昨日、新潟の朱鷺メッセにて、TKC関信会にいがた秋期大学に参加させていただきました。基調講演、分科会、懇親会と、内容盛りだくさんの一日を過ごさせていただきました。
 分科会は3つに分かれていたのですが、私は法政大学大学院の坂本光司先生の、「求められる中小企業の経営革新」という所に参加させていただきました。
 実は、今回の秋期大学の案内をいただく前に、本屋さんで「日本でいちばん大切にしたい会社」というタイトルの著書を見つけて読んでおりましたので、今回来県される事を知って、とても心待ちにしてた次第です。
 本を読んで感じた、私の勝手な印象とは裏腹に、とても力強く、正論で、硬派な先生だと感じました。中小企業の社長さんをはじめとする現場の皆さんと同じスタンスで、一緒に汗と涙を流してこられた生き様が、話される言葉の端々からにじみでていた気がします。
 先生曰く、「経営学」とは「5人に対する使命と責任を果たすための行動」である。その5人とは、次にあげた、自分の会社に関わっている方々を言い、この人を幸せにすることが使命であり、責任である。そして重要なのは、決してこの順番を間違ってはいけない!と言うことです。
 ① 社員とその家族
 ② 下請企業 (=下請企業の社員と家族)
 ③ 顧客
 ④ 地域住民
 ⑤ 株主
 実際に、この五つを大事にしているという企業は多いと思いますが、果たして、この順番通りの考え方でやってるよ!という社長さんはどれくらいいらっしゃるのか・・・なんとも深く考えさせられたテーマでありました。
 自分自身の使命と責任は何なのか、立場こそ違え、しっかりと再確認する機会を与えていただいた気がします。
                                    西丸 保幸
 追記  お世話になっている、なかなか会えない皆さんの笑顔に久々に再会することが出来、とてもうれしかったです。相変わらず、おバカで成長のない私ですが、懲りずにお付き合い下さいませ(笑)

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