昨日は、お客様企業の食品製造会社の生産管理改善についての会議。
事前に製造風景をビデオ撮影させていただき、参加いただいた幹部社員の皆さんとその映像を見ながら、改善についての気づきを発表してもらう形式で進めさせていただいたところです。
やはり、いかに多くの気づきを発見するかが改善のポイントのようです。
なかなか、改善事項が見つからない方やいくつも気づく方。
気づかない方に気づいてもらうには・・・等々、発展的な意見も。
プロジェクトリーダーを選出して2週間後までに出された改善提案を実施するということに。
その会社の社長が終了後に言われたことが印象的でした。
「よその会社の社員の話ですが、ある幹部社員が業績がアップしない事についての責任を感じて、自身の給与をカットしてください・・・と、社長に嘆願したそうです。給与を下げて業績が回復するようであれば下げるけれど、回復することにはつながらない。そんなことを考えるなら売上をアップすることにもっと真剣に取り組んで欲しい、とその社長は言われたそうです」
まさにその通り。
責任を取って給与の減額をしてもその減額分の経費が減るだけ。
志気も低下しそれでオーケー的な感覚になり、何も改善にはつながらないというものですね。
現状維持は衰退を意味する・・・と言うことをよく耳にしますがまさにその通りですよね。
守りではなく、攻めの戦略のようです。
昨日お出でいただいたお客様企業の社長様曰く、「追っかけられるよりも追っかけるようにする・・・」と言う言葉がすべてを凝縮しているひと言でありました。
参加いただきました皆様、おつかれさまでした・・・
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