今朝のNHKテレビ8時15分かは、「新プロジェクトX 弱小タッグが世界を変えた〜カメラ付き携帯 反骨の逆転劇〜」。
再放送でした。
全部は見ることはできませんでしたが、世界初撮った写真をメールで送れるカメラ付き携帯電話の開発物語です。
後発の携帯会社と崖っぷちの事業部による「弱小連合」で、反骨のエンジニアたちが成し遂げた逆転劇・・・。
いまでこそ、当たり前となっていますが、今や世界中で暮らしに欠かせない存在となった「カメラ付き携帯電話」開発物語です。
日本で初めて「携帯できる電話」が登場したのは、1985年。
NTTから発売されたそれは、その名も「ショルダーフォン」で総重量3キロも。
携帯電話が携帯電話として人々に普及し始めたのは1990年代の後半頃から。
そして世界初の携帯カメラは日本で誕生しました。
それは25年ほど前、1999年9月に発売された京セラ製のDDIポケット端末(現・ウィルコム)の「VP-210」だそうです。
インカメラのみ搭載されており、テレビ電話用に開発されたのが始まりだったようです。
世界初のカメラ付き携帯電話を作り出したのは日本の弱小メーカー連合でした。
1990年代、日本で携帯電話の市場争いはNTTを筆頭に熾烈を極めていたころ後発の会社が東京デジタルホン(後のJ-フォン)・・・。
急成長する携帯電話市場に乗るべくJRや鉄鋼会社が出資して設立した会社。
社員は各社の出向社員の寄せ集め。
電話がつながらないという苦情が殺到するなど対応に。
しかし3人のメンバーはそもそも畑違いの人間ばかりで、携帯電話については全くの素人だった。
その中でマツダから出向した高尾慶二さんは、今まで大企業の歯車だった自分も誇れる仕事ができるのではという希望を持っていたそうです。
存続の崖っぷちに追い込まれていた事業部で、極限の薄さの携帯電話にカメラを入れ込む難題に挑んだ上司と部下の奮闘。
反骨のエンジニアたちが成し遂げた、執念の逆転劇。
本当にすごいひと言ですね。
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