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2007年07月24日

やることをやって「なるにまかせる」・・・

何気なくテレビをつけると“プロフェッショナル 仕事の流儀”が始まるところ・・・。

最後まで見入ってしまった次第。

今夜は、稲作や野菜を作っている「古野隆雄」さん。

米作りをしている古野さんは農薬は一切使わなく、雑草をほうっておくとのこと。無理はしない、できる範囲のことだけをして、作物は育つ分だけ取れればいいという考えで農業を経営。

「なるにまかせる」という考え方の持ち主のようです。

古野さんはその農薬を一切使わないかわりに、アイガモ農法を実施。水田に放ったアイガモが、雑草をほぼ食べつくすだけでなく、アイガモのふんは肥料となり、稲の養分となるという、なんと一席二丁の考え方。そのアイガモも卵からふ化させて育てるてっていぶりであります。

その傍ら60種類以上の作物もをつくっているところをテレビは紹介しています。これだけの種類をつくっていれば不作の作物があっても、かたや豊作の作物もあるだろうという考え方からのようです。

そんな考えの中で“アイガモ農法”が世界各国から高い評価を得ているのだそうです。

「いいことがあると何かが悪いというんじゃなくて、悪くてもいいというふうに、考える。」というのが古田さんの考えの根底にあるとか。

今年は、更にアイガモ農法を進化させ「乾田直まき(かんでんじかまき)」にトライ。稲の苗を水田に植えるのではなく、乾いた土地に直接稲の種をまく。稲が大きくなったところで水を入れ、アイガモを放つ。この農法が確立すれば、苗作り、しろかき、田植えなどの重労働がなくなり、担い手不足、高齢化が進む農業の福音となると古野は考えてのトライとのこと。

失敗の数だけ人生は楽しい。成功はそんなに簡単にはあり得ない。成功はないと思ってやる。1000やって2か3しか成功しないと思ってやっているような話をされていた。   
失敗してもいいと考える(当然?)ことによって、いろいろな成果を見いだしているようです。

やることをやって「なるにまかせる」という生き方をぜひ学びたいと思った次第であります。

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