなびて使えなくなったり、腐らせたりする。結果、高くつく。

得したようで損をしてしまうというまとめ買いや買いだめの落とし穴があるというものですね。

キャッシュベースの経営原則に照らしてみてもこれは一理あり…のようです。

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