次は、先週末、ある研修会に参加させていただいた際のその講師の方の話です。

「個人企業であろうが株式会社であろうが、会社という組織体は”粗利益によっていきています。人件費やその他の経費はもちろんのこと、借入金の返済も粗利益の中から支払われています。
もし、必要な粗利益が不足すると、会社の体は””赤字”によって徐々にやせていき、やがて死んでしまいます。
つまり倒産です。
毎年満々もの倒産や廃業が出ていますが、そのほとんどが粗利益の不足が原因で起きています。倒産しないためには経営に必要な粗利益をしかも安定して作り出す必要があります。
では、その粗利益は”いつ”生まれるのでしょうか。」それは”お客様のお金”と”商品または有料のサービス”を交換したときです。
販売の”販”は貝の字と、反対の反の字の組み合わせになっています。      貝はお金を洗わしますから、お客様のお金と何かを交換するのが、すべての経営の始まりです。
漢字は、自然人や人々の行いをよく観察して考え出したものですから、私たち凡人はその教えに従うえば間違いないと考えます。
業績が良くなっていくとつい油断してお客様に商品やサービスを提供して粗利益を作り出すという原点からはなれて、これら以外の仕事を多くしてしまっていくら仕事を熱心にしても1円の粗利益も生まれません。」

「ある特定地域にお客様に集中するという1位づくりが大事です。
市場占有率で1位になることが大事です。
なにで1位になるか、どのように絞って1位になるかはまったく自由です。
戦略的1位が大事です。
戦略的1位になっている会社の従業員1人当たりの利益は2位の3倍、逆に見ると2位の会社は1位と同じ商品を売っていても3分の1にしかならないということになります。1人当たりの利益は市場占有率の2乗に比例するからです。・・・」

定員5人ということで申し込んだところ、参加社は私1人。先生を独り占めにできた有意義な研修会でした。

利益についての原則を学ばせていただいた2日間でした。

S先生に感謝です。

 

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