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2009年01月06日

「仕方ない」は敗者の言葉・・・

次は、昨年、ある研修会に参加時に頂いたレジメに記載されていた言葉です。

愛知のある税理士の方が書かれた文章です。


「仕方ない」という言葉はよく口にしがちな言葉です。

 最近、『仕方ない」という言葉が妙に気になっている。

「仕方がない」、「しょうがない」、「やむを得ない」、いずれも同義語であり、決して容認できる状態ではないけれど、これ以上の手段や方法がないから諦めるしかない、観念したということである。

 私たちは、この「仕方ない」という一言で、不用意に物事を片付けてしまうことがあるが、この場合の「仕方ない」という言葉は明らかに"敗者の言葉"である。

 私が、「仕方ない」という言葉が妙に気になったのは、以前に経営人間学で学んだ次のような“敗者の言い分”を思い出したからだ。

(1)敗者は、最初から不可能だと言い訳と逃げ道を考える
(2)敗者は、他人を信用しない
(3)敗者は、常に困難な仕事から逃げる
(4)敗者は、後へ後へと判断、決断を遅らせる
(5)敗者は、自分の長所で攻撃せず、短所で攻撃する
(6)敗者は、自分が間違っていると気付いても改めない
(7)敗者は、真の敵が己の心の内にあることを知らない
(8)敗者は、努力に逃げ込み、成果に厳しくない

 つまり、万策尽きたというよりは、「仕方ない」が先にありきが、敗者がつかう「仕方ない」の意味合いであると考える。

 だから、敗者がつかう「仕方ない」には、どこか投げやりなところがある。いやな現実から目をそらし、真の原因をつきとめようとはしない。 原因はつねに自分の外にあり、どうしようもないと思い込んでいる。

 逆に、「仕方ない」という言葉を極力つかわないでいいように、戦う前に万全の準備を整えているのが勝者である。しかも、勝者のつかう「仕方ない」という言葉は、必ず「それがだめなら、他の方を考えよう」という意味合いを含んでいることを忘れてはならない。

“敗者の言葉”としての「仕方ない」は、“敗者の言い分”とあまりにも符合していないだろうか。

しかし、私たちは、「万策尽きた、仕方ない」と思ったとき、まさ「自分の殻を打ち破るチャンスが到来した」と考えるべきではないだろうか。

「仕方ない」を“敗者の言葉"としてではなく、転じて“勝者の言葉"としたい。

       
書類を整理していて見つけた文章です。

勝者になるためには、敗者の言葉を言う前に、チャンス到来とプラスに置き換え行動したいものですね。


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