恒例の2日.3日の箱根駅伝。

またまた、日本国民に多くの感動を与えてくれました。

 

それにしても優勝した青山学院大学の底力は本当にすごいのひと言です。

歴史的勝利から一夜明けた今朝、日本テレビの「シューイチ」に生出演、あらためて監督と選手が喜びを語っていた内容が印象的でした。

番組内で、解説者の金哲彦さんが「記録もレース内容も完璧。なんでこんな走りができるのか聞いてみたい。選手たちが明るい。それか強さの秘密かな」と称えていたほど。

司会の片瀬那奈さんが原監督へ、中山秀征さんが主将の藤川選手に花束を贈呈した際に、原監督の「苦労は忘れました。ワクワク大作戦、大成功でしたね。いろいろありましたけど、全部ぶっ飛びました」という笑顔での言葉が、今回の優勝した理由のすべてを物語っているようでした。

司会者が総括で、笑顔のバトンリレーという表現をしていましたがまさにその通り。

高橋選手が「仲間の走りを見て区間賞より楽しく走りたいと思った」と話していたのがその証拠です。

番組内で、原監督は今年は優勝予定ではなく来年の予定だったといわれたことも印象的でした。

2004年の就任時、大学関係者を前に「10年で優勝を争えるチームにする、とプレゼンした」とのこと。

練習のメニューづくりで選手の自主性を重んじ、各人の特徴や体調に沿った目標管理を徹底させて底上げを図ったそうで、こうした姿勢にひかれて有望な選手が入部するようになったそうです。

 

原監督は「選手の彼女の話もするし、本当に何でも話せる」ほどの明るい性格・・・。

選手がミスを犯すことは許すが、それを隠すなど人を裏切るような行為は認めない・・・。

指導の信念は「人間として、男として自立させること」だとのこと。

今回の大会テーマは、見る人を驚かせ楽しませたいという思いを込めての「ワクワク大作戦」。

まさにその通りの結果となっての優勝。

 

原監督は、駅伝強化に乗り出した青学大から嘱託職員として監督就任を打診された時、「中途半端では学生に見透かされる」と、退社して退路を断ったそうです。

「あなたにできるわけがない」と奥様にも反対されたそうですが、お母様の「日本一になりなさい」の言葉に奮起し、大学の理事長には「10年で優勝争いします」と宣言されたのだとか。

陸上部の立て直しに役立ったのは、10年間のサラリーマン生活の経験だったそうです。

伝説の営業マンだったそうで、同期が中国電力の本社で活躍する中、配属されたのは支店の下の営業所。

一番下に回されたお陰で仕事を覚えることができたと語られています。

企画、広報、営業と何でもこなし、社内公募に手をあげ、出向して5人で始めた子会社を3年間で100人規模に育てたほど。

月々の目標をノートに記させ、選手同士で達成度合いを話し合う場を持たせるやり方だとか。

そして、選手のやる気を引き出すことに腐心し、専用グラウンドもない中で始めた頂点への挑戦は11年目で結実・・・。

奥様とともに選手と同じ寮に住み込んでの今回の優勝。

 

シューイチの番組内で、選手の1人が言っていた次の言葉が印象的でした。

「自分は勇気と元氣を与えるために優勝していない青学に入学して優勝したい・・・」

原監督の選手への姿勢がその言葉を引き出したようです。

 

本当にすごいですね。

本当に優勝、おめでとうございます・・・

 

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