今朝29日の日経新聞に、「10月こう変わる」という見出し記事が掲載されています。
さらに“ビール系税率統一”
“食品・飲料3000品目値上げ”
“106万円の壁撤廃”
と、サブタイトル記事となっています。
“106万円の壁撤廃”とは、短時間労働者が厚生年金や健康保険に加入する要件について、今後中小企業の経営にも大きな営業が出てくることとなります。
現行制度で短時間労働者が厚生年金や健康保険に加入するには
①従業員51人以上
②賃金が月額8.8万円(年収108万円)以上
③労働時間が周20時間以上
の要件を満たす必要がありますが、今回この②の賃金要件をなくすというものです。
今回の改正で、短時間労働者の社会保険の加入対象社が増えると企業の負担する健康保険・厚生年金の保険料の負担が直接増えることとなります。
また、「手取りを減らしたくない」「扶養を外れたくない」と考えるパート従業員が、週20時間未満に抑えようと労働時間を減らし、シフトに穴が空くリスクも想定されます。
今回の106万円の壁撤廃は、従業員51人以上の会社が対象です。
そのため、従業員51人未満の会社は、10月から「106万円の壁」が撤廃されても、直ちにパート・アルバイトの社会保険加入対象が増えるわけではありません。
しかし、厚生労働省・日本年金機構は、企業規模要件を段階的に引き下げる予定となっています。
会社規模による今後のスケジュール
時 期 社会保険の対象 主な加入基準
となる企業規模
2026年10月~ 51人以上 週20時間以上など
2027年10月~ 36人以上 週20時間以上など
2029年10月~ 21人以上 週20時間以上など
2032年10月~ 11人以上 週20時間以上など
2035年10月~ 企業規模要件撤廃 週20時間以上など
そのため、51人未満の会社も今から準備が必要のようです。
「週20時間以上働く人を社会保険に入れる時代が来る」と考えておいた方がいいようですね。
・週20時間程度のパートが何人いるか・・・
・今後、勤務時間を増やしたい人がいるか・・・
・社会保険加入による会社負担がいくら増えるか・・・
等を今から確認しておくことが大事のようです。
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