“日本一明るい経済新聞”の竹原編集長の「明るいコラム」10月11日号の紹介です。

タイトルは『経営力、トンチ力を高めよう!(Free)』

◎人間として尊敬できる

元気な会社の社長さんは、取材をしていても楽しいです。
小さい新聞社のボクに対しても、きっちり対応してくれます。
腰が低い。絶対偉そうな態度は取られません。仕事が出来る以前に、人間として尊敬できる人です。
先日、お会いしたモノづくりの社長さんもそんな人でした。お話を聞いていると、経営力があります。話を物語風に聞かせてくれるので、わかりやすいです。先代社長に仕えておられた時のエピソードです。

 

◎どうすれば社長は納得

将来のことを考えると、今の部品製造だけではダメで、新しい部品をつくらないといけないと思われました。
しかし、技術、販路、資金何も無かったそうです。当然、莫大な資金を借り入れて、リスクを持って挑戦しなければなりません。
実権を握っている先代社長に提案すると、多分反対されて、このプロジェクトは実現出来ないと推測されます。
どうすれば、先代社長に納得してもらえるか?考えられました。

 

◎祈祷師に先回り

そこで、取った手が面白かったです。
この先代社長は重要な案件を決める際、必ず祈祷師に相談されていたのです。この提案をすると先代は祈祷師に占ってもらうと予測、先回りしてこの祈祷師にお願いをされました。
「当社は新しいことに挑戦しないと生き残れません。
ぜひ、新しいプロジェクトがうまく行くように神様に祈ってもらえませんか」と、お頼みされました。
案の定、その後先代社長が祈祷師を訪れて相談。

 

◎予測と問題解決能力

その後、先代社長から、「君が言っていたプロジェクトは進めても良いよ。祈祷師もうまく行くと言っていた」と言われたそうです。
そして、このビッグプロジェクトを実行に移され、今では同社のドル箱になるまでに成長しました。
やはり知恵のある社長さんは違います。
いつも、将来を予測され、問題意識を持って問題解決に当たります。知識だけではなく、知恵があるのです。
あの一休さんのトンチ力です。

 

◎凄い知恵

先代社長の行動・思考パターンを予測して、事前に手を打つ。そうすることで、解決策が見つかるのです。祈祷師さんとも以前からお付き合いがあり、相談すれば快く引き受けてもらえるという読みもあったと思います。
おもしろおかしくお話をされますが、凄い知恵です。
この知恵があるから、その後、会社を継いでも元気企業に会社を発展させることができたのです。

 

◎リスク取らない大企業

「数字だけで経営していてもうまく行きませんよ」と。社員が楽しく能力をフルに発揮できるな仕組みづくりなど、社員のやる気を引き出すことにも果敢に挑戦されます。また、会社はリスクを取らないと成長は無いとおっしゃいます。「今の大企業はリスクを取らないで安定成長を目指そうとされます。
でも、それが活力を奪っているように思えます」と。
深い読みです。
経営学を勉強すべきですが、このような”経営力”をどう身につけるか。
確かに、持って生まれた資質もあります。
でも、このような社長さんの話を聞くことで、経営力、トンチ力を高められるように思えます。

 

 

経営はマインドが何より大事・・・。

現在の日本の新聞等のマスコミは、なぜか危機意識をあおるためか、暗く悲観的に伝えているのが多いと感じます。

すごいことやたのしいことあるいはすごいと思う子とだけを取り上げたニュースや新聞が無いものかと思っていたときに出会ったのが、この『日本一明るい経済ニュース』。

こんな時期だからこそ、明るい情報を発信して、経営者のマインドを明るくする”明るいアジテーター役”を果たすという思いで発行されている新聞だそうです。

竹原編集長、これからもどんどん明るいニュースを期待しています・・・。

 

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