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2009年06月04日

新たにかけた経費以上の利益を上げる・・・

今月1日、仏宝飾ブランド「モーブッサン」銀座本店で先着5000人に0・1カラットのダイヤモンド裸石1個(5000円相当)を無料プレゼントするキャンペーンを行い話題となったわけですが、テレビ等などマスコミに大きく取り上げられたせいか、なんと銀座−新橋間を往復する約2キロの大行列ができる盛況とか。

配布方法や列の「横入り」などを巡って、現場は怒号も飛び交う混乱状態になったところもあったとのこと。

その行列の中には、関西など、ダイヤの値段である5000円以上もかけてわざわざ来られた人もいたようであります。

報知新聞の記事によると、今回のイベントの費用は「3000万円(ダイヤ代2500万円+警備費等)で、利益を1億円見込んでいたとか。

なんと午後8時まで11時間をかけ、初日分の330人にダイヤが提供されたそうでありますが、その330人のうち、約15%の人が裸石を指輪(5万円)、ペンダント(7万円)などに加工して購入したそうであります。

その仕組みは、ダイヤの配布方法を1時間に30人ずつに限定したやり方。

おそらく、時間限定をして配布時にダイヤ加工等についての提案セールスを行ったのではないでしょうか。

当然、売り上げをあげるための戦術として企画されたのは当然のことでしょうが・・・。

おそらく、この会社の社長は、してやったりと思っているのではないでしょうか。

仮に5000人のうちの15%が70000円のペンダント加工を下とすると5250万円の売り上げとなる計算。

その他に、関連商品が売れれば更にプラス。

マスコミが大々的に宣伝したので広告費はただで、今後の売り上げが期待される訳ですし・・・。

予定以上の成果があったようです。

それにしても、15%の人たちが何らかの加工を希望されたのは意外に多かったのでは・・・。

消費者ニーズはまだまだあるということなのでしょうか。

皆さんはどう思われますか。


経費を節約することだけに目がいきがちですが、かけるものはかけ、それ以上の利益を上げれば業績も上がるというものです。

この話を先日、市内の商店街に店舗を構えるある社長さんにさせていただいたところ、「うちも昔やったことがあるますよ。附属の品物を無償でプレゼントし、本体を買っていただくという形で・・・」と。

「ただ、これは1回しかつかえないけれどね・・・」とも。

いずれにしても、不況不況といっても、1円も利益は上がりません。

上がるどころか、社員の士気がさがって更に業績が悪化するというものです。

プラス発想で業績アップといきたいものですね・・・。


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