一昨日の日経新聞夕刊からです。

一面トップの記事の見出しが「相続争い一般家庭で急増」
“遺産5千万円以下10年で5割増 遺言や生前贈与対策不足”

・・・5千万円以下の遺産をめぐる相続争いが増加している。今年の1~9月に解決した相続争いのうち遺産5千万円以下のケースは全体の約8割を占め、比率は過去10年で5ポイント高まった。年間の件数も10年間で5割増え、件数がほぼ横ばいの遺産5千万円超とは対照的だ。財産が少ない人ほど遺言や生前贈与といった相続対策をしていないことが背景にある・・・

 
・・・司法統計によると、今年の1~9月に調停が成立するなどした遺産分割事件は約6200件だった。遺産5千万円以下の事例は約4700件と全体の75%を占めた。このうち1千万円以下の事例は約2千件あった。

年間で見ると2013年の約9千件のうち、遺産5千万円以下のケースが約6700件だった。4400件弱だった03年と比べ50%以上増えた。遺産5千万円超のケースは13年に1684件と、10年前の1692件とほとんど変わっていない・・・

少ない遺産をめぐる争いが増えたのは、「ここ数年、相続税の税制改正の議論が続き、一般人の相続への関心が高まった」子とも理由の1つで、メディアで採り上げられる機会も増え、相続する親族の権利意識が高まったと解説しています。

来年1月からは、基礎控除が現行の「5千万円+1千万円×法定相続人数」から「3千万円+600万円×法定相続人数」へと4割縮小されます。

財産がいくらぐらいあるか、相続税がかかるのかどうか、さらにはその財産をどう相続させるかあらかじめ遺言等で意思表示をすることも大事のようです。

 

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