先日、発注した今話題となっている小宮一慶著“ビジネスマンのための「発見力」養成講座”という本が届き、早速読んでみたところです。
まず、セブンイレブンの看板について。
セブンイレブンのロゴが、「7−ELEVEn」となっていて最後がnで、小文字になっているのを気づいている人は?という投げかけら書かれています。
セブン−イレブンのロゴなんて、ほとんどの人が終始見ているはずですが、気づいていない人がほとんどとのこと。
それはなぜか。理由として著者曰く。
・・・人は何万回見ても、見えないものは見えない。
発見力も発想力も、基本は同じ。
他の人には見えていないものを見る力です。
より正確に言うと、“見える力”です。
その「見える力」がなければ、発見しようにも、発想しようにも、そもそも、ものは目に入りません。
見えていても見えない。
ものが見えるようになるということが、発見力を身につけるということなのです・・・
著者がいいたいことは、「何事も、何万回見ても、見えない人には見えない」ということ。
セブン−イレブンのロゴの看板も関心を持てば見えるわけで、「この本にそう書いてあるけれど本当かな?よし見てやろう」と、“仮説”を持ったからこそだと・・・。
著者の結論です。
「関心を持てば、ものは見えます。
仮説を立てれば、ものは完全に見えます。」
この本は、この結論をスタートに、
第1章では、いかに我々が見えているようでみえていないかについて、著者の経験からの事例が、
第2章では、ものが見えるようになる条件が関心と仮説であることと、その仮説の立て方を、
第3章では、こうすればものが見えるという事例を、主にビジネスの分野での紹介、
第4章では、「見える力」、すなわち発見力を養成するための具体的方法が紹介されています。
何事も見えたり、気づいたりすると世界が広がったような気になりうれしいものです。
そこから様々な発想も浮かんでくるというものですね。
著者がいう「見える力」をどんどん高めたいものです。
この書籍は、150ページほどのもので1時間もあれば読み終えてしまうボリュームですので、ぜひ一度ご覧いただければと思います。
この書籍は、主に仕事を深めるために、プロフェッショナルとしての「発見力」、「発想力」と同義語のものとして「ものが見える力」について書かれていますが、実はそれ以上に、人の喜びや悲しみがわかる、見えるということが、人として、非常に大切なことであることを著者は伝えています。
何事も、「関心」→「疑問」→「仮説」→「検証」の順で実行したいと思った次第です。
ところで、この本の第3章の「例えばこんなふうにみえてくる!」という項目の中に、事例が書かれていますがそのいくつかを紹介します。
事例①
「社員が社内でひとりでも、“お客”と言ったら、ダメな会社です。いい会社は、社長からアルバイトまで、社内でも、会議やマニュアルでも、“お客様”と呼びます。」
事例②
「お客さまからの電話に対して、担当者が“会議中です”と言って出ない会社はだめな会社です。会社の売上げは、社内の会議からではなく、お客様から生まれるものですから。」
上記はお客様よりも社内を大事にしていることの表れと紹介しています。
いろいろ気づかされた本でありました・・・。

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