なぜ、感謝するとうまくいくのか”ツキを呼ぶ魔法の言葉”

五日市剛さんの講演の要旨です。

 

“幸せになる秘訣は「おこらないこと」”

私は大学院に在学中、怒りっぽい性格が原因で人間関係にひどく苦しんだ時期がありました。
その頃思い切ってイスラエルを一人旅したのですが、ある町港で宿を提供してくれた老婆にこんなことを言われました。
「あなた、幸せになりたい?」彼女が教えてくれた幸せになる秘訣とは、「怒らないこと」。
「でもムカッときたり、どうしても目の前の人に苦言を呈さなければならないときは、まず自分に、『ありがとう』というのよ」と。
確かにそうつぶやくと、それ以上嫌な気持ちにはならないから不思議です。「逆に嬉しいことや楽しいことがあったら『感謝します』と言ったらいいわ」。
どちらも相手に言うと普通の感謝の言葉ですが、自分につぶやくと「魔法の言葉」なにる、というのです。
私は、すぐにマジックで手の甲に、『ありがとう』『感謝します』と書いて実践しました。
日本に戻ると、そう書いた紙を部屋の壁や車の中などにベタベタ貼り、意識して唱えまくりました。
すると、徐々にどんなことにも感謝の言葉が出てくるようになり、キツイ言葉は口にしなくなりました。
魔法の言葉とともに小さな成功体験がどんどん増え、それは小さな確信を生み、それが次第に大きな確信へと変わって行きました。
すると、いつの間にか怒りっぽかった自分はもういなくなっていました。

“感謝と努力を合体させよう”

「感謝」と「努力」をそれぞれ育て、その2つをうまく合体させることで強力な運が育ちます。
運は人からもらうものではなく自分で育てるものです。
アスリートの方々には、「運動神経や反射神経は抜群だと思いますが、ぜひ『感謝神経』も磨いてください」とお伝えしています。
それによって緊張をコントロールできるようになり、集中力が高まります。
緊張はゼロではダメで、ありすぎてもいけない。
適度な緊張の状態のときに、ベストなパフォーマンスを発揮します。
緊張はそのまま「我欲」に置き換えられると瀬戸内寂聴さんに教わりました。つまり、人間であるからには欲がないなんてありえない。
でもありすぎると厄介な執着を次々と生んでしまい、苦しくなってしまう。
だから適度な欲の状態こそ自分からベストなものを引き出しやすくなり、努力が最も実りやすくなるというもの。
過剰な我欲を減らすには感謝が一番。
その感謝の想いを深めるには、感謝の言葉を心を込めて人にも自分にもタイムリーに発すればよい。
このように、何でも感謝して生きていくことこそ、最も簡単で即効性がある、最高の実践哲学であると思っています。

 

本日届いた月刊TKC12月号より。

10月4日、リッツ・カールトン大阪で行われた、「TKC近畿大阪会秋期大学」での特別講演の内容です。

怒らないこと・感謝すること、そして努力すること・・・。

すると強力の運が育つということですね!!

 

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