「選択と集中」。
これは、経営の神様としてよく知られるドラッカーの言葉です。
多角化している企業において、余計な事業や人員を削減して企業が得意としている分野に集中して経営資源を投下する成長戦略を意味しますが、2.3日前の日経MJ紙で。継ぎのような記事が掲載されていました。
見出しは、「選択と集中で営業利益拡大」。
明治ホールディングス傘下の明治の2021年3月期の売上は前期比で4%減を見込んでいるそうですが、営業利益は逆に4%増で最高利益となったと記事は伝えています。
スナック菓子「カール」の販売を縮小し、ハムの製造・販売会社も譲渡。
その一報で粉末プロティンを生産する倉敷工場の稼働や、チョコレートを手がける坂戸工事用の増強など「選択と集中」をすすめてきた結果とか。
この「選択と集中」は、ジャック・ウェルチがを世に広めたともいわれていますよね。
ドラッカーのいう集中とは、「3時間みっちり集中してあの教科もこの教科勉強するぞ!」ということではなく、たとえば「1つのことだけに絞ってそれを成果が出るまで継続してやり続ける」という意味のようです。
いずれにしても、コロナ禍であっても、経営資源である『ヒト』、『モノ』、『カネ』そして『情報』の4要素を最大化できるためにはどうしたらいいか、原点から考えなおし勝ち組となりたいものですね。
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