先日、日経流通新聞に掲載されていた記事です。
どんなに売上を伸ばしても利益が出ないという生花店の話です。
・・・・・ビジネスモデルそのものに問題があるのではないかと思い、あらためて決算書を見直すことにした。
社長は花の仕入れ価格が常に変動することが、利益管理を複雑にしていることに気がついた。
この問題を解決するために価格が変動する生花市場で花を仕入れることをやめ、花の生産者から直接仕入れて在庫を減らすビジネスモデルに転換。
仕入値が多少高くなっても、売上と利益を管理したい経営スタイルのほうが、生花店には適していると判断した。
この結果、利益率は好転。付加価値を高めて販売する戦略で客単価も上昇し、毎年2割ペースで利益が向上しているという。
利益が出ない理由は売上げが伸びないことではなく、在庫や無駄な管理費が原因になっているケースが多い。
しかし、問題を解明するためには、決算書の数字をしっかり把握する必要がある。
会社の数字と真正面から向き合うことで、利益の出るビジネスモデルに事業転換することができた今回の事例は、数字が苦手な経営者にとって、考えをあらためさせられるきっかけになったのではないだろうか・・・・・
決算書書から美辞年モデルを転換した事例です。
自社の決算書の重要性を再認識し、しっかりと分析したいものですね。
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