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2009年03月12日

伝わるまで説明・・・

次は、本日午前中に担当スタッフと訪問させていただいたお客様企業での社長の言葉です。

「おかげさまで新しい企画部門の売上が順調に増えています。私がお客様に対して商品の魅力が伝わるまでとことん話をさせてもらっているので。」

面白いように、売上が上がっているという話であります。

その秘訣は、相手の立場に立ってその商品を目先だけではなく、3年後5年後のことを考えてとことん説明されているが決め手になっているようであります。

素晴らしいことであります。

ちょうど、今朝の日経産業新聞に同じような記事が書かれていましたよ、と紹介したところであります。

その記事のタイトルは、『人 活かす人 “伝わるまで説明”信頼生む』で、イー・モバイルの事例が紹介されています。


・・・最近、若手販売員と一緒に販売店を訪ねたときのこと。若手社員が販促用のポスターを店舗のスタッフに「これ張っておいて」と手渡したのが逆鱗に触れた。若手社員の「首根っこを捕まえて店舗の外に連れ出して狂ったように怒った」と振り返る。許せなかったのは若手社員と店舗スタッフの間に信頼関係がないと感じたから。実際、店舗スタッフには販促のコンセプトも伝わっていなかった。本来なら若手社員は自ら率先してポスターをはり、イー・モバイルが考える販促策を丁寧に説明すべきだったというわけだ。怒りは現場だけではおさまらず、本社に連れ帰っての説教は3時間に及んだ。若手が涙をみせる場面もあったが中地(上司)は「ようやく伝わった」と感じたという。もちろん、しかり方にはルールを設けている。数字だけをみて怒ることはしない。公平性を重視する。評価の軸をぶらさず「相手が誰であっても同じ基準で指導するように心がける。」・・・


両者の事例は違いますが、要は、「伝わるまで説明する」ことが信頼関係を生むととうことなのではないでしょうか。

結果、相手の心に通じてその人を動かし販売などにつながる・・・。

依然「メラビアンの法則」を書かせていただきましたが、それを思い出したところです。

メラビアンの法則とは、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかのインパクトに3つの法則があるというもの。

言語情報では7%
聴覚情報では38%
視覚情報では55%の伝達力というもの。

言葉ではたったの7%であります。

いかに人に伝えることがむずかしいかというものですね。


話は変わります。

今夜、学校関係の会議があり、その席上、いろいろな意見をその会の主催者に発言させていただいたところですが、その後の懇親会の席上そのことに関してさらに話させていただいた際に、いかに趣旨が伝わっていなかったかを痛感。

伝える事の難しさを改めて考えさせられたところであります。

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