今朝の新聞記事から。
見出しは、「今どき“65才以上”が高齢者?」です。
65際以上と定義されることが多い高齢者の年齢を引き上げるべきだとの声が経済界から上がっているとのこと。
政府内では人口減少による人手不足の解消や、社会保障の担い手を増やす事に繋がると期待手が高まる一方、交流サイト(SNS)を中心に「死ぬまで働かされる」といった警戒感も広がっているとか。
65歳以上が高齢者という定義でいいのかという疑問は以前から私も感じていたところです。
そういえば、かつて所得税法や住民税では老年者控除なるものがありました。
年齢が65歳以上の方が対象で、50万円(住民税は48万円)の所得控除が受けられました。
ただし、合計所得金額が1000万円以上の人は対象外でありました。
ある程度所得があると、65才以上でも税法上は老年者ではないという法律でありました。
平成16年度の税制改正で、平成17年分以後の所得税から老年者控除は廃止となっています。
廃止となった背景は、少子高齢化社会によって、社会における高齢者の割合が増え、多くの高齢者が社会に携わっていることから、公平を図るためだったとか。
そうそう、それぞれの地域にある老人クラブは、なんと概ね60歳以上の方で構成されるようですよね。
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