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2007年12月05日

数字こそがすべて・・・

先日、新聞で書籍の広告をみて、これだと思い早速ネットで注文、昨日届いたところです。

その本の名は、「社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ」
あの、小山昇さんの著書であります。

その一部(第1章・社長の人格は「数字」で決まる!)を紹介します。

・・・銀行は私を高く評価して、無担保でお金を貸してくれます。

それはいったいどうしてか。

銀行が私に積極的にお金を貸してくれるのは、私が「数字」という言葉を使って話すからです。

銀行は、社長がどんな立派な経営理念や人生哲学を持っていようが、いまの業績が悪ければ評価してくれません。

銀行にとっては、数字こそが社長の人格です。

社長の評価は決算書と経営計画書で決まります。

決算書は、社長の通信簿です。

学校では、テストの点数により通信簿をつけます。

社会人は給与や賞与が通信簿になる。

社長の通信簿は何か。

それは決算書です。

これまでの勉強がテストの点数に集約されるように、社長がどんな経営をしてきたのかは、全て決算書上の数字に集約されます。

一方、これからの経営戦略を数字で表現するのが経営計画書です。

事業をどう展開するのか、いくら儲けるのか。

ビジョンをわかりやすい言葉で表現し、立派な会社を作るための道具として活用します。

銀行が知りたいのは、この2つの数字だけです。

いくら人格者でも、実際に会社を経営する資格はない・・・

・・・現在我が社の会議は、最初に数字を報告させて、私を含めて各自が経営計画資料に書き込んでいきます。

説明一切なし。

とにかく数字です。

事実を確認した上で、次にお客様から何を言われたかなどの情報を共有します。

自分の意見は一番最後です。

会議の時間は1時間から2時間30分ですが、途中、私が発言することはありません。

全員の報告が終わり、「○○は人員増強」「△△は次回までに対策を」「××は止めなさい」と決定を下すだけです・・・


小山さんの会社の会議は以前この逆をやっていたそうです。

社長がもっともらしい話をして、社員が自分の意見を得意げに述べ、数字が全くないまま会議が進んでいく。

それで会議をしたつもりになっていたので、数字の裏付けのないあやふやな言葉の積み重ね、すなわち「会議」ではなく、「怪議」であって時間の無駄遣いだったとのこと。

数字というものさしをつかうことによって、価値観の共有化ができるというものですね。

見習わなければ・・・。

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