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2008年11月14日

言葉は、普段から心で思っていることが表れるもの・・・

次は、今朝の日本経済新聞1面のコラム欄「春秋」欄です。

・・・謝らないといけないようなこと言った? そんな風情だったのに、2日後の昨日「深く反省します」に一転した。目前に広がる抗議に思わず後ずさりの格好。「関東の大地震は関西にはチャンス。チャンスを生かす準備を」は「取り消させていただく」という。

言葉尻をとらえるみたいで嫌だが、世の中には言っていいことと悪いことがある。国民の安全を守るのが役割の政治家ましてや震災の悲惨さを全国に伝えるべき兵庫県知事ではないか。東京一極集中の危うさを突くのが本意だと了解しても、あの一言は「それを言っちゃあおしまいだよ」。

今週初め、実は、もっと不快な発言があった。中国製の菓子や総菜に有害なメラミンが混じり込んだのが分かり、輸入販売元の丸大食品が商品を回収した事故が9月下旬に起きている。その時、事情を説明するのに社長が出てこなかった訳を当人が決算会見の場で明かした。いわく「特別にどうってことはない」。

「といえば怒られるかもしれない」と続けたから、後ろめたさは感じていたようだ。それでも本音が「(我が社には)被害者の一面もある」「健康被害がないと想定できた」あたりにあるのは隠せない。「どうってことはない」は言葉尻ではなく経営姿勢の表れなのだろう。政治家も経営者も言葉を大事にしたい・・・


まさに同感であります。

兵庫県知事が前日の主張をひるがえし、一転、お詫びの会見をしたわけであります(それもぺーパーを読み上げる形で)が、その直後の記者の「辞職の考えはありませんか」という質問に対して、しばらく無言の後、質問の意味がわからないので答えようがないというような返事。

まったく反省していないようです。

事の重大さを認識できない方なのでしょうか・・・。

また、丸大食品社長の「どうってことない」という発言を聞き、丸大食品の製品を買うのは避けようと思ったところです。

“言葉は、普段から心で思っていることが表れる”もの。

常日頃から正しい考えを持ちたいものであります・・・。

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