昨日夜(4日)は、当事務所主催による第2回目の後継者塾!
人間は必ず年をとりいつかは会社の経営もできない日がきてしまうもの。
まさに、いつかは必ず訪れるのが事業承継の問題であり、多くの中小企業が悩んでいることの一つです。
中小企業庁の調査によると、事業を後継者に承継させるにあたって何らかの障害ありと答えた企業がなんと4割強となっていることからも明らかであります。
それは、経営者の年齢の高齢化。
帝国データバンクのデータによると、
2009年の社長平均年齢は59歳だそうで、この平均年齢は29年連続で上昇しているとか。
会社の規模別では、
資本金10億円以上の会社社長の平均年齢は、63歳
資本金1000万円未満の会社社長の平均年齢は、58歳
とのこと。
後継者問題に加え、後継者候補がいる場合でも円滑な承継に失敗する場合があります。
親の目の黒いうちは円満だった親族関係が、その死去とともに、利害の対立が起り、親族内絶縁といったような例は一般家庭でも起こっております。
全国で家庭裁判所に持ち込まれた遺産分割調停件数は次の通り(最高裁・司法統計年報)。
平成元年   7047件 
平成16年 10083件  
 
日頃から、親族関係を円滑にしておくことが重要だと言うことは言うまでもないことですが・・・
現在開講中の当後継者塾は、幸いに事業を承継する方または承継予定の方々に参加していただいいておりますので、後継者難という問題は解決済みの企業の方ばかります。
昨日の第2回目の講座の内容は、「後継者の心構え」「社長の仕事」について。
参加者15人が3つのグループに分かれ、講義終了ごとにグループ内ディスカッションを実施。
後継者の心構え10箇条のまず第1条は、「父母の恩に感謝する」。
他人(社員・取引先)への感謝もさることながら、この世で最も大恩ある人(父母)に感謝を。
父母の存在なくしてこの世に生を受けることはなかった、という事実を重くみることが大事。
最後の第10条は、「社員とその家族の生活を守る」。
とかくお客様第一という会社が多いようですが、お客様を感動させるような商品を創ったり、サービスを提供したりしなければならないの当の社員が、自分の所属する会社に対する不平や不満・不信の気持ちを持ち続けているようでは、ニコニコ顔でのサービスを提供することなどできないというのがその理由。
一番大切なものは社員の幸せ、社員とそれを支える家族の幸せを追求し実現することが、企業の最大の使命・・・・等々。 
終了直後の参加者アンケートでは、
①一つのテーマについていろいろな方とディスカッションできてとても良かった。
②普段社長である父親と会話ができていないが、今後自分から歩み寄って話をし、父をたてていきたい。
③会社の情報をある程度オープンにすることによって社員のモチベーションを上げることとしたい。
等々の嬉しいコメントを頂きました。
次回のまでの宿題は、自社の社歴表を作ること。
自分の会社が今までどのようにし発展したのか、事業規模や商品・サービスがどのように変遷してきたのかなどについて、社長や社員から聞き取りをして完成させることであります。
社長とコミュニケーションとる絶好のチャンスであります!!!
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