今週、中小企業における事業承継について話させていただく機会をいただきました。
主催は、事業後継者の団体で、その後継者の方々が対象です。
どうしても事業承継というと、「株式の引き継ぎ」とか「M&A」といった方法論や手段に意識がいきがちですが、最も大事なことは、誰になにを引き継ぐのか。
すなわち、後継者を誰にするのか、現在の経営者である社長が明確にすることが最も大事なことではないでしょうか。
とかく、後継者がいないといわれますが、後継者がいないのではなく、その継ぐべき会社が魅力ない等ため、その社長のご子息が他の会社等に勤めてしまうというケースが多いように感じます。
自社を魅力ある会社にすることが事業承継のもっとも大事なことではないでしょうか。
中小企業経営の後継者として考えられるのは、
① 現経営者の親族(息子・娘・いとこ など)
② ①以外の幹部社員
③ 他社の経営者
の3つが考えられますが、そのうち、③は、いわゆるM&A(他社による買収)による承継で、①や②の中で後継者にふさわしい人が見つからなかった場合の次の手段として考えるのが一般的のようです。
事業承継でもっとも多いのは①のパターンですが、スムーズにいく場合ばかりではありません。
“大塚家具”の後継者争いは記憶に新しいところですね。
できれば10年スパンでの理念の承継を含めて事業承継計画を策定しての準備を進めることが大事のようです。
後継者として引き継ぐ側のスタンスとして留意点をお話しできればと思っております。
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